甘梨 蜜 2013-03-04 19:47:33 |
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慧は、?(意外にもす、と相手が立ち上がり部屋を出ようとする行動に少し戸惑い上記を告げて相手を見上げ服の裾をきゅ、と握れば部屋を出ていくのを妨げ)
お前が出るまで待ってる。…なんなら一緒に入るか?
(裾を握られる感覚に足を止め振り返れば何となく不安そうにも見える表情が。別に何処にも行かないと安心させるように頭にそっと手を置くと、身を低くし顔を覗き込んでニヤリと口角を上げ)
っ、変態。(相手の言葉に耳まで赤く染まればぽん、と相手を押し離し寝室を出て「入りたいなら入って来てもいい...、かも。」とぶつぶつと呟いて足早に浴室に向かって)
変態ですから。
(否定もせずにクスリと笑むと寝室を出ていく相手の背を見送り。相手の独り言が耳に届いたのか否か、己の前髪をくしゃりとかき上げながら「…一緒にはマズいんだよ、俺が」と自嘲めいた笑みと共に呟いて)
馬鹿慧..、(小さく呟けば脱衣所着いて肌寒いのが苦手な故に手早く服を脱いでがら、と浴室の扉開け。「あったかい、」と一度浴びれば頬緩め次第に鼻歌洩らし)
…暢気なもんだぜ。
(リビングに戻る途中浴室から聞こえてくる鼻歌。万が一己が入ってきたら、という警戒心はないのかと思うとふっと複雑な笑みが浮かび。リビングに戻りソファに身を沈ませればテレビのリモコンを適当に操作し)
あ、石鹸ないじゃん。(浴槽に浸かっているもそろそろ熱くなってきたのか身を乗り出すと石鹸が無いことに気が付き少し上せふらつきながらも浴槽から出ると扉少しだけ開けて「慧ー、」と相手の名を何度も叫んで)
…聞こえてるっつの。
(ぼんやりとテレビを眺めていれば浴室の方から何度も己を呼ぶ声が。はいはい…と気だるげに立ち上がり浴室の方に向かって。扉から少しだけ顔を覗かせている相手を極力見ないように努めながら「何だよ」と用件を訊ね)
あ、慧。石鹸、(ひょこ、と顔を覗かせれば相手を捉えつい頬緩み用件を伝えると「あー、開けると寒い。」と相手から受け取る前に扉閉めて再び湯船に浸かり)
その辺探せばあんだろ。一々呼ぶなっつの…
(脱衣室に備えられた洗面台に替えがあった筈だと伝えるも相手は既に浴室へと引っ込んでしまい。ぶつくさと文句を言いながらも石鹸を取り出すと「開けるぞ」と、少しの隙間から手を出して石鹸を床に滑らせるようにして投げ入れ)
ん、ありがと(ぶつぶつ文句を言う相手に小さく肩を竦めていると扉が開きそちらを見つめれば石鹸受け取り「ありがと。」と呟くと浴槽から出て身体洗い始め)
――…、…ごゆっくり。
(何か声をかけようとしたのか口を開くも、浴槽から出る相手の影が扉にうっすらと映ったのを視界に捉えてしまえば一言残してリビングへと退散していき)
そろそろ、(ちら、と振り返り相手がリビングに行ったのを確認すれば扉開けて浴室から出て「あっつー。」と呟けば相手のスウェットを借りて着ると髪も乾かさずバスタオルを頭にのせたままリビングに向かって「お待たせ。」と相手に近寄り)
またお前は…、ドライヤーあんだろ。
(声がして振り向けば、風邪を引くから、と何度か言って聞かせたにも関わらずタオルを乗せたままの姿が。短く溜め息つきながらソファから立ち上がり近付けば、相手の髪を包んでいるバスタオルを少々乱暴に引ったくり「座れ」とソファに座らせようとして)
あついもん、(少し拗ねた様に呟けば顔を伏せて「ん、」と頷いては相手の言う通りにソファに腰掛ければ相手を確認するように振り向き見つめて)
あついもん、じゃねえ。風邪でも引かれっとまた面倒なんだよ。
(問答無用と言いたげに突っ返せばわしゃわしゃと髪の水分を取り始め。此方を見つめてくる相手を一瞥しては「…何だよ」と返し、作業がやりにくいのか強制的にぐい、と前を向かせ)
なんで面倒なのさー。(特に迷惑掛けてないとでも言うような言い方で告げ。ぐい、と前向けさせられれば大人しくそのまま相手に任せて「慧って、世話焼きだよね。」とくすくす笑って)
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