桃Room

ん…そっか、でも…黒梦さんがそんな顔…する必要ないでしょう？（ 起き上がり 、 相手の頬挟み込み ）俺の勝手な独り言、黒梦さんが困るんなら…今のはきっと空耳なんだよ（ にへ 、 とゆるい笑みを作り ）

ううん、俺がそんな、事言わせたのが駄目だったんだ…(　眉下げ歯食いしばり　)困ってなんか、無いよ。寧ろ嬉しい…嬉しいけど…(　相手の顔を見れなくなり俯いて拳をぎゅう、と握りしめ　)

んー…俺、結構自分勝手な奴かも知んないよ？だから、俺は…（ 無理に笑み作るも 、 相手の表情に苦悶の表情浮かべ ）…そっかぁ、嫌だ、嫌いだって言われなくて良かったー（ ホッとした様に眉下げた笑み浮かべ ）
あのね、俺…良い子なんかじゃないよ。俺も、黒梦さんと一緒で…ちゃんと黒梦さんと向き合えるんだよ？（ 背伸びしては 、 相手の額にそっと口づけて ）

自分勝手なんかじゃ、無いよ。俺が…ッ(　熱くなり顔を上げるも言葉をつまらせ　)嫌いなわけないじゃないか…ケーキだって、作りたいし、もっと仲良くなりたいって…(　眉潜めて　)
…ううん、桃果くん。違うんだよ…俺が、皆と向き合えてないんだよ。(　苦笑い　)色んな事から逃げる、避ける…近いようで遠い距離。常にその距離を安定させてるんだ。…タチ悪いでしょ。(　ふは、　)

…勝手だよ。こうやって…（ 相手の口を手で覆い 、 自分の手の甲に口づけ ）何度、無理矢理にでもキス…してやろうかと思った（ 伏し目がちに見ては 、 離れ ）俺だって！こんな…言う気、無かった。此れからも！誰にも…言う気なんて、無かったんだ…（ 珍しく声上げては 、 しゃがみ込んで ）
そんなの、俺も一緒。みんな…可愛い。だから…みんなの幸せ見てるだけで良かったんだ、なのに…欲、出ちゃったのかな？（ にへ 、 と眉下げた笑みを作り ）それじゃ、黒梦さんが幸せになれない。俺、黒梦さんに幸せになって貰いたい…俺が相手じゃなくても良い…から！（ ふるふる 、 ぎゅうっと抱き締めて ）

…！！(　相手の行動に目を見開いて　)…ふは、してやられたなぁ…(　苦笑い浮かべて　)…桃果くん。桃果くんのいい思い出になるなら、キス、してくれていいよ？(　相手じ、と見つめて　)…うん、言わせてごめんね…(　相手の隣座り頭を優しく撫で　)
…ああ、ごめんね…欲を出させちゃって…(　眉下げ頬を撫でようとするも、止めては下げて　)…ふふ、ありがとう。…本当に、いい子だね。(　相手の思いを受け止めるかのように相手の背中に腕回し抱き締め　)

…ね、こう見えても大人なんだよ…しかも男。女の子よりタチが悪いや（ ふふ 、 ）ううん、黒梦さんがいつか…一緒に幸せになりたいって人を見つけた時に、その人が…きっと悲しい顔する（ 目閉じては静かに首振り ）黒梦さん、なーんにも悪くないのに…謝らせて、俺…本当馬鹿（ うー 、 ）
俺は、やっぱり…こういうの向いて無いんだよ。だって、黒梦さんと…逆に遠くなっちゃった（ 引っ込められた手見ては 、 立ち上がり伸びをして ）黒梦さん、きっとそれ口癖になってる。ごめんなさい、俺のせいで…いっぱい悲しい顔させちゃって…（ 熱くなる目頭を何とか留めようと勢い良く首振り ）

