──　隠れんぼ ｡　　　

▪元 也民 / 現在 復帰予定 無し.
▪半角､全角 どちらも使用.
▪上下の空白愛用者.
▪雑談も可能. 遅レス / 亀レス.
▪御相手様の募集は其の時に寄ります.


▪シチュのリクエスト可能.

どんな立場で､どんな風に書いて欲しいのか決まってましたら詳しくでも､ザックリでも書いてくれると有難いです.(　オリジナル伽羅のみ　)
練習に手伝って貰えると嬉しいです.


▪妄想 / 思い付きの設定.

思い浮かんだら書いて行こうと思います.
ベタなモノから特殊なモノまで色々と書くと思います.苦手な方はそっと閉じて下さい.

　　　隠れんぼ.　　/　　少女視点.



＿.. もういいよ。

( 暗くなるのが段々早くなって来たこの季節、夕方になるにつれて次第に風も冷たく感じる。昼間は暖かったからと言って薄着で遊びに来てしまったのは少し間違えだったかな？と思う程に空気も冷えて来た。其れでも後もう少しだけ、友達と遊んでいたい気持ちの方が強く、多少の寒さも我慢して遊んでいる神社の中を駆け回り。何処か隠れるのにいい場所はないだろうかと私は神社の隅々まで見たけれど、もう隠れた場所ばかりで良い隠れ場所が中々見付からないなと思っていると、友達が数を数え終わったのか徐に『 ─ もういいかい？ 』と返事を聞いてくる。私は慌てて神社の裏手にあった大きな黒い場所に身を隠し、上記を出来るだけ声を張り上げて言った。答えた直後に友達が動き出したのか砂利の音がガチャガチャと夕暮れ時の神社に響き、咄嗟に身を隠した私は独り鼓動を早めながら動かず息を飲んで隠れていて )

　　　隠れんぼ.　　/　　少年視点.



＿.. 何処行ったんだよ、彼奴は｡

( 神社にある大きな木と向かい合い、腕で自分の目を覆い隠すとゆっくり数を数え始め。此処で何度、隠れんぼをして遊んだだろうか？数え切れない程に良く遊んでいる為、大体は何処に居るかは分かるけど偶に変な場所に隠れる彼奴を見付ける自信は余りなく。見付けられるかなと不安になりながらも数を数え終わると腕から顔を離し、振り返って誰も居ない神社に問い掛けた。すると返って来た答えに自分も動き出し、神社の脇や下の方など様々場所を探すけれど彼奴は何処にも見当たらない。やっぱり変な場所に隠れたんじゃないかとムシャクシャして上記をぽつり吐き出せば、夕暮れ時の空に烏が鳴き、飛んで行くのが見える。もうそんな時間なんだなと思って居ると神社の階段を誰かが登って来た。其れは夕方になっても帰って来ない自分を探しに来た母親で、まだ見付けられていない焦りと帰らなきゃという思いが複雑に混ざり汗がどっと出て来る。探さなきゃいけないのは分かってるけど母親も頑なに連れ戻そうとして来て、結局は家に帰る事になってしまい神社を背に階段を下りて )

少女は少年と二度と会う事はなかった.
何故なら､少女が隠れてしまった場所は神社で使われている焼却炉で､外から開ける事は出来ても内側からは開けられない場所だったから.




　　　鬼サン此方､手ノ鳴ル方へ ──




隠れんぼをする時は､呉々も御注意を.

まだまだ未熟.練習あるのみか.

今晩は.繊細で美しい含みを持ったロルに心を奪われ､思わず声を掛けてしまいました.隠れん坊の様に仄暗い世界観でありながら和の雰囲気を上手く取り入れた設定が大好物で.勝手ながら楽しませて貰いました.

今晩は.そんな風に感じて貰えるなんて嬉しいです.有難う御座います.隠れん坊と言う何かが有るのでしょうか､ただ思い付くままに書いてしまってるので何も分からず､すみません.
俺も仄暗い雰囲気と和は好きです.

　　　　　俺なりのロル割合表



▪背景:1　　時刻　/　場所
▪心情:3　　立場　/　状況
▪行動:3　　展開　/　発展
▪小物:1　　動物　/　建物
▪物語:2　全てを含め､どうして行くのか.

背景が少ないのは決め付けるのを好まないから少なめにして､皆さんの想像に委ねてる.まぁ､もう少し詳しく書いた方がいいんだろうけど.

