♠ 不死身の国のアリス ♠ nl.

(/チェシャ猫がまだ空いて居たら、チェシャ猫で参加希望です！空いて居なかったらすみません

(/素敵な世界観に惹かれました！帽子屋で参加希望です!)

＞ALL
――…ああ、まだ匂いが残ってる。甘い匂い、生きた肉の匂い…生身の国の残り香だ。
(長らく森の奥深くで眠りについていた己を呼び覚ましたのは風に乗って香った懐かしい外界の匂い、それにつられるように訪れたのは静かにキノコの森の一角、丁度地下から伸びるウサギ穴の出口のひとつの傍で。目を細め空を仰ぐように少しだけ上向き気味になりながらすんと鼻をならせば辺りに微かに残った生身の国から訪れた者特有の香りに僅かに頬を緩めればそっと辺りを見渡して。聊か独特なキノコが毒々しくも咲き乱れる森では個人を特有出来るまでの匂いは消え失せてしまっているもののこの国に存在するはずのない生身の肉の匂いはそう簡単には消えていなかったようで、自分が求めるアリスか否かは未だはっきりしないものの随分と久しぶりな香りに僅かな希望を感じながら歩み出せば落ち葉と小さなキノコ、ひんやりとした冷たい土の感触を踏みしめながら生身の匂いの根源を探し始めて。)

(/参加許可ありがとうございます！これからどうぞよろしくお願いいたします。)

(/お誉めの言葉感謝感激でございます。容貌に関して一部記入漏れが有りましたので再提出させて頂きます。御手数お掛け致します。)

★名前 /ウィリアム・ビル
★役割 / 蜥蜴人間、大監獄獄長
★性別 / ♂
★年齢 / 不明 (外見は30代前半)

★容貌 / 鶏冠のように頭頂部を立たせたウルフカットのアッシュブロンドの短髪。切長な目元は普段薄ら笑いで細められている事が多く、あまり見える事は無いが深い藍色の真ん丸な瞳の中には、よく見れば縦に入った切れ目の様な細長い瞳孔がある。186cmの長身で細身。あまり肉附が良くない様にも見えるが其の実、殆どがしなやかな筋肉で引き締まった身体付。左頬から左腕の手の甲にかけてモスグリーンの鱗模様が刺青の様に薄く浮かび上がっている。黒のシャツに黒のジャケット、黒のタイトパンツと全身黒一色の服装が蒼白い肌を際立たせる。 赤い舌は一般的な人間の其れよりも幾分長く、舌先が二股に分かれたスプリットタンになっている。

★性格 / 薄ら笑いを浮かべて煙に巻くような言動が多く掴み所が無い。随分と昔に考える事も殆ど放置した面倒臭さがり屋。物事にあまり頓着が無く、飽き性。取り敢えず女王の命令には従っておこう精神で、仕事は卒なくこなすが基本的には無気力。本来愉しい事や面白い事が好きで、場合によっては眼を見開いて狂喜乱舞するのだが今迄其の様な出来事に出逢った事がない為、其の様子は本人も含め誰も見た事がない。好きなキノコを見つけた時の薄ら笑いは普段より比較的愉しそう。

★目的 / 女王の命により、アリスの生捕り

★特性1 /『再生』
失った体の部位を時間をかけて再生できる。本体から切り離された部分は其の切断面から皮膚を溶かしてしまう程の強い毒性を持った体液を分泌する。髪の毛や爪など、体液を分泌しない部位は同じく毒物も分泌しない。また、涙や唾液、尿など生理現象として排出される体液も毒性は持ってはいるが其の毒性は弱く、余程大量に摂取しない限り、接触面が微かに痺れる程度のもの。本体側の切断面から出血する血液も同じく毒性は弱い。