ふふ…そうだね。桃果くんも成人した男の人だもんね。(　微笑み　)…きっと、居ないよ。そんな人。俺は俺の大事だって思う人達が、満足してくれたらそれでいいんだ。(　ふふ、　)違うよ、…桃果くんのせいじゃないから。(　頭撫で　)
ううん、向いてないのは俺なんだよ。(　苦笑い　)だから、こういう結果になってしまった(　眉下げ　)…遠く、…ごめんね、遠くなってる、ワケじゃ…(　顔顰め相手を見据えて　)…違うって、桃果くんのせいじゃ、ないよ。大丈夫、俺は笑えるから。桃果くんの方が、きっともっと悲しいでしょ？(　指で相手の涙を優しく拭い眉下げて微笑んで　)

そうだよ、だから…ただの良い子になんて…なれないよ（ 苦笑 ）わー、俺と一緒だ。俺も…みんなに笑ってて貰いたい（ こくこく 、 にへ ）ううん、俺のせい。言わなきゃ良かった…。俺ね、黒梦さんの笑顔…勿論…どんな表情だって見ていたい。でも、その顔が悲しい顔になるなら…俺は俺を許せないよ（ ふるふる 、 目ぎゅっと瞑り ）
今まで、一回もちゃんと好きだなんて言った事…無かったんだ（ ふ 、 ）だから言えて良かった、結果…悲しませて苦しませちゃったけど、俺は今幸せだよ？（ にへら 、 ）だって…そう思える人から、ちゃんと返事聞けたもん（ うんうん ）かな…しくない！黒梦さんの事好きになったのは、悲しい事じゃない…だから、ありがとう（ へら 、 緩い笑み浮かべては相手の頬に口づけ離れて ）

ふふ、俺から見たら…全然いい子だよ。(　微笑み優しく撫で　)そうだね…笑ってて欲しいんだよ。(　目細めて　)違う、桃果くん…。違うよ。(　相手の腕引き自分の腕の中に閉じ込めて　)…今は、ごめん。こんな事しか出来ないズルい俺を許してね…(　腕の力強めて　)
…苦しんでも、悲しんでもないよ。(　ゆっくりと首を横に振り　)…ありがとう、本当にありがとう。(　目尻下げて微笑んで　)桃果くんが幸せなら、…良かった。(　ふふ、　)…此方こそだよ。…これはお返し。(　相手の額に口付けて　)

じゃあ、黒梦さんも良い子…それなら、良い子受け入れるぞよ？（ 胸張り 、 ）なんて（ にへ ）ん…でもね、苦しい時は苦しいって…寂しい時は寂しいって顔しなきゃ駄目だよ（ 相手の横の壁に手を付き 、 ）黒梦さんが笑わなくったって…誰も嫌わないよ？（ 相手の背に腕回し 、 ぽんぽん ）…！狡くったって、それが人間なんじゃないかな…。だって、俺…今凄く嬉しいって思ってる、思っちゃいけないのにねぇ（ ぽす 、 相手の肩に顔埋め ）
じゃあ…俺の事傷付けた、とか…考えてる？（ じー ）ね？俺、強いんだぞぉ（ がおー 、 と恐竜の真似 ）だから、黒梦さんは…無理して笑わないで（ にま ）んぅ…うーん、不意打ち厳禁だぁ（ 少し頬赤らめ 、 む ）

…ふふ、わかった。俺もいい子、ね？(　くす、　)表情は…あまり出すのが得意じゃないんだ。いつも笑顔でいると周りも自然と笑顔になるじゃないか。(　相手を見詰めては微笑み　)嫌われるのは…いいんだ。いいけど、ただ笑顔でいてほしい、それだけだよ。(　掌から伝わる暖かさにゆっくり目を閉じて　)…嬉しいの？…桃果くんが嬉しいなら、良かった…(　小さく笑み浮かべて相手の頭優しく撫で　)
…そう、だね。(　苦笑い　)…ッふは、そっか。桃果くんは強いのか…(　目尻下げて微笑み見詰めて　)…うん、わかった。無理して笑わない。…でもクセみたいなものだから…少しは許して。(　苦虫を噛んだように微笑み　)ふふ、不意打ちしてごめんね？お返ししないと、って思って。(　頭撫で　)

