貴方との関係。締

それもいいかもしれませんね、泪人とならどこでも楽しめそうですから
それくらい私がやりますよ
（料理を口に運びながらその言葉に微笑み、相手が見つけた店とはどんな場所なのだろうと想像していれば、手が伸びたのをみて相手にはしてもらってばかりなためこれくらいは自分が、とワインボトルを手に取り栓を抜けば相手のグラスへと注いで）
どうぞ？

ふふ、流石は律だな。上手いこと言ってくれる。
…あ…っ別に俺が注ぐのに…律は紳士だな。
(相手の返答に肩を揺らして笑って。彼がワインのボトルを手に取る姿見て少し驚いた表情を見せるも素直にグラス差し出しては暫くしてグラス置き、今度は相手の方へ手を出して)
ありがとな。なら、俺にも注がせてくれ。律にしてもらってばかりは御免だからな？

泪人だけですよ？こんな風に思うのは
紳士ですか……本物の紳士に謝らなければ。私はエセ、ですから
（紳士の言葉に苦笑浮かべては差し出された手にワインのボトルを大人しく渡してはグラスをもち、そちらに向けて）
私も泪人にばかりさせるのはごめんですよ？

律が例えエセ紳士だとしても、俺とってはたった一人の紳士だからな？誰よりも大切にさせてもらうよ。
(苦笑する相手に微笑みかけては「でも」と声をかけて言葉を繋いで上記を述べつつワインボトルを傾けグラスに注ぎ)
じゃあ、これでお互い様だな。

おや、それはまた素敵な口説き文句ですねぇ
（相手の言葉に目を細めては嬉しそうにくく、と笑みを浮かべて。グラスに注がれるワイン見つめて礼をのべ）
そうですね、ありがとうございます

律を手に入れるためならどんな手を使ってでも口説いてみせるさ。
(何処までも律儀な台詞に不思議に挑戦心が沸き少しの思案の後相手の反応を試すように言葉をかけては手元のグラスを持ち相手に差し出して)
じゃ。乾杯。

何を言ってるんですか……口説かれるのは泪人の方ですよ
（聞こえてきた言葉に一瞬きょとんとした後、にこりと微笑むもその瞳は獲物を狙う肉食動物のようで。乾杯の声にいつもの笑みに戻ればグラスを口に運び）
乾杯……うん、文句なしにこちらも美味しいですね

へぇ…じゃあ喰い合いといくか…？どっちがお互いを落とせるか、とかな。
(相手の不敵な恵美と発言に全身にぞくりと高揚感が走り一種の期待を込めた恵美浮かべて返答し。此方もワインを口にしては料理を口に運んで)
あぁ、旨いな…料理にもよくあってる。これは酒が進んでしまう。

……それ以前に泪人は私のものだろう？
（受けて立つと言わんばかりに口元を緩めてはにこりと笑い。料理を食べ薦めながらワインを口にすればアルコールが入ったことにより口調も砕け始めて）
泪人の作ったものが美味しい証拠、ですね

はは、そうだな。
だが、その代わり律も俺のものだからな。
(口調が砕け幾分か喰い気味になりはじめた相手に興奮に似た悦び感じては沸き上がる競争心に口に弧を描かせて言葉を返して。食べ進めれば勿論自らにもｱﾙｺｰﾙはまわり言動は普段より大胆になりゆき。)
なに、律と食べるから上手いんだよ。
それに、律以外になんて料理をふるまったりしないさ。

代わりもなにもとっくに泪人のものだ
（にやりと笑いながらアルコールの影響もあり次第に意地の悪いスイッチが徐々に入っていき。食事を完食し、グラスに残ったワインを飲み干しては手を合わせ席をたち相手の傍に向かってはその頬に触れて）
そうでしょうか……ごちそうさまでした。
ああ、そうしてほしいですね。私だけの特権ですから

それは良かった。他の誰にも譲りやしないさ。
(満足気に微笑んでは普段抑えていた独占欲を露にしつつ料理を口に運び。食事を終えた頃、不意に距離を詰めた相手に頬に触れられてはそれに自らの手を添えて軽く頬擦りして)
勿論。他の誰にもするつもりはない。
俺は、律だけのものだからな。

ほう、それはそれは
（相手の独占欲を表したような言葉に満足そうに目を細めては、頬を擦り寄せてくる相手にそのまま唇を寄せて）
当然ですよ、私だけの貴方だ

(満足気に微笑む相手見れば此方も笑顔を返して。相手の唇が近付けば目を瞑り受け入れて囁くように付け足し)
俺から離れないでくれよな？

……もし離れたらどうする？
（相手の言葉ににやりと笑えば額をこつりとあわせて目を細めては見つめ、相手の耳元に唇を寄せてはそう尋ねて耳に口付け）

…そうだな…何処まででも追いかけてみせるよ。誰の手に渡ったとしても、奪い返してまた俺のものにしてみせる。
(相手の問い掛けには淀みなく言葉を返して耳に口付け落とされてはﾋﾞｸﾘと一度体揺らすも手を相手に伸ばし相手を求めて)

ほう……いいな、泪人のそういうところ本当に好きだ
（目を細めて微笑めばそのまま唇重ねて、唇の隙間から舌を差し入れようとして）

俺もだ。律のこういうの積極的なとこ、言葉じゃ足りない位好きだ。
(相手の言葉に素直に応えては体を寄せて。舌を出す相手をみれば直ぐに口を開き顔を軽く斜めに傾け舌を受け入れようとして)

もっと、惚れろ……ん
（口許緩めては、小さく吐息漏らしながら舌を絡ませて相手の後頭部に手を添えて逃げられないようにして）

言われなくても。
…ｯん…。
(不適に口角上げては目を瞑り呼吸の合間に上記を囁き、相手の体を手で抱き寄せながら相手の舌を追い)