★特性2 /『鞭』
虹色蜥蜴の尾の様に鮮やかな色をした何処までも伸びる鞭。あくまでも逃走した罪人の捕獲や、拷問が目的である為に殺傷能力は殆ど無い。

★備考 / 名前のウィリアムの愛称もビルであるが故に基本的に他人から名で呼ばれているのか姓で呼ばれているのか本人は解っていないし、気にもしていない。身体が非常に柔らかく、関節を外す事も容易。体温調節が苦手で外気温に影響され易い為、寒い日は大監獄の屋上でよく日向ぼっこをしている。身体の一部が切断されても其のうち新たに再生する為、切り離された部位に関しては放置したり瓶に入れて保存していたりと、再度結合させる事はあまりしない。痛覚は鈍い。此の国の始まりの頃より現在と変わらぬ立ち位置であり続けている。己を取り巻く環境や此の世界に特に疑問を抱く事も無く、今回のアリス生捕りに関してもあくまで“女王陛下の命令だから”というだけで己の意思は特にない。女王の正体についても同じく。聞かれないから言わないだけ。傍観者的な思考が強くアリスの脳髄とやらにも興味はない。キノコの森の毒キノコが好物。中でも赤と青のマーブル模様のキノコが最近のお気に入り。

>all

オメェさんウサギ穴の出だろう。生臭ぇ女のコを見掛けたりとか、すぐ死んじまいそうな女のコが隠れてそうな場所とか___________何か知らねェのかい。
(名無しの森の方角から風の吹く日は幾分肌寒く、巨人の影でも落ちていない限りは監獄の屋上にて体温調節の為日差しを浴びるのは何時もの事。今日も今日とて硝子の木々の揺れる音が屋上の床に寝転ぶ自身の鼓膜を揺らして。唯でさえ細い双眸更に細めれば、最早開かれているのか綴じられているのかも傍目には判断叶わず。そんな日常風景の中、間違い探しをするのならば同じく隣に寝転がされた身丈1m程にもなる大ネズミの存在か。陽を浴びて青らかに煌めく愛用の鞭で縛り上げたられた其の生き物はつい先日収監されたばかりの新人囚人で。幾ら女王陛下の命とは云え、1人の少女無闇矢鱈に捜索するのは至極面倒。姿を隠すにはうってつけのウサギ穴の住人ともなれば何やら有益な情報の一つでも持ってやしないものかと、世間話が如くのんべんだらりと問い掛けてみるも帰って来るのはキーキーと五月蠅い喚き声だけ。元より大して期待はしておらず浮かぶ薄い笑み鼻にかけて)


(/拙い駄文しか紡げませんが皆々様方何卒よろしくお願い致します。素敵な国で、素敵な住人の皆様と、素敵な絡みが出来ることを願っております。)

>21
（/ありがとうございます！空いていますよ、PFお待ちしております。）

>22
（/ありがとうございます！PFお待ちしております。）

>24
（/畏まりました。こちらの方を改めて受理致しますね。）

＞蜥蜴
――…やあ蜥蜴、久方ぶり。その様子じゃあ穴から落ちてきた生肉にはまだありつけていないみたいだね。ただの生肉なら興味もないけれど…場合によっては君なんかに攫われる訳にはいかないのさ。――ねえ、その生肉は僕の愛しい"アリス"かい？
(黒い巨体を揺らす様に空高くを飛んで目指したのはこの国において位の低い不死身者には訪れたくない場所の一つであろうかの監獄、高い鉄柵を超えたあたりで半ば落下にも似た急降下で急激に建物へと近づいて行けば屋上を囲う柵にぶつかる寸前にくるりと宙で一回転をすればそれと同時に姿を人型へと変え小さな翼で落下の衝撃をいなしながら柵の上に犬のお座りにも似た体勢でしゃがみ込み。ぐっと背中を丸めながら相手の方に視線をやれば何食わぬ顔で相手に挨拶を、続けて此方も匂いで察していた生身の国からの来訪者の存在について訊ねれば燃える様な赤い瞳を大きく開いて。ただの来訪者ならば興味などなくそれこそ相手や他の者達に奪われようが構わないがそれが己の探し求める過去の"原作のアリス"であれば話は別、まるで唐突に神隠しにでもあったかのように姿を消してしまった彼女がもしもう一度この殺伐とした国に姿を現したのであれば過去断念するほかなかった己の目的を実施するべく動くつもりで。もし自分の探すアリスを相手達が先に手中に収めていたら、そんな想像だけで苛立ちが腹の奥底で燻るのか僅かに言葉尻に棘を滲ませる声で訊ねれば柵を小さく軋ませながらふわりと屋上に改めて降り立ち。)

