国無し 2016-12-14 11:23:51 |
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>222 >閃鬼
閃鬼、油断はするなよ…!
(言動から閃鬼が魔獣を一手に引き受けようとしていることを察すると、かつて共闘した相手への信頼から、その振るまいを止めようとはしなかったが、警告は口にし。自分はまだコンディションの良くない状態で、その場を動かず防戦の構えを取りつつも、危機と見たらすぐに助力できるよう、心身ともに覚悟はしておき)
(一方、小型の狼のような魔獣たちはトゥルシーをまるで無視しては、閃鬼を取り囲まんとするように真っ直ぐに吠え寄っていき。同時に翼のある猿のような魔獣も咆哮をあげては天井から身を躍らせ、閃鬼に向かうかと思われたが、まだ距離があるその場で突如、大きく息を吸っては腹を膨らませ、次の瞬間には二人[正確には閃鬼狙いなのだろうが、範囲を絞りきれていないため]に向かって業火を吐いてきて)
>223 >国無し
………………。
(透明な壁に左手をあて、しばらく、その長閑で美しい光景に見惚れてしまって)
…あれは人か? いや…、アッサム教授!?
(一瞬、白百合に紛れて見えた気のした人影に、無意識に尋ね人の姿を重ねてしまっては目を丸くし。しかし、風が吹くとたちまち人影は最初からなかったかのように消えてしまい、見えた光景が幻であることを思い知っては、暫し絶句して)
………………。
(前を向き直ると、辺りを仔細に確認し、時折メモを取っては廊下を進んでいき。一番奥の扉の前に辿りつくと「一番、怪しいものを一番に開けてみるか」とひとりごちながら、大きく重たそうな扉を勢いつけて開こうとし)
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