行動をすればその分､心情も出て来るし次の展開へ移りやすくなる.と俺は思ってる.背景を少なくする分､小物で雰囲気を演出するのも有り.やり過ぎには注意.

是等を膨らまして書けばある程度は書ける.




と､俺の勝手な考え.
良い割合なんて人其々だけど､俺的にはこれがバランス良く感じるってだけ.

結局何を題材にするかも決まらない.

あなたを通せんぼ. 僕だけ.かくれんぼ.
無邪気な甘えんぼの夢.

僕を見ないでいて. 僕を手放して.
無邪気な瞳で笑ってよ.

アナタヲトオセンボ.

また､小説紛いな物を書いてみようか.
大まかな事しか決まってないけど.

良いモノが浮かんでも文才が無い.
どうしたものか.

Ａ / 〇〇は何でも出来るよな､羨ましいわ｡

Ｂ / 本当､狡いよな。彼奴ばっかり何でも出来てさ､恨むレベル ( 笑 )

Ｃ / 彼奴に弱点とか何かねーの？

Ａ / あっても彼奴には敵わないって。

Ｂ / だよなァ..



何時だって何処にだって " 出来る " 人間は近くに居る。その最たる人間が偶々､俺だった。たったそれだけの事で。

人から疎まれ､憎まれ､恨まれる｡


もう､そんな事には慣れてる ──




俺は毎日死ぬ｡
言いたい事も言えなくて､やりたい事も出来なくて唯々我慢を繰り返して今日もまた､皆が言う " 出来る " 人間を装う｡

我慢をした先に何がある？


　──　何も無い｡そんな事も分かってる｡


それでも俺は " 出来る " 人間じゃないと駄目なんだ｡周りが､皆が悲しむから｡
出来ない人間になるくらいなら､全てを捨ててしまってもいい｡ なんて､この時はまだ思ってた｡










　　　　　出来死　　/　　一話目.

変わらない毎日｡
誰かが手を伸ばし､誰かを掬い上げる｡
その掬い上げられた指の隙間から零れ落ちた存在が自分｡

零れ落ちたら存在も何も無いけれど､落ちて尚もこの苦しみが消える訳じゃなく､俺は絶えず悲しみと苦しみの波に溺れそうになっている｡


嗚呼､今日も掬い上げて貰えなかった..

俺はまるで酸素を求める金魚の様に､口をパクパクとさせながら自分の机で独り､教科書と睨めっこしていた｡

すると､何時もなら誰も話し掛けて来ないのに声が聴こえてくる。いや､でも俺にじゃないだろう。そう思っていたら誰かに肩を叩かれた ──


『 ねぇ､呼んでるのに何で無視するの？ 』


クラスで一番可愛いあの子が､なんで俺なんかに声を掛けるんだ。嗚呼､そうか授業のことかな。


「 嗚呼..ごめん。で､なにか用事？ 」

『 うん、ちょっとね。話があるの ── 』


周りも気にせず恥ずかしがるあの子｡
何か言い難い事なんだろうか？









　　　　　　滌死　　/　　二話目.

声を掛けてくれたあの日から仲良くなった俺等は､二人で居る事が増え､互いの事がどんどん好きになって行った｡


それと同時に周りの反応も変わった｡



Ａ / 彼奴本当､羨ましいよな｡

Ｂ / クラスで一番可愛いあの子と付き合ってんだろ？

Ｃ / 勉強も運動も出来て､彼女持ちとか..

Ａ / リア充過ぎだろ。( 笑 )

Ｂ / 爆発して欲しいわァ｡



そんな声は俺の耳には届かない｡
ずっと我慢して､ " 出来る " 人間になって初めてやっと心から好きだと想える人が出来たんだ｡お前等のちっぽけな声なんて聞こえない｡

俺はそうやって耳を塞いだ｡


優しい彼女が出来て､俺は勉強も運動も " 出来る " 人間も全てを辞めた｡

俺はこうして彼女に溺れた｡



『 ずっと一緒に居ようね 』

「 嗚呼､勿論だよ 」









　　　　　溺死　　/　　三話目.


　　　　　　　　　　　　　　　　完.

どんなに泳ぎが得意な魚でも溺れる事はある.

人様のを読んでるだけで満足してしまう.
良い曲を聞いて､それだけで満たされる.

自分でも何か､やりたいと思うのに
何も浮ばない.

スランプかな.

そっと息を飲む.
誰にも気付かれない様に､独りになりたくて.

要らなくなった瓦落多は､何処に捨てればいい.気持ちも全て捨てられたなら良かったのに.