【特殊】暗中模索の会遇録【漆黒】

＊ルール説明

・真っ暗闇です。周囲の景色はおろか、自分の指先すら確認できません。そんな謎空間で出会ったPCたちが話をするだけのなりきりチャットです。


＊ルール説明 もう少し

・PF不要。飛び込みok。
・進行はリアルタイムを想定。
・世界観、物語の創作はご自由に。
・規約とマナーは守ってください。
・背後会話は(/)でどうぞ。


＊ルール説明 PCについて

・名乗るまで名前は伏せてください。「????」や「謎の声」等、伏せてあれば仮名はご自由に。

・設定自体もご自由に。面倒だったら、他の人の想像に任せるのもいいかもしれませんね。どうせ見えないし← 「男の子？」と聞かれたから男の子にしたとかでもいいと思います。



それでは解禁します。
気軽に入ってください。

ここは、どこだ？
(ふと気が付くと、辺りはひたすらに漆黒で。しっかり目を開けているはずなのに、それを確かと思わせてくれるのは自身の瞼が瞬く僅かな気配のみ。固い床に片膝をついている感覚があることから、自分は座りかけたような体勢であることも察せたが、それ以外の情報は極端に少なく、漏らした声は現実を受け止めきれていない、どこか呆けたものとなっていて)

どこだよ、本当にここは。
(キョロキョロと周囲を伺うも、やはり何かが見えるということはなく。取りあえず、暗い割にここが寒くはないことにも気付き……むしろ、温度はやや暖かいぐらいに思える。何故、こんなところにいるのか見当もつかないが、不意に他にも人はいないかと気になってはその場に立ち上がり、両手を口の横に添え、四方の闇に向かって声をあげ)
おーい！誰かー、誰かいないのかー！？

誰もいないのか……。とにかく、ちょっと歩いてみようかな……。もしかしたら、誰かに会えるかも。
(闇に向けて発した声に誰からの返答もないことを悟ればその場にしゃがみ、周囲を手で探りつつ、恐る恐る移動を始め。最後の台詞はぼそりと呟くように)
誰かー…、いたら、返事しろよな…。

…っ！誰か居るのか？(暗闇の中何かの声を聞き手探りで相手を探し)

いるいる！どこだ？
(思いがけず、耳に届いた何者かの声。しかし、恐怖はなく期待に満ちた声音で返答をすれば、一瞬、指先が何かに触れた気がして)

…ふ、いてよかった…(手探りで探しやっと触れた相手の指先に思わず安堵の溜め息を漏らし遂には涙が溢れてきたが幸か不幸か周りは完全な闇なため相手には見られてないだろうと思い)一人ぼっちかと思った

俺も…。
(触れたものが相手の手だと気付けば、反射的にギュっと軽く握りしめて。不可思議な空間に投げ出され、心細さを感じていた胸を安堵によって撫で下ろす。それと同時に好奇心が沸いては穏やかな声で)
俺は白夜(びゃくや)って名前なんだが……君は？

ひゃっ…び、びっくりした…
(相手に手を握られては少し驚いたが此方も握り返してもう一度溜め息をはいたあと相手の問いに答え)
俺、京(きょう)。これでも女だからね。

あ、悪い。
(驚かせてしまった雰囲気を感じ取れば、ハッとした手の力を緩めるも、離してしまうのは何となく怖くて。相手に握り返して貰えれば、ほっとし。少し緊張が解れると相手の名前を復唱して、ふふと笑い)
京……"ちゃん"なのか。俺って言うから男かと思った。俺は高一の男子な。

な、なんで笑った…(相手が笑った声が聞こえれば思わず此方も笑ってしまいとりあえず笑いを堪え、相手の話を聞くと自分がてを握っている相手が男だと言うことをしり顔がカァァと赤くなっていき)
しょうがないだろ…口悪いんだ。俺は中三。って男子なのか…っ！

お、年下なのか。顔が見えないのが残念だな…。
(相手が赤面しているとは思いもよらず、さらりと下心を疑われかねない発言をしては、そのまま茶化すように軽口を叩き。だけれど、最後は少し神妙な雰囲気に戻って)
そ、男だからお兄さんって呼んでもいいぞ。…しかし、ここはどこなんだろうな…京は何か知らないのか？

っ、そんな事言ってると勘違いされっぞ。
(相手の軽口を聞きさらに赤くなり相手に見えないことを良いことに相手の顔を殴ろうとし寸止めして)
そんなのやだよ。ぜっんぜん知らねぇ。

何をだよ。
(殴られかかっているとは知らず、ヘラヘラと笑えば、相手の返答を聞き届けて。再び落ち着いた声になると)
そうか…そこも俺と同じだな。とにかく、どこかに出口があるかもしれないし、一緒に歩いてみないか？

わかんねぇのか…なんでもない。諦める。(この鈍感が…と出会ったばっかりの相手に心の中で悪態をつきつつ一応返事はして)
同じなのか…。そ、そうだな…まぁ探す価値はある。

はぐれないように気を付けようぜ。
(相手の手を握ったままの腕を軽く上げれば、相手のいるであろう方向に向けてニッと笑い。どちらが前とも分かりにくいが、取りあえずの進む方向を胸の内で決めると慎重に足を進めだし。どうせ何も見えない周囲でも伺うようにそれとなく四方を見渡しながら)
他にも人に会えたらいいんだけどな。……床の感じからすると、ここは室内なのかな。

おう、分かってる(うん、と頷き相手の引く方向へ大人しく歩き)
確かに。いや、床だけを室内のようにしてあるのかもしれない。

床だけを……確かにその可能性もあるかもな。風は感じるかな？
(相手の推測を聞けば、室内であれば天井があるであろう方向を見上げ、繋いでいない方の手を伸ばしてみるも何にも触れず。視界に入るものは、闇ばかりでこれでは空が広がっているのかすら分からない。それなら、風はどうだろうと神経を研ぎ澄ませてみるも特に何も感じられなくて)
……駄目だな。そういえば、京はここに来る前のことは覚えているか？

いや、もう言ってしまえば現実世界だと言う可能性さえ0に近いと思う…。白夜に会う前に少し歩いたが壁さえ見つからなかった。(相手の言葉を聞きボソリと呟くように言い不安なのか声を震わせながら言葉を続けるとポロポロと涙が下に落ちていき(今日は泣いてばっかだ…)と思いながら相手と同じように風を感じようとし)駄目だな。……覚えてるけど。

そうか……って、え、ちょっと、おい。まさか、泣いているのか？
(相手の話に相槌を打てば、声の震えにも気付き。予想外のことに動揺しつつも相手を気遣えば、続けられた相手の言葉に希望を見出だし、やや明るい声音で。だが最後の方は真面目そうに)
なに、そうか。覚えているのか！……同じ場所にいたのかな、俺たち……俺はよく覚えていないんだが、記憶の中に神社があるんだ……。