休憩処　/　無登録　

>店主


　大食いかは分からないけど、食べるのは好きって感じかな。…──だ、だって、食べたいものが多くて…、（　机上から目を離さず告げ、一口掬い口へ運んで堪能　／　飲み下し呟き拾うと、目線逸らしつつ恥ずかしそうな仕草　）



>美社


　おやこれは…今晩はレディ、初めまして。（　カウンターに座ったまま上半身を少し向け手揺らし　／　柔い笑み浮かべて　）……それは？ （　彼女の傍らにある鉢植えにすいと視線動かし　／　興味深げに近寄って　）

＞美社
…ふ、今日の美社さんはとことん珍しいな。(　しおらしい態度に思わず笑み溢し　) 責任持ってちゃんと水やりしに来るならいいよ。置いていって。

＞雅
…美味しい？ (　幸せそうな様子に思わず笑みを湛えて　) …はは、これはここのメニューも薦め甲斐があるな。(　からからと笑うと、「好きなもの全部言ってみ」とメモ準備して　)

>雅さん

今晩は、お兄さん。初めまして。美社って言います、宜しくね。（　真似るように緩い笑みと共に挨拶返せば軽い自己紹介　）･･･お花屋さんで売れ残ってた子でね。気になって手に取ってしまったの。此処に置いてもらおうと思って。（　相手の方に意識向けながらも白いポインセチアの鉢を静かに窓辺に置いて　/　少々気恥しそうにはにかみ　）


>店主さん

･･･どうしてそんな意地悪するのよ。もう。（　安心したように頬緩ませ　）ええ、勿論。ついでに珈琲も飲みに来るわ。（　気恥しさ誤魔化すようにいつもの様子で冗談混ぜて　）

＞美社
定期的に意地悪しないと死んじゃう病気なんだよ。俺だって本当はしたくなかったんだけど。(　仕方ない雰囲気を醸し出しつつ　) コーヒーの方がついでですか、そうですか。(　いじけたようにじとりと目細め　)

>店主さん

私以外の誰かで解消して欲しいわね、それは。私に意地悪したって良いことないわよ、精々倍返しくらい。（　貼り付けたようににっこり　）ふふ、私ね、酸味のない苦味強めの珈琲が好きなの。そういうの仕入れていてくれたら、ついでじゃなくなるかも。（　口元に曲げた指添え小さく笑えば促すように軽く首傾け　）

＞美社
じゃあ誰か良さげな人材ここに寄越して。意地悪され要員。(　薄らとした笑みを浮かべると、不憫な肩書の人材を要求して　) …どんどん美社さん好みに染められてくな、この店。(　ちらりと今しがた置かれたばかりのポインセチアに目を遣り　/　そう言いつつも満更でもない様子で　)

>店主さん

さっき可愛らしい顔の男の子居たじゃない、あの子は？（　穏やか笑顔で躊躇いもなく1度会ったきりの人質差し出して　）そりゃあね、一番乗り様ですから。近い内に常連様に格上げされるから、ご機嫌取っといて損はないわよ。（　ふふん、と態とらしく自慢げに笑ってみせ　）

＞美社
あんな良い人に意地悪なんか出来るわけないだろ。何言ってんの。(　すんと真顔になって　) …美社さんって何で喜ぶの。(　じっと彼女の顔に目留めれば、純粋な興味で　)

>店主さん

ん？聞き捨てならない言い草ね。こんなに良い人に意地悪しておいて。（　胸に片手添え胸張って主張して　）･･･答えを絞るのは難しい質問だけど、それを悩んで私のこと考えてくれたりしたら喜ぶわね。人に時間を使って貰えるのは幸せなことよ。（　宙仰ぎ悩みながら答え紡ぎ出して　）

>店主


　ん、…ふふ、すごく美味しい。ありがとう、ご馳走様でした。（　咀嚼終えると頬崩して述べ　／　律儀に手合わせてから食べ終えた皿とスプーン揃え差し出し　）好きなものかあ…うーん、難しい。あ、今食べたいものならすぐ言えるよ。胡椒の効いた炒飯、ふわふわオムレツ、白身魚の天ぷら、ガトーショコラ、豆大福──…とかかな。（　数秒悩む素振り見せるもツラツラと言葉溢れ、途中で単語切り強引に締めて　）



