ヌシ 2013-10-21 02:48:27 |
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【桜神】
い、今更じゃが、こういうのは恥ずかしいのぅ…(相手の腕の中で身体を密着させていれば今までに経験したことのないこそばゆさを感じ、相手の胸に顔をうずめてはくぐもった声で言い、「多分、お主は管理局に大目玉を喰らうであろうのぅ」なんてやはりこちらも笑いながら他人事のように言って
【桜神(白)】
それはあなた次第、彼女がまたあなたのせいで苦しむことがあれば次は容赦しないけれど(そう冗談めいて言って消える間際に最後に見せた表情は満面の笑顔で
>桜神
ふふ・・・(初々しい相手に更に愛おしさを感じ、彼女の恥じらいが伝播したのか、自身の顔も熱くなった気がして。彼なりの照れ隠しなのだろう「ならば今のうちに慣れてもらわないと」とまるで自分に言い聞かせるように呟く。「それに先程の事と比べれば、その程度の叱責、なんともありませんよ」と付け加える
>桜神【白】
えぇ、もしそんな事をしてしまったら、その時は私を厳しく叱ってやってください(もう居なくなってしまった相手に対し自戒を含んだ言葉を告げれば、それを別れの言葉とした
そ、そうじゃな(慣れなければという相手の言葉に頷いてはまだ赤い顔で相手を真っ直ぐに見上げて、「ん?なんじゃ、お主も照れておるのか?」なんて少しだけ熱を帯びた相手の顔を見ては嬉しそうに笑いながら問いかけ「最悪、私が番人の権限でもみ消せばよいしのぅ」と冗談とも本気ともつかない様子で言って
む・・・(一瞬顔を逸らそうとしたが、慣れなければ、と自分に言い聞かせ、敢えて桜神と目を合わして「えぇ、私もこの感情は久しいものですからね・・・」とニコリと笑い返す。
ふふ・・・何とも恐ろしい事を言うお方だ(と言えば、桜神を降ろし「でも男としてケジメは付けたいものですよ」と微笑み、肩をすくめる
そ、そうか…(目を逸らさず、こちらを真っ直ぐ見つめたままで笑った相手の表情ををボーっとした表情で見つめていて、やがて顔を真っ赤にして俯きがちに「それで、あの、これは提案なんじゃがな、さ、さっきの続き…せぬか…?」としどろもどろになりながらも言っては目をキュッと閉じて相手を見上げて
うむうむ、お主のそういうところ、私は好きじゃぞ(相手の潔い答えに満足げに赤い顔でニッと笑って
ッ・・・・!(その言葉に男の心は邪な思いを抱き、一瞬だが激しく動揺する。しかし、「ふふ・・・」といつものように小さく笑えば、その可愛らしい表情を浮かべる唇に軽くキスをし、唇を離せば「今はこれで十分です。これ以上すると、私は貴方の体を欲してしまう」と頭をなで「もちろん、性的な意味でね」と付け加える。酷いセクハラである
んっ…(唇を重ね、相手の顔がゆっくり離れていけば小さく息が漏れ、幸せそうな表情を浮かべていたが、相手の雰囲気をぶち壊しにするようなセクハラ発言を受けては怒りと恥ずかしさ、二つの意味で顔を真っ赤にしては「典太のバカーっ!」と叫び渾身の力を込めて相手の頬をひっぱたいた
どっほぅ!?(思いのほか重い一撃をくらい、奇妙な悲鳴を上げてまるで漫画のように吹っ飛べば、大の字に倒れ「おぉう・・・まぁ当然ですよね・・・すみません」と力なく笑う
そ、その、そういうことはだな、もっとこう、時と場所を選んで言って欲しかったのじゃ…(怒っているかと思えば満更では無かったらしくモジモジと恥ずかしそうに言っては別に幻滅した訳ではないと遠回しに言って
どうも、思ったことをオブラートに包めないのが私の悪いところですね
(ムクリと上半身を起こし、叩かれた頬をさすりながら苦笑いを浮かべ、「ではその時まで、この思いはしまっておきましょう」獣のように求めるのではなく。たまには我慢し、飢えるのも悪くない。ワインのように寝かせ、芳醇な香りと優しい味になってから、この思いを味わおう。と思いながらそう答えた。
うむ、時間ならいくらでもある、焦らずじっくり進むのじゃ(番人と不死の妖怪、共に永遠に等しい時間を過ごしていくのだから慌てることはないのだと考えながら身体を起こした相手へと手を差し伸べて
ありがとうございます。(その手をとり、なるべく体重を掛けないようにしながら立ち上がり。「また私が獣になりそうになったら、そのビンタ、よろしくお願いしますよ」とその時間を過ごす自信がないのか、これもまた自戒の為に告げ「貴方は不自由に、私は自由に生きすぎた。何でも、丁度いいが良いですからね」このような関係も悪くない、と続けた
