主 2018-09-07 16:46:13 |
通報 |
>和泉 様
拙者の信念………いや、理想のためだ。強者と刃を交えることでしか完成足り得ないほどの大きな、理想のためだ
(まぁ正直こんなもんだろうと思って予想していた受け答えとは違う一本芯の通った質問に、普段使う俺から、やや改まった様子で拙者と名乗り、よく動かぬ頭を動かし、己が剣を握り鍛えることでなさなければならないことをゆっくりと伝え、すべて伝えきったときには手元の真剣を強く握り、骨張った手に浮かぶ血管がさらに浮かび上がり、少々カッコつけすぎたかと相手からやや目線を下げ頭を軽く掻いて)
>加賀美 様
そう邪険にするな。同年代なのだし戦の時以外は仲良くしようではないか
(あからかまな悪態を吐かれるも、全く気にせず、寄ってきた店員にあんみつを頼むと相手に向き直ってから同い年であることを思いだし、戦場では到底出すとは考えられない呑気な声を出し、頼んでいたあんみつが来ると丁寧に手を合わせてから食べ始め)
>長津浜 様
ヌアア!!………?!………応。な、なんで長津浜はこんな所を通ってるんだ?
(戦人にもかかわらず気を抜いており驚きの奇声をあげ、想い人がすぐそこにいることに二度驚き、嬉しさが顔に出ないようにと必死に平静を装うものの全く隠せず熱く紅潮した頬を見られないように目線をやや相手から外し、本来なら名前で呼びたいが、カタカナに慣れぬため名字で呼ぶ己を呪いつつなぜここを通ったのか尋ね)
>亜妻様
アタシは前の野暮用片付けた帰り道。今朝言ったじゃない。忘れたの?
(やや大袈裟な反応には一歩後退ったもののその後は普段通りの態度になっていた為特に気に留めることは無く、通りがかった理由を問われれば以前攘夷志士として活動を終えた箇所の後始末をする任に就いていたと告げて相手の横に腰を下ろして脚を揺らし)
>長津浜さん
確か…あ、ここだ
(キョロキョロと見回し研ぎ屋の近くまで歩いてしばらくするとようやく見つけ、早速刀を預けようとするも視線が向けられていることに気づき、相手のほうへと視線を向けて
>亜妻さん
…ふふ、わかりました。ですがまだ用事を終えておりませんのでそちらを優先させてもらっても?
(相手の挑戦理由を聞けばてっきり新選組に恨みがある、人斬り、などといった物騒な理由だと考えていたためくすっと笑ってしまい、危険人物ではないと感じ取れば先ほどまでやっていた洗濯を思い出し、相手に尋ねて
>和泉様
…あれは確か新撰組の…ああ、間が悪いったらないわ。
(何処かで見た顔だと記憶を頼りに思い返したのはついぞ間見えた人物であり、自身の面は割れていないとはいえ敵対する者と顔を合わせるのは些か気まずく、自分の用を終わらせて早く立ち去るが吉と判断を下したようで足早に暖簾を潜り抜けて店主に声をかけ)
こんにちは、長津浜です。預けてたものを取りに来たのだけど。
>和泉 様
構わん。待とう
(やや不器用ではあったものの相手に真意は伝わったと見え内心ほっとすると同時に、ゾクゾクと全身の感覚が鋭敏に研ぎ澄まされ、決して大きいとは言えぬその体躯からは迸るほどの威圧感を持ってその体を一回りも二回りも増幅させ。ちらと相手の事を見やると剣士とは到底思えぬ容姿の奥底に潜む修羅場や死線を超えた者特有の匂いが漂っており、「こうでなくては…」と一人更なる興奮の高みへと至り)
>長津浜 様
ふむ?言って…いた…様な?ま、ごくろうさま。何か食うか?
(ようやく心の平静を取り戻し、まともに相手の話が聴けるような状態になるも、相手が朝に告げたと言う筈の野暮用がこれっぽっちも思い出せず、顎に手を当て首をひねり思案するような動作をしてみるも思い出す気配が全くないため、仕方が無く諦め、せっかくだし何か労ってやろうと甘味をご馳走しようと声をかけ、「奢るぞ?」と付け加え、ちなみにここはあんみつとみたらし団子が旨いのだ、などと説明して)
>長津浜さん
…気のせいですよね
(どこかで見たことがあるような、などと考えながら相手のことを見つめるも思い出せず、気のせいだろうと思えば自分も相手の後に続き「すみません、刀の手入れを…」と店主に言い
>亜妻さん
すみません、すぐに戻ってきますので
(ぺこりと頭を下げればすぐに洗濯を終わらせようと小走りで向かい、集めた服を洗濯をし、干していき、それらをやっている間に小一時間ばかりの時間が過ぎており、早くいかねばと慌てるも今の格好ではいけないと思い、訓練をするための練習着へと着替えればすぐさま向かって
お…お待たせしました…はぁ…はぁ…
>亜妻様
もう…話半分だったんでしょ。まあ良いわ、あんみつで帳消しにしてあげる。
(自身が用件を伝えたのが丁度朝方であった為か上手く伝わっていなかったらしく数刻思案する素振りを見せる相手に不貞腐れるようにそっぽを向くも、相手から労いの報酬と取れる話題が出るとぱっと表情を明るくして両手を打つと品書きの一つを指して)
>和泉様
…どうもお世話様、またお願いします。
(目の前にずらりと並んだ暗器の数々を一つ一つ丁寧に吟味して問題がない事を確認した後に纏めて小ぶりな風呂敷に包むと、持っていた荷物に紛れさせるようにして押し込み。丁寧に礼を述べて振り返った先に先程見かけた人物を見つけ、早々に店を立ち去るべく相手に会釈をして暖簾を潜ろうと歩き出し)
>和泉 様
あぁ、大丈夫だ。では早速、どこで戦ろうか。道場などあればぜひそちらでお願いしたいのだが…良いだろうか?
(相手が道着に着替え、準備が済んだということでどこで早速戦いたいものだが、場所などは全く想像しておらず、完全に相手任せの状態にしてしまい、申し訳なさそうに頭を下げながら頼み、そっと顔色を窺い)
>長津浜 様
ははは、すまん。……あんみつひとつ。これ食ったら帰るか?もう少し回りたいところがあれば付き合うぞ?
(相手に対し緩く微笑み謝罪の言葉を軽く並べ、店員を呼び止めあんみつを一つ注文し、まだ午前中だと言うのにこれからしなければならないことも、したいことも特にない…要するに暇なため相手の用事に付き添おうと軽く言ってしまったものの、「これってよくよく考えれば南蛮言葉で言う、『でぇと』なのでは?」ということに口に出してから初めて気が付き、心内ではさすがにまずいと心臓の音を速めて)
>亜妻様
そうね…何時までも頭巾じゃアタシも格好つかないから…簪でも見繕って貰おうかしら?
(程なくして運ばれたあんみつを受け取り、色とりどりの寒天と餡の甘さを幸せそのものといった表情で堪能していたところへその後の予定を問われると、暫し虚空に視線をやって思案していたが相手の思惑を知ってか知らずか呑気な声音で提案すると首を傾げて)
トピック検索 |