主 2017-10-08 22:27:48 |
通報 |
>飛騨 寧々子
えっ……?
(決断を長引かせ思考を働かせていたものの、恐らく二人しか居ないであろう空間では相手の言葉がはっきりと耳に入り。事態を理解すれば逃げようとするも一歩遅く、相手がすぐ目の前まで来れば、小さく息を飲みひきつった笑みを浮かべ。「ヒッ……あ、あはは。こんにちは、私は別に殺しても何とも面白くない善良な一般市民ですので、しないでもらえるとありがたいなー……なんて。って、冗談だったんですね。よかったー」鋭い刃が八本も一斉に向けられれば、普段向けられる機会等皆無な命の危機に心臓が凍る思いをするも、一瞬で解放されば安堵するが、地面に突き刺さった七本のナイフは決して偽物では無く本物である事を理解し。そして未だ握られたままの一本のナイフに視線は釘付けのまま、「いやー、今日は暑いですね」なんて、愛想笑いをしながら冷や汗がダラダラ流れる自分の額をポケットから取り出したハンカチで拭きつつ冗談を述べ)
>織部 不幸
え、何どうしたの?
(思ったよりも辺りに響いた自分の声よりも、立ち止まるかと思いきや此方に全力で向かってきた相手に戸惑い瞳を丸くし。自分に衝突せんばかりの勢いに、両手を広げ構え受け止めようとするも杞憂に終われば、ぽりぽりと頬を指でかき。「ハッピー?ハッピー……あぁ、あの魔法少女の!そっか、ゆきちゃんはハッピーが好きなんだ。お姉さんも好きだよ、あとは親友の女の子も友達思いの良い子だよね」ハッピー、そして目の前に掲げられたコンパクト。小学生が好きなものと頭の中で検索すれば、自分も一度か二度だけみた事のある作品を思い出し。その時の回は親友がメインだったが、あれは大人が見ても面白く好感が持てたと素直に同意し、一人称から察した相手の名前を呼びつつ答え。「決めポーズは確か、こんな感じだったっけ?」地上に返すべく声を掛けたはずが、この状況にはやや不釣り合いにも思える無邪気で輝いている相手の笑顔を見つめながらつられて笑みを浮かべては、本来の目的をつい忘れ、おぼろ気な記憶を頼りに手の向きや立ち方が一部違っている気がするがポーズをとってみせては、反応をうかがうべく此方に向けられた視線を見つめ返し)
(/此方こそレスありがとうございます。可愛らしい娘様相手に我が子が悪ノリで返してしまいますが、生温かい目で見て頂ければ幸いです。ではこれから宜しくお願い致します)
>綺堂 白
あ、道に迷ってしまって。もし地上への道を知っていたら教えて頂けないかなと思いまして
(自分の言葉に反応を返してくれた事に内心安堵するも、此方に向かっていたはずの相手の足が緩やかになり、ある程度距離を取って話されれば警戒されている事が伝わり、歩を進めていた足を途中で止め、困ったように笑みを浮かべながら事情を伝え。「それと、言っても説得力が無いかも知れませんが……別に怪しい者ではありませんからね。私は梔子と言う新聞会社で働く田中と申します」鞄の中から名刺を取り出しては相手に見えるように持ち、距離はそれ以上詰めないまま、信じてもらえるかは別としても自分の名前と職業を名乗り)
トピック検索 |