血塗られた楔【和風/戦闘/ファンタジー/人数制限有り】

>六韜

当主は関係ない、私自身の意思で貴様の情報を探りに来たまでの事。
（感情を込めないよう意識し、淡々と冷たい声でそう告げる。姿を見られた今、気配を隠す必要はない。警戒以外は、全て解き武器も構えるのをやめて。…当主の身でありながら、部下を従えず不用心に一人で散歩とは、余程自分の力に自信があるのか、それとも気がないだけか。せめて、お嬢様への手土産となる情報を得られたらとはと考えて。）

>千尋

界妖寺家補佐役、…界妖寺朔だ。好きに呼んでくれて構わない。戦中だ、よろしく出来る時間は僅かだとは思うが、…また会うときがあったら、よろしくだ、焔。
（彼女が本名を知っている可能性は十二分にあることはわかっているが、それでも口にすることは耐え難く仮の名を口にして。そういえば、他人とこうなんというか、親しく？交流するのは殆どなく、最後の方は大分ぎこちなくなって。）

>真

なにっ！？…ッ…流石です、お嬢様。
（当主は、自身が予測とは違う動きに若干戸惑い、反応が遅れる。鎖を引き寄せようとするが、その間に当主に間合いを詰められてしまって。槍の動きが見えるが、それでも鎖で受け止める時間はない。仕方ない、鎖で受けるのは諦め両腕で貴方の槍を受け止めようか。骨に響く様な痛みと刃で皮膚を裂かれ焼けるような痛みに、短い呻き声を上げつつ、称賛の声を続けて。）