どこだよ、本当にここは。 (キョロキョロと周囲を伺うも、やはり何かが見えるということはなく。取りあえず、暗い割にここが寒くはないことにも気付き……むしろ、温度はやや暖かいぐらいに思える。何故、こんなところにいるのか見当もつかないが、不意に他にも人はいないかと気になってはその場に立ち上がり、両手を口の横に添え、四方の闇に向かって声をあげ) おーい!誰かー、誰かいないのかー!?