テラス・スコープ・ハウス《NL/シェアハウス/ネット番組/人数制限》

>百合草

【プライベート】

ああ。だから練習ではバッティングセンター行ってピッチングマシンのボールを避ける練習が効果的だ。金がなかった時代は会長に石を投げて貰っていたな。最初は離れた距離からだが慣れて行くに従って段々近くで投げて貰う。石を使う練習はおいしい(石)んだぞ。( パンチをする相手のフォームが気になったのか肩や腰に手を添え自然と矯正させながらとんでもトレーニングの内容をさらっと言葉にしいつものクソギャグを織り交ぜ。「カード次第だがファイトマネーは一試合で三千は超える、俺の場合は。三ヶ月置かないと体がぶっ壊れるんだ。にしても千回以上とはたまげたぞ」試合数は少ないが試合数が千回と聞くと一日四勝したと行ってたし平日毎日してるのも知っているからそれだけの数になるんだろうなと納得し。「厳しいんだな…選ばれた職業って事か。重量オーバーで試合出来ないのはボクシングと同じか。軽い分には関係無いのも大体同じだな」話を聞くと規定の定められた数字で平等に試合をするのかと初めて知った豆知識に感心し、確かに体重が違うと有利不利が関わって来るのは当然だなと思い。ルールの重量オーバーの面では共感し。良く聞く疑問に林檎を齧るのを一旦やめて頷くと「減量して同じウェイトでやり合い平等さを保った上で競う。体重が重い方がパワーは上だが、減量し体重を減らして絞ったらパンチも切れるし体全体の動きやフットワークも速くなる。減量していない奴と試合する場合は長い腕のリーチで遠くから串刺しに出来るのもあるな。でも一番の理由は感覚も研ぎ澄まされて闘争心へも繋がるし一番強い自分の状態で戦える所だな。俺の場合は更に三階級で世界を獲りたいから減量している。理由は人それぞれだから一概にそうとは言えないが。後は試合後の飯が兎に角美味いだ…紅花の握ったただのお握りでさえ世界一の美味い飯に感じる事もある程にな」ボクサーが減量する理由は人によって違う。減量して軽くてパンチが無い弱い奴と戦いたいと言う奴も多いが自分の場合は夢があり達成の為に試合前に体重を落とす行為も辛いが辛かった分達成感も大きいと説明し。 )