しゅ-まい 2017-04-10 18:39:39 |
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_.. 始まりはほんの些細な事だった。
ある日のこと。
いつもと変わらぬ日常を送っていた俺は学校の帰り、自分が住んでいるアパートの二階の階段を上がって部屋に戻ろうとした。
すると、階段の途中に何かがある事に気がついた。
何か分からないので俺は恐る恐る近付いて手を伸ばしてみたけど、何も動かない。
同じ階の人がゴミを出す時にでもゴミを落としたのだろう.. そう思い、それを拾い上げようとした時だ ──
生温かくてふんわりとした柔らかい何かに触れた。こう、生き物のようなぐにっとした変な感触に驚き、思わず声が出る。
「 うわっ、なんだこれは.. 」
黒く汚れていて分からなかったけれど、じっくり見てみると落ちていたのはゴミではなくイタチのような不思議な生き物だった。そのまま見捨てる事も出来ず、俺は家に連れて帰る事を決め、優しく抱き抱えると部屋に向かう。
まず、部屋に入ったら汚れを落とす為にお風呂へ入れ、その後でゆっくり傷の手当をしてあげた。
そして色々やり終えた後、いつの間にか俺はイタチと一緒に深い眠りに落ちていて..
この時に放って置けなかった俺が、怪我して動けなくなっていたイタチ ( ? ) らしき動物を拾った事によって、この先の未来が大きく変わる事を俺はまだ知らなかった。
俺 と イタチ ( ? ) の同居生活 。/ 一話目 。
何だろうな、こう書いたつもりなのに勝手に変換で一緒に打ててしまう機能って言うのが少し煩わしく思った。
誤字と言うか、同じ言葉があったり意味が同じになってたりして少し可笑しい。
_.. 始まりはほんの些細な事だった。
ある日のこと。
いつもと変わらぬ日常を送っていた俺は学校の帰り、自分が住んでいるアパートの二階の階段を上がって部屋に戻ろうとした。
すると、階段の途中に何かがある事に気がついた。
何か分からないので俺は恐る恐る近付いて手を伸ばしてみたけど、何も動かない。
同じ階の人がゴミを出す時にでもゴミを落としたのだろう.. そう思い、それを拾い上げようとした時だ ──
生温かくてふんわりとした柔らかい何かに触れた。こう、生き物のようなぐにっとした変な感触に驚いて思わず声が出る。
「 うわっ、なんだこれは.. 」
黒く汚れていて分からなかったけれど、じっくり見てみると落ちていたのはゴミではなくイタチのような不思議な生き物だった。
そのまま見捨てる事も出来ず、俺は家に連れて帰る事を決め、優しく抱き抱えると部屋に向かう。まず、部屋に入ったら汚れを落とす為にお風呂へ入れ、その後でゆっくり傷の手当をしてあげた。
そして色々やり終えた後、いつの間にか俺はイタチと一緒に深い眠りに落ちていて..
この時に放って置けなかった俺が、怪我して動けなくなっていたイタチ ( ? ) らしき動物を拾った事によって、この先の未来が大きく変わる事をまだ知らなかった。
俺 と イタチ ( ? ) の同居生活。/ 一話目。
見づらかったので少し改良。
けど、話し的には全部変えるのが面倒だったから内容は殆ど弄らずそのまま。
てか、小説って初めて書いたかも知れない。
読む事はしても書く方になりたいとは思った事がなかった。也とかしてんのに。
うわ、恥ずかし。下げたつもりでいた。
紅蘭さん
読んでくれて有難う御座います。
初めて書いたんで、これでい-のか分からないんですけど続き書いてこうと思います。
早くは書けないのでたまに覗いてくれたら嬉しいです、( 頭深々 )
深い眠りについてしまった俺は、翌日の朝に目を覚ました。
窓の外では鳥が囀り、心地良い朝を知らせている。
「 ..あれ、俺はいつの間に寝たんだ? 」
学校帰りで疲れていたのか、ぐっすりと寝ってしまった俺は昨日の夜の事を思い出す。
「 確か昨日は、変な動物を ── 」
そう、昨日は変なイタチのような動物を家の前で拾って、それから手当てをして..
いつの間にか寝てしまったんだ。
朝日に目を擦りながら一緒に寝ていたイタチを部屋中を見渡して探す。だけど、部屋の中には自分だけで、イタチの姿は何処にもなかった。
「 何処に行ったんだろう.. 」
起きたら動物病院にでも連れて行こうと思っていたのに、やっぱり何処にも見当たらない。
俺は昨日の出来事は何だったのだろうと、ベッドに寄り掛かりながらボーっとしていれば窓から勢い良く風が吹き込んで来た。
昨日の夜は確か、閉まっていたはず..
なのにどうしてだろうと窓を確認する為に近づくと、窓がほんの少しだけ開いている。
まさか、此処から自分で出て行った?
だからどうしたって言うんだ。
きっと背中の傷が治って、部屋を飛び出して行ったんだ。そう自分に言い聞かせて学校に行く準備を始めた。
俺 と イタチ ( ? ) の同居生活。 / 二話目。
トフレさん
トフレさんも初めまして。
続き気になってくれて有難う御座います、
そんなキラキラした目で見られたら照れてしまうので、お手柔らかに..
有難う御座います。短編なので直ぐ終わるかと思いますが楽しんで貰えたら光栄です。( 礼、 )
__ イタチが姿を消してから数日のこと。
俺にはまた、平凡な日常が戻って来た。
あの日のことは何だったんだろうと思いながらも、学校に行っては退屈な日々を過ごす。
ある日の昼休みが終わる頃、授業の為にクラスへ行こうと廊下を歩いていると薄い金髪の綺麗な人にスレ違った。
髪は長く、サラサラとしていて何やら先生と笑顔で話しながら俺の横を通り過ぎて行く。
新しい生徒だろうか?
少し気になったけれど、急いでいた俺は特に何をする事もなくただクラスへと足を進めた。
チャイムが鳴ってクラスの皆が席に着いた時、丁度先生もやって来た。そして授業を始める前に新しい生徒が来た事を話しだし、俺も黒板の方へと目を移す。
そこに立っていたのは、先ほど廊下でスレ違った金髪の綺麗な少女。改めて見ると本当にその綺麗な事が良く分かる。
「 綺麗.. 」
無意識に出た言葉に、ハッ!として俺は両手で口を塞ぐ。周りに聞かれてなかっただろうか..
自分の心配していると挨拶を終えた、少女がこちらに向かって歩いて来る。どうしよう、独り言がバレたかと思って焦ると少女が笑顔で言う。
『 隣の席だから、仲良くして欲しいな 』
「 あぁ.. 宜しく 」
顔を覗いてくる少女に対し、俺は顔を逸らしながらぶっきらぼうに答える。そんな笑顔であまり見ないでくれ..
俺の平凡な日常がまた、少し変わった。
俺 と イタチ ( ? ) の同居生活。/ 三話目。
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