滅びの森のレクイエム【3L/少しだけ特殊】

滅びの森のレクイエム【3L/少しだけ特殊】

主  2017-10-09 17:40:46 
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西の最果ての王国に、『滅びの森』という魔境がある。
人の生き血を啜るモノ、黒魔術を使うモノ、満月に吠え猛るモノ──人ならざる魔の者たちが跳梁跋扈する森だ。

滅びの森さえ切り拓ければ、また魔の者討伐に使う戦力を別のところに投入できれば、王国はもっと栄えるものを。
対外諸国との戦争に悩み悩んでいた国王は、ある日とうとう決断を下す。

『我が王国にいる全ての吸血鬼、全ての魔女、全ての狼男を、今こそ一気にうち滅ぼせ。
是が非でも彼らを排除し、「滅びの森」を我が手にもたらせ!』

しかし勿論、魔の者にとって──それは相容れないお触れであった。

「人間如きが我らを殺す? 片腹痛くてかなわんわ」
「滅びの森は私たちの森。美しいここを渡せはしないわ」
「困ったなあ、あれ要するに殺し合えってことだろう? 俺今人間のかわいこちゃんに片想い中なんだけどなあ」

それでも戦いは起こるのだ。

「血を吸われたいのに!!あの快感がたまらなくイイのに!!何でよ!?何で滅ぼしちゃうのよ!?!?」
「首を洗って待っていろ、魔女裁判の法廷に必ず引きずり出してやる」
「可愛い子羊、って甘く囁いてくれた貴方が……殺されてしまうなんていや。なら、選択肢はただひとつ」


【!】こ↑こ↓で行われる背後会話は、ちょっと頭がプッツンしちゃった主の意向で少々\アッー!/なノリを含むかもしれないし含まないかも知れません(勿論強制ではないゾ)。
「(うわぁさすがにこれは)ないです」だとか「(こんな臭いトピ建てるなんざ)私には理解に苦しむね……」だとか感じましたら、ご迷惑をおかけて申し訳ありません、どうか何も見なかった、一瞬何か見た気がするけどこれもうわかんねぇなアーシラネってことにしてブラウザバックして下さいませ。
しかしそれ以外のノンケじゃないとんでもねえ野郎もしくはノンケだけど興味ありますありますって方々はようこそそのまま入って、どうぞ(感激)


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  • No.76 by ウタ  2017-10-21 17:59:41 




>アーネスト

( この森は、昼と夜で全く違う顔を見せる。いくら日食薬を塗りたくってきたとはいえ陽光などなるべく浴びたいものではないから、自然と俯きがちになった視線がいつもより丁寧に地面を踏みしめさせた。美しい森のけもの道を、神経を研ぎ澄ませて歩く。夜よりずっと穏やかで、だけどどこか騒然としていた。生き物の声、木々のざわめき。まばらに咲く花に止まって羽を休める虫、小動物。太陽が真上に来る時間というのはずっと先まで見渡せる程明るくて、寂しさや不気味さなんてちっともない。昼と夜とで顔を変える―――ここはそういう森だった。
大事なのは“気配”だ。あの人はいつもそう言っていた。明日行くからねなんて言わずにこの森へ足を運ぶのに、どうしてか必ず迎えに来てくれて落ち合うのが常だった。どうしてって……わかるから。大事なのは気配だよ。あの人はいつもそう言っていた。―――ざわり。まるで苛立っているような、負の感情で身を包む一人の人間の気配がした。森を愛していない者の気配。あの人がいたこの森を、愛していない者の気配だ。踵を返して姿を探す。それから間もなく大きな一人言が聞こえたかと思ったら、上背のある、だけど痩せ身の若い男がすぐそこに立っていた。 )
……森を歩く格好も知らない男には任せられないだろうね
( まだ敵意はないけど好意もない。そこには何の感情も存在していなくて、だから何でもないような顔でそう声をかけた。男は丸腰に見えたし、一目で高給取りとわかる格好をしていたから。二人の間を知らん顔でそよぐ、静かな風に髪がなびいた。はらりと一房頬を撫でて、払う前に後ろへ流れる。とても穏かだった……目の前の男の表情以外は。 )

