猫さん 2017-05-20 18:00:41 |
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(/是非是非!それではその位の関係性でキャラを出してみます…!絡み辛ければ教えてくださいー!新規に出しなおしますので!)
___(猫の姿のまま水皿へ顔を寄せ、ぺちゃり、ぺちゃり、と水音を立てながら水を掬い。何回も繰り返しては口周りを少し湿らせてから舌なめずりを一度だけ、水分補給のお陰で喉が潤えば満足したように今度はペロペロと手の先を舐めて毛繕いを。自らの毛並みに納得が行き、そこで漸く今度は日が差す窓際へ足を進ませて。自らが動く音以外特に何も聞こえない、シンと静まり返った室内を見渡してから飼い主は今日も今日とて仕事とやらに出向いてしまったと言う事実に"なぁご"と不満を鳴き声に変えて。とは言え、聞き分けが無いほど若く無ければ今は明るいこの景色が星の煌めく夜空に変化するまで戻ってこない、と言うのはすっかり慣れた物。ただ、今までと違い慣れていないものと言えば、今まではクーラーにより季節など内容に適温だったのが、今度は蒸すようにジリジリとした暑さが襲い掛かると言う事で、纏う毛すら鬱陶しいと言う様に人間の姿に変わればペタリと体をひんやりとした床にくっ付け横になり、それほどに暑くても日の当たる窓辺に寄り添うのは無自覚の内に、此処何度も会う事が出来た客人を待っているからで、窓の外へ自ら率先と外に出る事が出来ないくせに時折チラリと時計を眺めては訪れないその姿に不満は一人前と抱いてしまう。自己中心的な思いに気付いていないのか、ゆぅらりと尻尾を時折揺らして依然変わりの無い外の景色を眺めるばかり。爪を少し立てればカリ、カリ、と力を籠めずに床を引っ搔いて。少し勇気を出して窓を開きさえすれば夏の始まりを知らせる風が心地よいだろうに、それすらも行わずにジリジリと太陽に虐められていて。)
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