>美社


　うん、思った通りだ。名前も素敵だねえ美社さん。…あ、僕は雅って書いてマサって言うんだ。こちらこそ宜しく、（　数回緩く手叩き満足そうな笑み　／　こちらも軽く名乗って　）わあ、もしかしてポインセチア？ クリスマスによく見るやつだよね、白色なんて初めて見たかも。（　置かれた鉢をまじまじと見詰め、見覚えがあると一人納得しては嬉しそうに　）

>雅さん

そんなに褒めても何も出ないわよ？雅さんだって素敵な名前なのに。和を感じる名前同士でお揃いね。（　目尻下げ穏やかな笑み浮かべれば嬉しそうな声色で　）そうなの、こんなに素敵なのにね。クリスマスはやっぱり緑と赤、ってイメージがあるから売れなかったみたい。私はこっちの方が好きよ。（　寂しそうな表情と声色滲ませればパッと切り替え薄く笑って　）

＞美社
はいはい、そういうのいいから。(　へらりと気の抜けた顔で冗談を窘めるように　) …それって、自己申告じゃないと分かんなくない？　言ったもん勝ちみたいな。(　答えを聞いて少し考えた後、いまいちピンと来ていない様子で　)


＞雅
いや、お客さんが持ってきてくれたものだから。ご馳走様はこっちの台詞。ご馳走様でした。…これなら毎回無言で居なくなってくれてもいいよ。(　皿とスプーンを重ねて机の端に寄せつつ　/　悪戯っぽく口の端上げると現金な台詞　) …これで〝大食いかは分からない〟？ (　すらすらと口から溢れ出るメニューの量に圧倒されると、先程の彼の言葉を聞き咎め　)

>店主さん

そんな適当に流すことある？おいこら、舎弟よ。（　眉寄せ乱雑な口調使ってみたり　）んー･･･例えばだけどほら、前言ったみたいに。苺のミルフィーユ作ってくれたり、好みの珈琲仕入れてくれたり。そういうことをした時間って、少なからず私のことが意識下にあるじゃない？そういうの。（　わかるかな、と言った様子で僅か首傾げ見詰め　）

＞美社
はは、体に叩き込まれる。(　ムッとした様子を見れば、戯れる子どものように更に愉しげに　) …家具置きたいって言ってた場所を念入りに掃除してたり？ (　ふ、と口許に薄い笑み浮かべると、前回より綺麗になっている部屋の一部に一瞬目遣り、その後目の前の相手と視線絡めて　)

>店主さん

おしりペンペンしますよ。全く。（　両腕組み怒った様子演出して　）･･････。ほんとに可愛いな、もう。そう、そういうの。いつか急な運び入れに驚かないで受け取ってね。（　相手の言葉に目を瞬かせた後部屋の片隅に目をやれば、少しの間の後に破顔させ呟けば相手に向き直り笑顔向けて　）

＞美社
そんなお母さんみたいな叩き込み方なんだ。(　けたけたと笑うと、とりあえずといった様子で「ごめんなさい」と謝って　) そのつもりではいるけど、気に入らなかったら受取拒否する。(　緩んだ表情につられるように優しい顔するも、家具の選別についてはシビアで　)

>店主さん

許します。優しいので、良い人なので。ね。（　表情緩めれば強調するように　）私が選んだのに気に入らないとかあるの？すっごい派手なロココ調のソファにするから任せて。（　にやりと口角上げながら思ってもいないことを　）

＞美社
はいはい…美社さんは優しい人。良い人。(　棒読みで復唱　) 相変わらず横暴なこと言う…、その時は店全体をロココ調に改装しますか。(　同じように悪戯顔すると悪ノリして便乗　)

>美社


　別にそんなつもり無いよ。本当のこと言ってるだけだし。…──あれ、ほんとだ。お揃いだなんて嬉しい、（　眉下げ口角上げてはふるふると弱く首振り　／　後半の台詞に瞳輝かせ頬緩めて　）ふふ、僕も好きだなあその花。…白は雪の色、即ち冬の色なんだし、クリスマスなんて1日くらい赤色にくれてやればいい。（　相手の口振りにくすくすと笑み漏らし　／　そう言えばと調子の良い言葉並べて　）



>店主


　盛り付けてくれたのはご主人だからね、僕も言わせて貰います。…えぇ、そんな──ああそうか、そうしたら君を独り占め出来るのか。いいかも知れない、（　ふるふると数回首振り、胸張って　／　意地悪な台詞に寂しそうな表情浮かべるも、直ぐに別の解釈すると頬杖付き瞳細めて見詰め　）え、だって "いま食べれるもの" じゃなく "いま食べたいもの" だろ？ （　もじもじと指先遊ばせると小さく弁明して　）