>小花衣ちゃん ありがとう。小花衣ちゃんこそ気をつけなよ。雪道はよく滑って危ないから。 ──小花衣ちゃんがいい。…ってそこまで言われるってことは、俺が本当に軽く見られてるってことなのか。でも、今までの会話だって色気のいの字もなかった気がするよ。ただ、俺は小花衣ちゃんとたまには一緒に食べてみたいと思っただけなんだ。(釘を刺すように告げられ目を丸くし肩を落とすも、少し間を置くと静かに述べて)