国無し 2016-12-14 11:23:51 |
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>225 >閃鬼
(防戦の構えを取りつつも、いつでも助太刀できるようにと、狼型魔獣と閃鬼の戦闘を注意深く観ていたが、ふと蜘蛛猿型魔獣が不穏に腹を膨らませたことに気付くと、そちらを真っすぐに向き直って攻撃を受けようと構え。次の瞬間、魔獣が火を吹いてきたことを認識しては、突如、閃鬼が何かを叫びながら自分を庇うように目の前へ飛び出してきてしまい)
!? バカかっ!! 前に出てくる奴があるかっ!!!?
(とても驚いた様子で声をあげては、炎をマトモに受けた閃鬼の腕を引き、素早く自分の外套を相手の身にかけては、そのまま、自分も伏せるように相手を地面に押し倒して火を消し。「背負いすぎだ!少しは俺のことも信用しろ」と囁いて。頭上では猿型魔獣の歓喜するかのような嬌声が響き渡っていて。一方の狼型のほうは閃鬼の善戦に恐れをなして後退しつつあったが、そこにさらに火炎が突っ込んできたため、巻き添えを喰らっては、何頭かが倒れ、残りは逃げ出し始めて)
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