休憩処　/　無登録　

>店主さん

それも褒め言葉。それに、貴方も中々でしょ？（　言葉とは裏腹な表情に同じ血を感じ視線絡めにっこり　）もうー。オーナーにでもなって奥に引っ込んで、アルバイトでも雇ったらいいのに。これ、頂くわね。（　態とらしく渋々といった様子滲ませ立ち上がれば遠慮なく冷蔵庫の扉開き、中に切り分けられたガトーショコラを見付け脇に重なった皿に躊躇いなく乗せ　）

＞美社
まあ姐さんの舎弟なんで。性格の悪さじゃまだまだ姐さんの足元にも及ばないけど。(　にっこりと笑みを返せば、謙遜する風でいて貶すような言葉を　) それは嫌だ。お客さんに会えなくなるじゃん。…あ、それ俺も食べたい。(　躊躇いもせず勝手を言うと、彼女の取り出したものを見てぽつり　)

>店主さん

姐に向かって随分生意気な口を聞くようになったこと。歳上への敬意ってもんを体で叩き込んであげましょうか。（　机に両肘付け手を握り顎乗せれば大袈裟な内容の茶番を笑みと共に　）そこは私に会えなくなる、でしょ？はいはい。（　器用に片手に2皿持ってガトーショコラ盛ればもう片手は引き出しのフォーク2つ拾い上げ、それぞれの前へと置きながら相手の言葉の訂正促し　）

＞美社
それはもう極道じゃん。褒め言葉って言うから言ったのに。(　口の端を歪めて笑うと屁理屈で言い逃れ　) お客さん今のところ美社さんだけだよ。(　ガトーショコラに注目しながらフォーク取ると、訂正に代わって補足を　)

>店主さん

極道が静かな茶店開いてるのは粋で良いね。そういう設定で売ってく？（　気にしてないと言わんばかりに話題転がし　）それはー･･･嬉しいけれど、大丈夫？こんなに美味しいのにね。（　再び席に付きフォークで刺したガトーショコラを一口口に運べば満足そうに表情綻ばせ本心から褒めて　）

＞美社
そんな設定でやって本物の人達が乗り込んできたらどうしてくれんの。(　その様を想像すると、あっという間に悲観的な方向へと向かい　) 別にこれで食ってるわけじゃないから稼ぎの話なら大丈夫だけど──…、褒め言葉には飢えてるかな。もっと褒めて。(　フォークで一切れ掬って口に運ぶと、彼女の表情につられるように目許緩めて　)

>店主さん

取り敢えず私の名前は一切出さない方向でお願いね。（　悲観的な相手とは裏腹に愉しそうな笑み浮かべながら　）可愛らしいことも言えるのね。美味しいよ、凄く。珈琲もスイーツも。世に出ないのが勿体ないと思うけれど、独り占めもしたい。って複雑な乙女心抱く程にね。（　スイーツの甘みと珈琲の苦味を交互に堪能しつつ、遠回しな、それでいて確実な褒め言葉を投げて　）

＞美社
〝美社さん〟とは言わない。ちゃんと〝姐さん〟って言う。(　素直に承諾したかのように見せかけて、より関係性を連想させる呼び名を選び　) …へぇ、そんなにお気に召しましたか。じゃあ値段吊り上げても大丈夫かな、恋は盲目って言うし。(　純粋な賞賛の言葉に、邪な考えを繋げると口角もゆるりと吊り上げて　)

>店主さん

･･･大人しく閑古鳥鳴かせておきましょうか。（　結果を想像し眉寄せれば嘘の情報で客引きすることを断念し　）貴方の腕なら、お値段相応の物を出してくれるんでしょう？それはそれで楽しみね。（　その恋はあくまで相手の作り出す食への信頼に対してであり、忌憚なき意見と笑顔を向けて　）

＞美社
さすがの姐さんも本物の人達には敵わないか。(　彼女の出した結論に、満足げに口許緩め　) そりゃあもう、俺の貴重なやる気を使って作ってますから。高くつくよ。(　冗談めかして便乗　/　味ではなく希少価値を訴えて　)

