>亜妻様 そうね…何時までも頭巾じゃアタシも格好つかないから…簪でも見繕って貰おうかしら? (程なくして運ばれたあんみつを受け取り、色とりどりの寒天と餡の甘さを幸せそのものといった表情で堪能していたところへその後の予定を問われると、暫し虚空に視線をやって思案していたが相手の思惑を知ってか知らずか呑気な声音で提案すると首を傾げて)