幸福世界【一部人数制限有/戦闘/シリアス】

>白金勇希
れじ、すたんすってなぁに？
(相手の誘いの意味が分からないのは幼さだけの問題ではなく、つい最近外界に出て漸く人並みの知識を吸収し始めたばかりであるのが一番の要因で。稚拙な発音で聞きなれない言葉を復唱すれば首を傾げ、不思議そうな表情で相手を見上げて)


>田中真琴
そう！ゆきちゃはハッピーが一番好きだけどね、お友達のラッキーも好き！二人ともねぇ、正反対だけどとっても仲良しで、とぉっても強いんだよ！
(相手の同意を得られたことが純粋に嬉しかったのかぱあっと満面の笑みを浮かべながらきゃっきゃとはしゃぐように語りだせば時折身振りを真似するように幼い腕を振り回して。普段はやんちゃだけれど可愛いお姫様に憧れる女の子のハッピーと、普段は大人しいけれど勇ましい王子様に憧れる女の子のラッキー、両者の中でも容姿を真似する程に入れ込んだハッピーへの熱弁は特にその好意が見て分かる程のもので。「おねーさんちょっと違うー！『幸せ照らす真っ赤な太陽！とぅいんくるハッピー！』こう、ね！こうやるんだよ！」得意げに変身ポーズと決め台詞を真似して見せればどうだとばかりに相手の方へと視線を戻し、それでも初対面の相手に披露するのは少し恥ずかしかったのか照れるように口元に手を当てながらくすくすと笑ってみせて)


>島縛錬磨
わあ、ワンちゃん喋れるの！？すごぉい、サンさんとルナみたい！
(抱えた機械から聞こえた呼びかけにきょとんと驚いたように一瞬呆けるものの、すぐに好奇心で目を輝かせながら歓喜の声を上げ。犬が話すなんて大好きなアニメの妖精のようで、はしゃぐ様にぴょんぴょんと機械を抱えたまま跳ねれば一度傍の瓦礫の上に機械を下ろし、目線を合わせる様にしゃがみ込んで)
んっとねぇ、ゆきちゃはかくれんぼしてるとこなの。ワンちゃんは、おさんぽしてるんですか？


>綺堂白
ッねーちゃ！ねーちゃ、ゆきちゃのこと迎えに来てくれたの？
(不意に耳に届いた聞きなれた声、ばっと反射的に其方を振り返るとそこにいた相手の姿を見るなりぱあっと表情を輝かせて。そのまま全力疾走で駆け寄っていけば勢いを殺すこともしないまま半ばぶつかっていくように相手の腰辺りにぎゅうっと抱き付き、嬉しさを全身で表す様にぐりぐりと額を擦り寄せて。「ゆきちゃねぇ、今かくれんぼしてるの！前にお話しした、ミサちゃんとか、カナちゃんとか……他にもいっぱいお友達出来たの！」状況が理解出来ていないからだろう、抱き付いたままそちらを見上げ口にする言葉はまるで夕飯の席で今日あった楽しいことを報告しているような、それと変わらぬ様子が見られ)


>岸本哲也
んっとねぇ、ゆきちゃは小学校から来ました！もっと前だと、ねーちゃのとこから来ました！
(人気のない暗い地下街で漸く出会った相手、不意の対面に少しの間だけぱちくりと瞬きをしてからぽてぽてと危なっかしい足取りで近寄っていくと大きな相手をぐぐっと見上げて。問いかけに対して僅かに考えた後、授業中挙手するような勢いで片手をばっと抱えながら返事を口にし始め。とは言え制服姿を見れば分かることやそもそも個人名ですらない保護監督官の呼び名を交えた対して当てにならない内容、それでも精一杯の敬語と共にきりりとすました表情を浮かべていて)

( / 絡みありがとうございます！綺堂様と同居する形で政府の施設に出入りしていることとなりましたので、岸本様との接触があったと考えても自然かと思います。聊か無邪気過ぎるキャラクターではありますが、何卒よろしくお願いいたします！)


>黄昏藍
正義の味方……すごいねぇ、ねーちゃとか、とぅいんくるハッピーみたいっ！
(相手の返答を復唱すればほう、と感心する様に素直な褒め言葉をひとつ。アニメの主人公や自分を引き取ってくれている彼女を彷彿とさせる言葉にぎゅっと両手を握りしめながら明るい笑みを浮かべるものの「……危ないとこなの？ゆきちゃ、かくれんぼしてて分かんなかったの。」続けて告げられた相手の言葉に困ったように首を傾げ。ここで漸く自分がかくれんぼに夢中になり過ぎて入ってはいけない所まで踏み込んでいたことを自覚したようで、しゅんと肩を竦めながらスカートの裾を握りしめると、ごめんなさいとばかりにぺこりと頭を下げて)


>七塚所為
おいじゃないよ、ゆきちゃだよ！でも怖い人にはお名前教えちゃだめってねーちゃが言ってたから、ゆきちゃって呼んじゃだめだよ！
(小学校や政府施設などでは凡そ聞くことのないタイプの、どこか不機嫌そうな呼び声にぴくりと肩を跳ねさせると、次の瞬間ばっと近くの物陰に逃げ込んでいき。それからそろりと顔を覗かせ相手を確認すれば漸く先程の相手の言葉に対する少々、かなりずれた返答を口にして。未だ警戒心が皆無な幼子なりに流石に相手の容姿を見て普通ではないと察したために物陰からの問答を選んだ様子だが、それでもかなり詰めの甘い言葉にて相手に応えれば、物陰から相手を見つめたままもぞもぞと鞄からピンク色のスタンガンを引っ張り出して)