主 2018-10-23 20:53:32 |
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> 雪之烝さん
……これは、私の愛刀。誰が何と言おうと、共に戦場を駆けた私の愛刀です。
(こちらは許可を得て愛刀の燕切を持っているわけで、刀を持っていてはまずいのはむしろ相手の方であり、言葉の意味を図りかねながらも立ち上がりそう言って。記憶の中の元二番隊隊長とは明らかに異なる不思議な言葉の訛りに、やはり考えすぎだっただろうかと感じたのも束の間、剣先を下げた相手の構えや表情は元二番隊隊長のそれそのもので。龍爪丸を持っているだけならまだしも、下手すれば無防備ともなりうる脇構えを迷いなく取り、かつ元二番隊隊長と全く同じ表情をする男がこの世にもう一人いるという偶然を信じる気には到底ならず、目の前の男がかつて自分が慕っていた人ではないかという疑念はほとんど確信に変わって。であれば、相手の戦い方はよく知っており。燕切を抜き正眼の構えを取ると、相手の間合いに入らないギリギリの距離まで近づき。ぎらりと光る刃にざわめく客や店員達に対して、殺気を孕んだ相手の瞳を見つめて振り向かないまま「静かに。決してこちらに近寄らないで」と制すと、一つ大きく息を吐いて)
(/剣術については素人ですので逐一調べながら書いておりますが、多少の不自然な描写はどうかご容赦くださいませ……!)
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