TOPIC MASTER 2017-12-17 14:50:34 ID:11462df96 |
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>688 GM
……。
(森へとその距離を縮めれば、すぐにあの不快な緊張感がピリピリと肌を刺激し始め。恐らく一つ血液でも落とそうものなら、忽ち奴らは自分を…油断なく周囲に視線を巡らせつつ嫌な想像が脳裏を掠めては、脇腹を抑える手を無意識に強めて。ざっと見渡した限り、舗装された道らしきものは見当たらない。となれば、草の根をかき分け自身で道を作る必要があり、それは自然植物との接触が大いに増えることを意味する。無事でいられる保証など何処にもないが、どの道あの研究所へ戻る事はもう難しく、他の建物へと続く三方全てが森に囲まれる地形にある以上そこへ踏み込む以外の選択肢は断たれている。そこまで思考を巡らせては、ふう、と一つ息を吐き、覚悟を決めいざ鬱蒼とした森の中へ足を踏み入れて)
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