はく 2017-02-03 15:45:23 |
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( きらきら。いや、これは"ぎらぎら"だ。延々と網膜を刺激するスポットライトを全身に浴びて、零す吐息が千切れる程に歌い踊る。疲労感何て何処吹く風であり、脳内麻薬噴出とはこの様な事を言うのであろうか──そんな下らない事を漠然と想察し。その間も四肢は動き続ける。会場の空気に溶け出した脳と部別して、懸命にレッスンで幾度も熟したステップを軽やかに刻み、それから口許は耳馴染みの良いメロディーを口遊む。それがスピーカーを通って会場に木霊すれば、観客共はスポットライトに負けじときらきらした笑みで出迎えてくれるってモンだから止める事等出来ないのだ。 )
書き出し途中の出来損ない中ロル。めもとして残して置こう。とある名も無きアイドル生徒のお話。
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