異能世界でぼくらは生きるｰmetanoiaｰ2ndクール（文ストキャラ・いのぼくのキャラのなりきりストーリー）

奈緒「ジゼルさん…鈴華ちゃんが全く部屋から出てこなくって。話しかけても「ほっといて」としか言わなくて…」

ジゼル「なるほどなぁ…………まぁ確かに、いきなり半分は人間じゃないって言われ他挙句、自分だけ秘密にされてたって分かったら引き篭もりたくもなるわなぁ」
火澄「ジゼルちゃんもそういう経験おアリなの？」
ジゼル「この間あったばっかりですが。記憶にねぇことべらべら言われた挙句あのロンゴミ…クソ神格の子供だとかいきなり言われて首掻っ切りたい衝動に駆られましたが、何か問題でも？」
火澄「ご、ごめん」
ジゼル「…………まぁ、俺自身は家族間のトラブルだとか家族のことだとかは全く無縁の話だからよく分かんねぇけど…………本人次第なんじゃねぇかなぁ、知らねぇけど」

・・・・・・・・なんか、嫌な予感するわね・・・・・
（遠くから透視で鈴華の様子を見ている）by静葉
嫌な予感？アレか？ロンゴミニアドの散らばった因子の事スっか？by慧悟
それは無いけど・・・・・強いて言うなら、第三勢力よ。
手薄になった鈴華ちゃんに。あの魔の手が来るのかなー・・・ってね。by静葉
確かに・・・しかし、話は変わるっスけど沙月ちゃん達が十三階段を離反して、なおかつ蒼銀の騎士団を改名したらしいっスよ。新しい名前は『ヴァルホル』だとかなんとかby慧悟
ヴァルホル・・・・戦士の魂を慰める館・・・ね。by静葉

刹「……何も起こらないと、いいけど……(三つ首の赤い手のひらサイズの竜が頭の上にいる)」
黎明「そういうわけにもいかないんだろうなぁ……第三勢力がこっちの待ったに応じてくれるとは思えないし…………って、お嬢ちゃん頭のそれ、何？」
刹「知らなーい……」

・・・・・確か、ギルド・・・・でしたっけ？第三勢力ってby藤堂

黎明「うん、俺はそう聞いたよ……確か、ボスがフィッツジェラルド……とかなんとか」

刹「ふぃっつじぇらるど…………？」
ロベリア「あっ、いたいた……刹ー、なんかこいつがお前に会いたがってんだけど……」
刹「あ、ロベリアさん_________リン姉……？んぷ(リンに抱き締められる)」
リン「ぁぁぁぁ……!!!刹ちゃん!!!良かった……!!!!生きてて良かった……!!!!」
刹「リン姉……」

朱莉「…みんなのお姉ちゃんになるって決めたのに…私、全然力になれてないじゃん…こんな自分が情けないよ」
紅魔「それは朱莉さんだけじゃないよ。ここにいる全員、それを思ってる」
奈緒「この中で問題を1番抱えてるのって、鈴華ちゃんですからね…」

ジゼル「…………何者でもねぇ俺が何言ってんだって思うかもしれねーが……あんま、思い詰めすぎると身体に毒だぜ……？精神病んじまったらもっと壊れるもんも出てきちまうし…………あﾞ～～っ……上手く言えねーけど誰の責任とかねーと思うし、情けないとか、考えすぎても苦しくなるだけだろ(視線をそらしながら)」
火澄「あの元絶対悪ジゼルちゃんがなんかいい事言ってる」
ジゼル「…………うるせぇ」

沙月「(扉を開ける)ただいまー…」
ノア「沙月様、お帰りなさいませ。アルマロスさんとはどうでしたか？」
沙月「あ、うん…まぁ、アルマロスさんとの約束は果たせたよ。いやはや疲れた疲れた…(笑顔を取り繕うように笑う)」
奈緒「…お姉ちゃん、アルマロスさんと何かあった？」
沙月「…ううん、特に無かったよ。鈴華ちゃんは？まだ部屋から出てこない？」
奈緒「うん…あの一件から、全く出てこなくなっちゃって…」
沙月「そっか…ごめん、今日は私も練習に参加できそうにないや。先に部屋に戻ってるね(部屋に戻る)」

ｰその頃ｰ
（ルーシーの背後から抱きつく）─────ルーシーちゃーん！by華

ジゼル「…ありゃなんかあったな……」
火澄「うぅ……なんか心做しか空気が湿っぽいっていうかなんというか……」
ジゼル「参ったねぇこりゃ……」
火澄「ジゼルちゃん、沙月ちゃんの様子見てきてあげたらー？というか元気づけてあげたらー？」
ジゼル「簡単に言うなぁお前!?俺に出来ると思ってんのか!?俺が元々どういう奴だったか知ってての発言だろーなぁ!?俺より適任いるだろが!!!」
火澄「まぁねー……でも、男ならそれくらいの優しさをー……」
ジゼル「テメェも!!!男!!!だろが!!!」

ルーシー「うわぁ!!びっくりしたー……どうかしたー？」

んー？最近あってないなーって思ってたの。
ルーシーちゃん忙しかったん？by華

紅魔「…沙月…」

沙月「(ベッドに倒れ込み、右手で天を仰ぐ)…これで、良かったのかな…」

ルーシー「うん、ちょっと仕事が立て込んでてねー……あ、そういえば……無為式、だっけ？その件はもう解決したの？」

うん！私の知り合いが無事解決したの！
左目と左手を犠牲にして！
（何故かドヤ顔で言う）by華

ルーシー「それドヤ顔して言うことじゃなくない!?大丈夫なの!?その人!!!」

うん、大丈夫だよー。
今眼帯してるし、左手は暫くしたら動けるようになるっては言ってた！

・・・・・でも、高杉が帰還したのは最悪だなぁ・・・by華

ルーシー「そっか……お大事にって言っておいて…………ん？タカスギ？誰、それ……」