TOPIC MASTER 2017-12-17 14:50:34 ID:11462df96 |
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>>677 日比谷 景
「………!? ご主人さま…!」
(鮮血が散る。咄嗟に少女を庇えば、彼女は腕を引かれるままとなり、無傷で済んだようだが、目の前で起こった出来事に衝撃を受けたらしく、声を上げて。襲いかかってきたジレイドの間合いから脱し、そこでそっと指示を出すと、こちらを見上げる瞳は僅かな水気を帯びて揺れていたが、しっかりと頷き。腕を離してやれば、こちらの様子を伺いつつだが、安全そうな壁際へと後退していって背をつけ、脱出の隙を狙うようにエントランスの方に視線をやり。
一方、散った血が床に落ちた途端に、周囲一帯からはどよめくような気配が生じた。さわさわと音がし、廊下の淵に生育していた水草が揺れて。速度はゆっくりであり、長さもこちらに届くほどではないが、蔦が明らかに伸び、探るように床を這い始め。
そして、ジレイドの方は立ち位置こそ変わらないままだが、即座に突き出せるよう、腰の辺りの高さで十文字槍を構え直し、こちらを冷たい瞳で見つめながら「ヤハリ、オ前ハオカシイ」と述べ。少女のことは気に止めていないらしく、さらに立っているのも最初からずっとエントランスの"横"である為、下ろされて邪魔だった槍が、今、武器として使われている以上、進路自体はがら空きであり。恐らく、少女は次の瞬間にでも、この隙を突いてこの場から離脱するだろう。
問題は自分の立ち回りだが、敵の武器はリーチがある点が厄介ながら、逆から述べると、あまりに近くにいる相手には攻撃の手段がなさそうで。しかも、今は両手で槍を持っているため、すぐ警棒に手を出すこともできないであろうことも伺え)
(/やば格好いいイケメンを見たような気がしますが、感想をだだ漏れさせるのは、ひとまず自重し←。こちらが回している考察めいたロルはつくづくご参考までのものなので、戦略はご自由に。※蹴り推奨)
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