ん…良い子良い子ー（ 頭撫で ）んー…そうだねぇ、ただみんなを笑顔にしたいだけ、なんだねぇ（ ふふ 、 ）やっぱり優しいよ、黒梦さんは（ にへ ）嫌わない…俺は絶対嫌わない、だから…黒梦さんは俺の事なんか気にしないで？（ ぎゅう ）今言うのって、絶対狡いし…鬱陶しいかもだけど。ねぇ…俺、黒梦さんの事…（ 言いかけるも 、 止め ）やーめた、俺面倒なの嫌いだったぁ。だから、やめやめぇ（ ふるふる ）
だいじょーぶ、ほらー…こーんな顔らっへれきるぞー？（ 自分の頬引っ張り変顔 ）そー、だから問題ナッシングなんだよー（ にへら ）癖って、治らないものだよねぇ…いつか、無理しない人が現れたら良いねぇ（ 頭ぽむ ）そういうとこ、変わらないでいてくれるんだ？優しいね、黒梦さん（ ふふ ）

ふふ、ありがとう。(　撫で受け　)…優しい、かな。自分では本当にわからないや。(　苦笑い浮かべて　)…そっか、でも気にしないでっていうのは無理だな…気にしないなんてことは出来ないよ。(　後頭部をぽんぽんと撫でて　)…桃果くん、桃果くんが楽になる方を選んでね。(　やめた相手に眉下げて微笑み頭撫で　)
桃果くん、桃果くんこそ、無理しなくていいよ。(　相手の手を止めてじ、と見つめて　)うん…俺そういうクセが沢山あるから、桃果くん怒らせることあるかもしれないけど。(　くす、　)そうだね…桃果くんも良い人何かいくらでもいるから…幸せになってね。(　優しく微笑み　)当たり前だよ、ぎこちなくなるのは俺も嫌なんだ。(　苦笑い　)

なら俺だって、可愛いとか良い子とか…そんな事自分では一回も思った事無い（ うんうん ）黒梦さんの事好きな人は沢山居るよ？俺は…うん、みんな居れば寂しくないしねー（ へらへら 、 ）いちいち気にしてたら…しんどいだけだよ、黒梦さん（ 柔らかく笑み ）
うぁ…駄目だよ、困らせたくないもん（ うー ）黒梦さんは無理して笑って、自分を押し殺しちゃう。でも、それはきっと…みんなへの優しさだから。俺はずっと大好きでいるよ…まあ、友達として…になるけどねぇ（ ふにゃり 、 とゆるい笑み浮かべては頷き ）んー…俺は当分要らない（ ふるふる 、 ）みんなの幸せを見てるだけで、お腹いっぱい（ へら ）へへ、じゃあ…俺は、みんなのとこ顔出しに行こっかな（ にこにこ ）

ふは、確かにそうだね…自分の良い所は他人に言われて初めて知るって言うからね。(　ふふ、　)どうだろう…？好意なんて、良くわからないよ。(　苦笑い　)ううん、俺はしんどくないから大丈夫。…皆の事、気にかけているのが俺の幸せだから。桃果くんの事も気にかけさせて？(　優しく微笑み　)
困らないよ、もう。(　微笑んで頭撫で　)桃果くん、俺は無理して笑ったりしてないよ、本当に。皆といるのが楽しいから笑顔になる…それだけだよ、大丈夫だから、ね？(　ふふ、　)でも、いつかは幸せになってくれないと俺も幸せにならないからね。(　くすりと微笑み　)うん、行ってらっしゃい。俺もそっちに戻るよ。(　微笑み　)

ん…はー…（ 大きく息を吐き ）
へへ、俺でも自分の言いたい事…ちゃんと言えたやぁ（ クッションぎゅうう ）

………（ 顔面蒼白 、 ）俺、昨日何言った？何て言ってた？（ あたふた 、 ）聞かれてたって、俺の気持ちだけじゃないよね？変な事して遊んでたのも…だよね！？（ あわわ ）

ぅー…馬鹿だ、俺（ がくり ）

何も言わずにいきなりで、すまねぇな(眉下げ／ノックし)
桃果さん居るか？…は？(ぱちくり／ｶﾁｬﾘとﾄﾞｱ開け、目の前で項垂れる相手見つめ)

ふへ？あ、朱殷さんだー（ ぱたぱた 、 抱き付き ）
あはは…今ね、人生最大の後悔の真っ最中だった（ 離れ 、 苦笑 ）