夜空を渡って【 3L / 非日常 】

夜空を渡って【 3L / 非日常 】

車掌  2021-01-20 15:39:52 
通報



どこまでも、どこまでも、汽車は進んでゆく。
天上よりもずっと遠く離れたところまで。夜空を渡りゆく汽車の旅は、終わらない。
ゴトンゴトン──
汽車は進んでゆく。ほんとうの幸を見付けるまで。


>1 世界観
>2 注意事項


未だ発車時刻ではありません。発車まで、もう少しお待ちください──




コメントを投稿する

  • No.37 by アイリス・スペンサー  2021-01-30 21:48:46 




>32 リタ

不思議な光景ね。この景色を見ているとあたし、辛いことも悲しいことも、全部忘れてしまえる気がするわ。それはいけないことだと思う?
(輝く青い地面、夜風に靡く菫の花、カラフルな屋根。頭上を仰ぐと無限に夜空が広がり、それを見ながら思わず吐息と共に言葉を漏らして。現実から離れた場所にいるという実感が今さらのように胸に満ち、瞳に安心感と複雑さを滲ませながら星空を見つめる。と、楽しげなリタの声がして、そちらへ顔を向ければ嬉しそうに「ふふふっ」明るく笑って「楽しんでいるのね、リタ。世界はあたしたちが思ってる以上に色鮮やかなのかもしれないわね」言いながら、星に照らされた道を歩いていき。彼女が楽しそうに見えるのは気のせいではないだろうと思うと、じんわりと心が温かくなる。ああ、一人じゃなくて本当に良かった。星空カフェの内装も、可愛らしいメニュー表も、星型のソファも、リタと一緒に共有して楽しんでくれているなら、それはちゃんと美しい思い出として自分の中に残っていくのだと分かる。何だか安堵してリタの正面のソファに座れば、すっかり寛いで、見せてくれたメニュー表をデザートのページまで捲り「あら、デザートまで可愛いのね!」幻想的なスイーツの写真に、唇の前で両手を合わせては瞳を輝かせる。目移りしながらこれはどんな味なのだろうと想像するのはとても楽しい。リタの選んだパフェも美しくてうっとりとしたが、せっかく現実ではお目にかかれないカフェへ来たのなら彼女とは違うものを選んでみよう。「あたしはこれにするわ」夜空を思わせるフロートを指差して。それは紫と青色のグラデーションをしたドリンクで、その上には、金平糖がトッピングされた星型のアイスが乗っており。そしてちょうど通りかかった猫のウエイトレスに2人分の注文をし、程なく頼んでいたデザートがテーブルに置かれて。「まあ……!」と口元に両手を当ててうっとりとリタと自分のデザートを交互に見つめると)
あたしたち、今からお星さまを食べるのね。早速いただきましょ、リタ。


(/こちらこそ提案に乗っていただきありがとうございました!カフェはプラネタリウムカフェのようなイメージで描写させていただいていますが、天井に見えているのは本物の星空という設定です。また前に提案下さったスイーツもそうですが、主様の描いて下さったメニュー表等もとても可愛らしくセンスが光っていて…!素敵なアドリブありがとうございます!
避けるべき描写も了解致しました。現実で疲れた方たちにとっての、癒やしの旅でもありそうですね。今後描写にも気をつけながら夜空の旅を楽しませていただこうと思います…!)



>33 アイザック

(目を覚ましたのは一時間ほど前のことだっただろうか。ここが汽車だと認識し、周囲に誰もいないとなれば困ってしまって――まあ、一体どういうことなのかしら、と、首を傾げ。本当は色んなことを忘れて、そのままずうっと窓に流れる星空を見ていたかったが、自分の身に一体何が起きたのかという心配と好奇心があり。しばらく思案した後にすくっと立ち上がると、揺れる汽車の中をよろけながら歩いていく。列車に対する興味と不安感を瞳に浮かべながら、そっと車両の扉の窓から次の車両の様子を窺って。誰もいないと分かればさっと扉を開ける。そうして後ろの号車へと次々に移動していけば、自分以外誰もいないのだろうかという戸惑いが胸を過って。次第に歩くスピードは早くなり、少しばかり呼吸を浅くしながらガラッと勢いよく扉を開けた先にいたのは一人の少年。人がいたことに内心ほうっと胸を手に当てて息を吐き「良かった……一人だったらどうしようかと思ったわ」と呟くと改めて顔を上げて、少しずつ彼に歩み寄りながら、ひとまず自己紹介を)
あたしはアイリス・スペンサーっていうの。ねえ、もしかしてあなたも、気付いたら汽車にいたの?

