主 2017-10-08 22:27:48 |
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>安仁屋
えぇ、勿論ですとも。では猫さん、ちょっと失礼しますね?
(隠れて住む地下の人間であれば、姿が残る物は当然嫌だろうと思えば、プライバシーは守ると素直に頷き。鞄からカメラを取り出してはフラッシュ機能は消し、構えては猫に一声掛けた後正面やそっぽを向いた顔、欠伸をした瞬間等幾つか撮らせてもらい。「ありがとうございます。当たり前の事なんでしょうけど、あたたかいですね」撫でる許可を貰えれば膝を曲げ猫と目線を同じくし、手を伸ばしては喉や首周りをあまり力を入れず、ふんわりと撫で。その際手から伝わる猫の温かなぬくもりを感じれば、だらしなく頬を緩め感想を述べ)
あぁ、それは私たまたま迷子の子に似た、この黒柴を見つけまして。追いかけていたら偶然ここに通じる道に入ってきていたみたいなんですよね。まぁ途中で見失って、今度は可愛らしい猫さんを追う事にしたのですが……何かご存じありませんか?
(問いかけには、素直に怪しい人物を追ってきたと言うのはいかがなものかと思えば、別件で捜索中の犬探しの話に一部を改編して話。鞄から黒柴の写真がプリントされた、名前や好物、性格等の特徴や見つけたらこの連絡先にと書かれた一枚の紙を取り出しては、今の所地上では発見されていない為、もしかしたら本当に地下街に迷い込んでいる可能性もあるのではと、どこか期待するような眼差しを現地の住人であろう相手に向けては問いかけ)
>綺堂 白
ご心配くださりありがとう御座います。そうですよね、犯罪を犯す可能性のある人達が巣くっていたり、噂ではレジスタンスなんて呼ばれる方々もここに居るのではって話もありますよね。恐ろしい事です
(忠告の言葉には心配されたのだと思えば、申し訳なさと感謝を声音に含め、気を付けますと答えては、世間でも密かに流れている地下街についての噂について触れ。「害虫駆除?あぁ、確かに鼠とか出そうではありますよね。差別するわけでは無いのですが、女性ではそのようなお仕事を、しかもこんな所まで来るだなんて大変ではありませんか?」目の前の人物がまさか執行者だとは気付かなければ、言葉通りの意味で納得し、女性でその仕事を選ぶのは珍しいのではと好奇心から疑問を投げ掛け)
ありがとう御座います。綺堂さんのように親切な方に出会えたのは幸運でした。でなければ私は此処で延々と散歩を楽しむ事になっていたと思います
(良い人だと染々思えば、キャスケット帽を外し一度深く頭を下げ感謝の気持ちを伝え。安心したからこそ冗談混じりに、もしかしたら本当にそうなっていたかもしれない事を笑いながら話。「確かに特殊なお仕事ですよね、でも人の為になる素晴らしい事だと私は思います!あ、他にはどんな道具をお仕事では使われるんですか?」害虫駆除は確かに特殊だと頷けば、苦い笑みを勘違いして解釈し、フォローするような言葉を続け。また記事のネタとしては面白いかもしれないと、今時の駆除会社はこのような道具を使うならばと興味が湧いてはそのまま訊ね)
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