幸福世界【一部人数制限有/戦闘/シリアス】

>七塚所為
……おや、ってなぁに！ゆきちゃ、そんな子知らないよ！
(両手を上げた相手を見て自分の威嚇が効いたのだと思ってしまったらしく、ぎゅっとスタンガンを握りしめたまま何処か誇らしげに胸を張って。お蔭で少々警戒心が薄くなったのか距離こそ詰めないものの物陰から出ていくと相手に向き合い。とは言え最近まともな教育を受け始めたばかりの小さな頭では親が何を示す言葉か分かっておらず、それが自分が呼ぶ「ママ」を指すとも知らずに大きな声で疑問を交えた返答を告げて)


>白金勇希
んふふ、おにーさん変なの！正義の味方は、ゆきちゃを守ってくれるねーちゃみたいな人のこと言うんだよ。ねーちゃが守ってくれるゆきちゃに悪いことするのって、ねーちゃの邪魔してるのと一緒だよね。ねーちゃの邪魔するような悪い子なら＿＿ゆきちゃ、おにーさんのこと嫌いだなぁ。
(向けられた銃口は流石の己でも自身を害そうとしているものだと理解できて、相手の言葉と行動に閊えていたものが取れた様にすっきりとした笑みを浮かべると幼い持論を重ねていき。実際の善悪など幼く小さな世界には関係なくて、大切なのは「ねーちゃ」の味方か敵か。大切な彼女の邪魔をするならば相手は後者と愚直なまでに素直な判断を下せば、次の瞬間ポケットに忍ばせてあったスタンガンを相手へ叩きこもうとして)