主 2017-10-09 17:40:46 |
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>ヘンリエッタ
――……っ!…往生際のっ…悪い、女め!
(突如として木々の間から発生した一陣の突風に足元をすくわれ、後方へ二、三歩よろめいて。風に巻き上げられた枝葉や砂つぶが次々と飛んで来るので碌に目も開けていられず、右腕で顔を庇いつつ足を踏ん張って押し留まり。少々聞き捨てならない言葉を吐かれた気がするが、目の前の魔女はどうやらこの場から逃げ出さずに手向かうことを選んだ様子。しかし彼女は重力だけでなく、気流までもを自在に操る術さえ使うらしい。となれば聖水を刃に変えて飛ばしたところでおそらくこの向かい風に飲まれてしまうだろう――だとすれば地面からの攻撃でその足元を狙うまで。瓶を傾け適量の聖水を地面に垂らし、素早く「秘術」の式を詠唱して。風の影響で少々後方へ落ちたそれは忽ち高さ数十センチの氷柱へと姿を変え、そのやや前方に一本、もう一本と縦一列にその数を増やしていき、前方の相手の足元へと迫り)
(/了解致しました!お互いボカスカやりあいましょう。今回は現在所持している聖水の量に限りがあるので、もし互角に戦い続けた場合は瓶が空っぽになった時点でアーネストが泣く泣く逃げ帰る展開になりそうかなと思っておりました…!勿論ヘンリエッタ様の方がやはり力量は上で、アーネストがめたんこにやられてポイされるのでも良いですし、何か他の展開でもOKです!ただ、アーネストが今回の戦闘でヘンリエッタ様を捕縛できるなんてことはまず有り得ないだろうと考えていたので、そこだけ先に確認させて頂きたいなと…!あとは成り行きに任せていけたらなと思っておりましたが、他に何か確認事項があれば仰って下さいませ。)
>ユリーア(ユリウス)
ん……?――…ああ、いや、構わない。参拝なら大聖堂までご案内しよう、村はずれにあるせいで少々分かりづらいんだ。
(自らの露骨な態度が目の前の彼を困惑させているなどとは露聊かも意識せず、それよりも関心は彼の妙に女性的な上品さを醸す口振りと声音に向けられて。しかしまさか女性…ではあるまい。体格は相手の方が少々華奢に見えるが自分と然して大差は無さそうだし、服は男物……顔立ちは中世的で整っているが判断材料にはならなそうだ。“どっちだ…?”という疑念のもとに訝し気に眉根を寄せるも、程なくしてある民族学の知識に思い至り。この大陸の一部地域では、魔除けのために年少の男児に女児の服装をさせる風習があるそうな。この男もおそらくそのような幼年期を過ごしたうちの一人で、幼い頃の経験が彼の人格や立ち居振る舞いに影響を与えたのだろう。それで女性のような雰囲気が――なるほど理解できる、などとまるで見当はずれな推測のうちに自己解決し。もう一つ気になるのは旅の目的だが、聖地アニュス・デイを訪れる旅行客は巡礼目的の者がやはり多かったはず。彼もおそらくはその一人であろうと端から誤認したまま、相手に行先の確認もせず大聖堂への道を案内しようとして)
(/お優しいお言葉ありがとうございます…!そして先程気が付いたのですが、前回ユリーア様のお名前を間違えておりましたよね…大変失礼致しました。アーネストは友達が少ない(笑)ので、“オネエ”という概念すら知らず妙な方向でユリーア様のことを誤解してしまっています、わかりづらい描写ですみません…。これからの展開なのですが、他の方々とは酒場や宿屋に向かわれるご様子でしたので(勝手に覗き見してすみません…!)、アーネストは折角なので大聖堂の方へご案内しようかなと考えていたのですが如何でしょうか…?大聖堂には銀や文献資料も豊富でしょうし、そこで情報・意見交換しつつ、後々モブ吸血鬼相手に共闘できたらなあ…と少し先走って妄想しておりました。勿論違う展開でも大歓迎ですし、何かあれば仰って下さいませ…!)
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