主 2017-10-09 17:40:46 |
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>アシデア
くそっ、何故だ?何故迷い込むのが村娘や修道女ではなくこうも頑健そうな男ばかり……っ!?
(滅びの森に帰還して幾日か経った頃。己の館は見つからず人間の血も飲んでおらず、とりあえずは一度村に行って喉を潤し飢えを満たさねばとふらつきながら日食薬を塗った身体でどうにか来た道を戻っていると、至極のんびり散策している丸眼鏡の男が一人。ハンターや神官がたびたび踏み入る事情から咄嗟に暗がりに身を隠し、彼の様子を窺うが、犬歯の生えた口からは忌々しそうな声が漏れて。朝方だからと油断して花を摘みにでも来た娘ならすぐに襲いかかったものを!以前も厳格な顔つきをした神官が入ってきていたが、何故男しか森に入ってこないのだ、美女ならば諸手を挙げて招き入れたのに――そんな身勝手な舌打ちも束の間、男が不意に向けた背に黒の十字模様があるのを見てしまった瞬間強い眩暈が襲いかかり、よろめいた足元がばきり、と地面の小枝を踏んで。)
(/全然大丈夫だって安心しろよ~all文提示ありがとナス!早速絡ませていただいたゾ。しかしお前一番態度温厚って言われてるぞ、アホな愚息が脳内で好き勝手言って申し訳ない……宿敵同士これから密に絡んでいけたらと願っていますが、あかん、これじゃアシデアが死ぬぅと思ったら遠慮なくご指摘いただいて大丈夫ですので!センセンシャル!)
>ラフィーナ
助かる……しかし、君は随分と優しい魔女だな? 俺にも顔なじみの魔女はいくらかいるがね、あちらもこちらも長く取引すればするほど互いに遠慮のない間柄になるばかりだ。
(まだ幼い魔女の纏う雰囲気が怯えから緊張に変わったことを何となく感じ取り、いくらかこちらも安堵して。近づいてきた彼女が傷を見るや否や血相を変え、取引の件は後回しだと言って治療の準備をし始めれば、おそらくまだ短い年月しか生きていないからこその純粋な献身に苦笑しながら雑談を。傷の手当てを受けられる安心感故か、彼女の純粋さを利用する悪い吸血鬼が現れなければ良いのだが――等とまるで自分は善であるかのような前提でひとり勝手に保護者のような心境に差し掛かっていたその時、彼女の取り出した小道具のつくりに見覚えがある気がしてふと思考が留まり。「……ナターシャ……?」記憶の底から浮かび上がってきたその名を、我知らず口にして。)
>ユリーア
あ……ああ、行きつけの良い酒場を紹介しよう。酒場の店主にでも聞けば、何かしらの情報は得られることは間違いない。
(にこり、と心から嬉しそうに微笑んだその中性的な顔立ちに、柄にもなくどきりとする――待て待て落ち着けドラクロワ、こいつは男だ!しかも女装が趣味ときた、そんな己の理解を凌駕する相容れない人種の男だ、欲情するような相手であるはずがなかろう?だが、ならばこの……まるで本当に女のような、可憐な花を思わせるたおやかさは一体全体何なのだ。等と一瞬のうちにらしくもない動揺を覚え、どこかぎこちなく顔を逸らすと別の通りへと相手をいざない。とりあえず人の多いところにでも連れ込めば適度に気が散って己の頭も冷えるだろうし、この男の目的も叶うかもしれない。そんなことを思いながら、やがて辿り着いた酒場の扉を先に開けて彼を通し。)
(/度々遅くなり申し訳ありません。背後事情につき、ロルをいただいた順に取り急ぎ書き終わった三名様分返させていただきます。アーネスト様、ヘンリエッタ様、シュカ様、お返事を今同時に投稿できずすみません……追々お返ししてまいります……!)
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