全く、仕方のない奴じゃ…(既に我慢が出来なくなってしまうことを前提に話している相手を見ては呆れたように呟くが表情は柔らかで「ふふ、そう言われると不思議じゃのぅ。私とお主はまさに真逆の存在、そんな私達が今は共にいるのだからわからないものじゃ」と続けては色々とあって疲れたのか大きな欠伸が出て
真逆だったからこそ、なのかもしれませんねぇ・・・(しみじみと語れば、ふと、今回この場に来た理由を思い出し。「そう言えば歪みはどうなったのでしょうか・・・」と問いかける
ふむ、確かに(なるほどと腕を組んで頷いて納得すれば「歪みはもう平気じゃ、恐らくじゃが私と霊界が繋がっている関係上、私の心の乱れが影響してしまったものであろうからの」と相手の問いかけに対して自身の推測も交えて答え、空を見上げれば歪みはゆっくりと塞がっていくところで地上に降り立った妖怪も殆どが死に絶え、一部の残党が残るばかりで
なんとも、私の負った責任はこれ程に重いものとは(心の乱れが、今回のような危機に繋がってしまうのかと解れば、その不安よりも、私はそこまで大切で高貴な物を手に入れる事が出来たのか、という喜びが沸き満面の笑みを浮かべ「この妖怪共はどうしましょうか?私はすこぶる快調ですが」と地面に転がっていた穿焔を拾い上げる。炎の大きさは小さいものの、煌々と輝いていた
ふふ、責任重大じゃな、末永く大事にするのじゃぞ(なんて他人事のように言っては肩をすくめておどけてみせれば「あー…、お主に任せる。歪みが閉じた今、私は力を扱えぬしな」と、既に戦う気になっている相手に任せるという意志を告げて「もうひとがんばり行って来い」と言っては相手の頬に軽くジャンプして口づけして
えぇ、元よりそのつもり・・・(大事にするという言葉に頷けば、不意の口付けに一瞬固まり。ニコリと微笑めば、トン、と軽やかに宙へと跳び
握(空中で全身を硬化、体の形はそのままだが質量、体重を増やし「ズドン」と重い音と共にその残党集団の真ん中に降り立つ
まずは気付けに一口(背中から触手を生やせば、鞭のようにしならせ横になぎ払えば、10体程度の妖怪を一掃、食してしまう
さぁ、ここまででしゃばって来た妖怪たちはしまっちゃおうねぇ、私のお腹に・・・(それまで柔らかかった笑みは、まるでスイッチのように切り替わり、とても邪悪な笑みを称えていた
まずは調理ですよ・・・(スッと穿焔を空に掲げた。すると小刀から歪な音が聞こえ始める。柄は黒い筋が数本現れ、その筋は刃にまで進む。とうとうこの男は穿焔を自身の制御下においてしまったのだ。
お前の主人は私だ、穿焔(今までは単なる強力な炎に過ぎなかったそれは、大きく膨れ上がり、蛇のように地を這い、複雑にうねりながら妖怪を次々と炭とし、そしてそのカスを食っていく。
仕上!!(蛇が穿焔へと戻れば、炎は穿焔から離れ空へと解き放たれる。そして炎は鳳凰を象った巨大な鳥の姿になれば、一回だけ羽を羽ばたかせた。
(爆音
う~ん。まだ暴れますかアナタは・・・
(爆音の後には、全身を満遍なく焦がした男が小刀を見つめながら立っていた。そこには既に妖怪共の姿は無かった。鳳凰は一瞬にして妖怪共を焼き、食らい尽くしたのだった。
それに焦げすぎた物はあまり美味しくないですねぇ
(コホコホと咳き込めば、口から少量のススを吐き、男は「この技はあまり使わないようにしましょう」と一人ごちていた
ふふ、後にも先にもあの刀のポテンシャルをあそこまで引き出せる者は他におらぬであろうな(穿焔をほぼ支配下におき、ほぼ一瞬で残党とはいえ軽く100体は居たであろう妖怪の群れを消し炭にした相手の戦いぶりを見ては感心していて「ちと、捨て身が過ぎる気もするがの」いくら死ぬ心配のない身とはいえ自身に被害が及ばない許容範囲を軽く超えて炎を引き出しては黒こげになっている相手に苦笑していて
うぅん・・・(体をブルリと震わすと、全身のコゲがパラパラと剥がれ落ち、表皮を更新し元に戻れば、穿焔を鞘に仕舞い「やはり浄化の力を完全には御することは出来ませんねぇ」と桜神へと歩み寄り、「さて、帰りますか」と笑いかける
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