(/こんばんは、はじめまして。アイザックさんより少し前に起きたという設定で絡ませていただいていますが大丈夫でしたでしょうか。もし絡みにくい等あれば修正致しますので遠慮なく…!汽車がよく分からない2人となってしまいますが、ゆるふわな夜空の旅をする中で次第に打ち解けてお話できたら幸いです。今後ともよろしくお願い致します!)



>34 エリック

(正面に座った彼を見て、ひとまず話相手にはなってくれそうだと、胸に手を当ててほっと安堵の息を吐き。少しでも気持ちを汲んでくれたことに感謝しながら「分かったわ、エリック」素直にコクリと頷いては、今から名前で呼ぶことにして。椅子に深く凭れかかり、久しぶりに対面に誰かいることの安心感と初対面特有の心地良い緊張感を抱いてニコニコと彼を見れば、ハッと何か気付いたように口を閉じ。目を伏せて呟きを漏らすその様子に“そうだわ、彼は目が覚めたばかりだった”と大事なことを思い出して。「そう、そうよね」と、うんうんと頷いて、自分が目覚めたときはかなり驚いたし不安だった気がするとぼんやりと記憶が蘇る。しかし、その頃抱いた感情は何となく思い出せるのに時間の話となると「いつから……、あら、いつからかしら……?」まるで己にも問いかけているかのような呟きを。窓の外の、延々と続く星空に目を向け、ぱちぱちと瞬きをして。口元に手を当てて思わず困ったように笑い、再びエリックに顔を向けると「ごめんなさい、ここには時計もない上に一人で退屈過ぎて、時間の感覚がよく分からないの。でもあたし、そこそこ長くこの汽車に乗っているんだと思うわ」とおっとりとした口調で言うと言葉を続け「でも恐ろしいことが起きたことは一度もないのよ。時々、駅に停車するだけだわ。後はそうね……」思案するように顎に手を当てて。これまで汽車に乗っていて奇妙な出来事があったかどうか、靄のかかっている頭の中を探っていく。もし彼が返答を待ってくれているなら、ぽつりと「切符と、硬貨、かしら?」と呟いて、白いニットのポケットからラベンダー色のミニ財布を取り出すだろう。そのまま中を開けて、緑色の切符と、煌めく硬貨を一つ手に取って差し出して見せ)
これがポケットに入っていたわ。


(/現実で会っていれば深く関わらなかったであろうタイプの2人が、こうして夜空の旅を一緒にするのも何だか面白いですね。
なるほど…!火星のような場所に立てるなんて素敵です。辺り一面赤茶色の地面で物珍しさがありますね…!推理しながら進めていくのも大賛成です。個人的にはプラスして、何か汽車の旅について考えられるヒントがあると面白いかなと。例えば火星を歩いていくと【『探しもの』は見つかった?】と書いてあって、『何かを探す旅らしい』ことを示唆する看板があったりとか…、その下に【見つからなかった人は夜空の旅を続けよう】と書いてあるとそのままスムーズに汽車に戻れるかな、なんてことを考えておりますがいかがでしょうか。
汽車もお停めいただいて全く構いません…!また、その場に応じて修正、捏造、アドリブは大歓迎で、背後同士も補い合いながら楽しめていけたらと思います…!)


[PR]リアルタイムでチャットするなら老舗で安心チャットのチャベリ!
ニックネーム: 又は匿名を選択:

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字 下げ
利用規約 掲示板マナー
※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※必ず利用規約を熟読し、同意した上でご投稿ください
※顔文字など、全角の漢字・ひらがな・カタカナ含まない文章は投稿できません。
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください

[お勧め]初心者さん向けトピック  [ヒント]友達の作り方  [募集]セイチャットを広めよう

他のトピックを探す:オリジナルキャラなりきりチャット







トピック検索


【 トピックの作成はこちらから 】

カテゴリ


トピック名


ニックネーム

(ニックネームはリストから選択もできます: )

トピック本文

トリップ:

※任意 半角英数8-16文字

※トリップに特定の文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます
※メールアドレスや電話番号などの個人情報や、メル友の募集、出会い目的の投稿はご遠慮ください
利用規約   掲示板マナー





管理人室


キーワードでトピックを探す
初心者 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 部活 / 音楽 / 恋愛 / 小説 / しりとり / 旧セイチャット・旧セイクラブ

「これらのキーワードで検索した結果に、自分が新しく作ったトピックを表示したい」というご要望がありましたら、管理人まで、自分のトピック名と表示させたいキーワード名をご連絡ください。

最近見たトピック