>店主さん

引き際は弁えてます。どうせ閑古鳥なら私好みに改装しちゃおうかしら。勝手に好きなCD流してアロマ炊いて。（　真面目な顔でこくり頷けば店内を流し見しみじみ呟いて　）この時期だと何かしら、･･･苺はそろそろ？あ、苺のミルフィーユ食べたいわ。（　宙を仰ぎ旬の果物想像すればふと好物に思い当たり僅か輝かせた目を向けて　）

＞美社
横暴な客…。一緒に住む部屋じゃないんだから。(　完成図を思い浮かべているらしい横顔に軽い調子で突っ込みを入れ　) …練習しとくよ。(　期待のこもった瞳で見つめられれば、子どもを相手にする時のような柔らかな口調で　)

>店主さん

私は良いのよ？住み込んであげても。その場合は観葉植物とアンティークな小物が増えるけど。どう？（　一緒に住む、の言葉に体横向けたまま相手の方に顔向ければ揶揄い口調で口角上げて　）素直に嬉しい。じゃあ次来た時お願いするね。（　前向きな言葉に嬉しそうに目尻下げ頬緩め　）

＞美社
普通にセンス良さそうなのがなー…文句言いづらいわ。(　挙げられたインテリアと彼女の纏う雰囲気に、弱ったような表情浮かべ　) …次。(　ぽつりと繰り返し　)

>店主さん

じゃあ、外で見掛けて気に入ったけど家に置く場所ないって物は持ってくるね？楽しみにしてて。（　否定しない優しさに甘えつつ、自宅には合わないと諦めてきた物達に思い馳せ　）次、じゃ早過ぎる？用意出来たら教えてくれるのでも良いわよ。（　復唱された呟きに不思議そうに見遣り　）

＞美社
実質物置きじゃん、それ。まあ、美社さんの好みは気になるところではあるけど。(　脱力したように言うも、持ってくるなとは言わず　) …うん、そうしよ。上達するまで会えないのかと思った。(　彼女の言葉に、普段の様子からは想像のつかないような澄んだ目を向けると、ほっとしたように表情綻ばせ　)

>店主さん

まあまあ。居座ってあげるから感謝しなさいな。流石にソファとかは持ってこないから。･･･多分。（　適当に口にした物が視界に入る部屋の片隅に置かれるのを想像し言葉を濁して　）･･･随分、可愛いこと言ってくれるのね。またすぐ来るよ。会えない時間が愛育てるなんて、ただの言い訳だもの。（　目をぱちくりさせ相手見遣れば穏やかな微笑み浮かべ、先程の恋に絡めて言葉続け　）･･･そろそろお暇しようかしら。お会計、お願い出来る？

＞美社
あそこは俺が体育座りして拗ねるための場所なんで。(　視界を遮るように手のひらを彼女の目の前に翳すと、適当な理由付け　) 女心と秋の空は移ろいやすいって言うしね。他の店のスイーツに流れて行かれたら困る。(　ふ　) あー…動くの面倒だし、今日はいいよ。(　体は動かさないまま、ひらひらと手だけ振り　) じゃあ、また。

>店主さん

本格的な駄目人間じゃん。床に座るの汚いから、やっぱりソファは必要ね。（　呆れた様な眼差し向ければ勝手に納得し　）惚れ込んでるから、そんなに簡単に他に靡いたりしないよ。安心して。･･･はい、また。おやすみ。（　片手で器用に財布探り適当に2枚ほど札机に置けば相手の反応待つことなくひらりと片手上げ扉から退店して　）

だから動くの面倒だって… (　机の上に押された札を見つつ　) はー… (　盛大な溜め息を吐くと、のろのろと立ち上がってレジにお代を仕舞い　) …おやすみ。(　誰もいない店内でぽつりと呟くと、奥へと引っ込んで行って　)