主 2018-10-23 20:53:32 |
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>雪之烝さん
ぐっ……!
(もとよりここで簡単に喉を掻っ切られるような人ではないと思っていたが、続く横払いは確かに相手の額に触れたようで、舞う血飛沫と骨を削る感覚にぞくりとしたものを覚えながら、相手の次の動きを伺い。左足を軸として腰を捻る様子を見れば、優れた剣士であるが、剣術のみで戦っていた元二番隊隊長がまさか蹴り技を使うなど思いもよらず、回転で勢いでも付けて再び薙ぎ払いを食らわせる気かと解釈し。背中を向けた瞬間袈裟懸けに斬ろうと刀を振り上げ、ふとあの兄貴分が二度連続で刀を薙ぎ払うような単調な真似をするだろうかと考えては、ほんの一瞬動きが止まってしまい、次の瞬間には既に至近距離に相手の足があり。意表を突かれ、バックステップで距離を取ろうとするも間に合わず、重い一撃に突き飛ばされて倒れこみ。額から血を流す男と蹴り飛ばされた官憲の姿に、また客達からは悲鳴が上がるが、おそらく彼らは一瞬のうちに何が起こったのか分かってはいないだろう。治安の守護者たる警察官として、兄貴分を斬る事になろうとも、戦う術も持たない客や店員に危害が及ぶ事だけは避けなければならない。「……衰えていないどころか進化していましたか」そう呟いて体勢を瞬時に整えると、片膝をついた低い姿勢のまま相手の動きを封じようと足元を狙って刀を薙ぎ払おうとして)
(/いえいえ、お気になさらず……!雪之烝様のロルは臨場感と迫力があって、こちらとしても大変勉強になります。どうぞ書きやすい長さで書いてくださいませ)
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