( / 24歳、学生です。みたいなノリで自己紹介するとはたまげたなぁ……。野獣先輩じゃないか(憤怒)ひで違うだろ!いい加減にしろ!ホモは嘘つき、はっきりわかんだね。
いきなりすみません、背後は全然ノンケなんですけど皆様に合わせた方がいいのかなと思って……怖くて……(大嘘)
初めまして、挨拶遅れて申し訳ありません。女吸血鬼のウタと申します。相性等あると思いますので、馬鹿野郎お前俺は絡まねぇぞお前という場合は遠慮なくクビだクビだクビだ!という感じでスルーしていただいて構いません。お時間のある時にでも目を通していただけたら嬉しいです。ヌッ! )


>アラン

( 決して、住処である森から近いわけじゃあない。けれどどうしてか、昔から時たまこの酒場へと出入りしていた。どうしてここなのかと聞かれたって困る。奥へ延びるカウンターと、その後方へ広がった奥行きのある空間にソファー席があるごく一般的な酒場。だけど悪いところもないから―――要は慣れのようなもので、何となくここと決め食糧探しのつもりで稀に足を運んでいた。出入り口付近のカウンターにはビールとワインのサーバーが設置されていて、立ち飲み客がたむろしている。いつだって活気に満ちている店だ。栄養になりもしないホットワインを片手に、人々の喧騒を眺めていた。
ふと、カウンターの奥で一人、グラスを弄ぶ黒髪の男が視界に入る。糊のきいたシャツに黒のスラックス。正直言って浮いていて、この辺に住んでいる人間じゃないだろうと見当をつけて数秒、その男が見知った人物であることに気が付いた。アラン・ドラクロワ。ドラクロワ家長男にして手の施しようがない女好き。自分が眠っている間にここを出たと聞いていたが、どうやら帰ってきていたらしい。忙しなく辺りを見渡している様子を見るに、今晩の食事でも探しているのだろう……だがそれはこちらも同じこと。邪魔しないでやろうと背を向けたものの、やはり一度目についてしまえばどうしても気になってしまって。随分久しぶりだし声くらいかけておこうと席を立ち、彼のもとへと一直線に近づいて声をかける。「―――隣いい?」まるで他人のようにわざとらしく、くすりと小さく笑ってみせながら。 )

( / お忙しい中ご確認と参加許可ありがとナス!その上もったいないお言葉まで……嬉しさで涙が出、出ますよ……
それとジョハンナ時代の知り合い設定かしこまり!アランくんがアニュス・デイ及び滅びの森を去った時はまだ体の再生が追い付かず眠っていて、ここ三十年の間に目を覚まし名前を変えたという体で絡ませていただきますね♂ウタが眠っていたことやその理由についてご存知かどうかはそちらにお任せいたします。また勝手に酒場の描写を取り入れてしまいましたが、何か不都合などおありではないでしょうか?気に入らなければスルーしていただいて構いません。
不束者ですが、これからどうぞよろしくお願いいたしますね。ンアッー! )


>all背後様

( / 遅ればせながら、女吸血鬼として参加許可をいただきましたウタと申します。背後の力量と時間の都合でまずはお二方にのみPCから声を掛けさせていただきましたが、今後もっと余裕ができ次第順次ほかの方々ともお話しできたらと考えております。このような形をとってしまい、不快に思われた方は本当に申し訳ありません。
当方まだまだ未熟ですが、精一杯皆様のように素敵なロールプレイができるよう努力してまいりますので、絡んでやってもいいぜという方はどうぞよろしくお願いいたします。いつか必ず声を掛けさせていただきます……!(ちなみにノンケじゃ)ないです。
こちらは蹴っていただいて構いません。いつか皆様とお話しできる日を心より楽しみにしております。ウィヒ! )


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