(/初めまして、早速絡ませて頂きました！自由枠での参加でしたので些か身勝手な設定も目立つキャラクターではありますが、仲良くして頂けたら有難いです;;指定キャラクターの皆様の設定に矛盾を生じさせないようには心がけておりますがもし万が一何かございましたらどうぞご指摘お願いいたします。
それでは、これからよろしくお願いいたしますね！)

★名前　/　ジャック
★役割　/　ダイヤのジャック・逃亡中の『不死身の国』王子
★性別　/　男
★年齢　/　外見年齢は２０半ば

★容貌　/　ミルクティーカラーのマッシュショートヘアに橙色の瞳。二重瞼とやや吊目だが、笑った時にえくぼが出来る口許と表情豊かな性質故か冷たい印象は見られない。身長１８０ｃｍ、剣を振るうからか身体全体にバランスよく筋肉がつき、細身ではあるが力はある。逃亡中故に地味な服装に身を包み、麻のシャツ、ライトブラウンのベスト、ブラックのスキニーパンツに膝まで掛かるほどのフード付きのマントを羽織っている。移動時はフードをかぶっていることが多い。王国の紋章のついたペンダントを首許に掛けており、服の中に隠している。逃亡中だが身ぎれいにしようとは心がけている。背中には自分の武器である大剣を背負っている。

★性格　/　親しみやすく正義感の強い人間。基本的に権力等には興味がなく、自分自身も自由を好む。故に王子だった時から時折城を抜け出していたことも屡々。現在は打倒女王を目標に掲げ奔走するのも、結局は理不尽な処刑が許せないため。剣技には優れ、頭もそれなりにいいが、血筋ゆえか目的の為には手段を選ばないところも。感情が豊かで表情もころころと変わる。然し目的と決めたことには冷徹な部分も多いからか真剣な時は無表情であることも。

★目的　/　アリスを保護し、女王の暴政を止める

★特性１　/　ダイアモンド製の『大剣』
刀身１ｍ程のダイアモンド製のクレイモア。大剣の部類だが多少小ぶり故に素早い動きが可能。鍔の装飾には自身の役職であるダイヤ型が彫られている。自身の魔力と大剣の魔力とを適合し、炎や雷を刀身から迸らせ、斬撃とともにそちらでの攻撃も可能。普段は鞘に収め、背中に携えている。

★特性２　/　単体の属性の魔法
炎や雷のみを手から放出させる魔法を使用。自分の魔力の身である為にある程度使ったら魔力が切れることも当然あり、回復も必要。それ以外の攻撃魔法は使えないが、単純で剣と適合でき使い勝手もいい為本人は気に入っている。それ単体での殺傷能力は高くないが、火傷や麻痺等の能力を持つ。炎魔法を火おこしで使うことも。

★備考　/　元は不死身の国の王子だが、政治的権限を取るつもりもなく、平和ならば、と最初からハートの女王とクラブのキングに政権は明け渡していた。キングが居た頃はまだ統率の取れていた国だったが、段々と荒廃していく国に耐え兼ね女王への交渉を試みる。然し結果は目に見えており機嫌を損ねたのがきっかけで死刑判決を下されるが、刑が執行される前に城から逃亡、現在は指名手配中の身。今でも平和な国を取り戻すことを諦めてはおらず、おとぎ話上でしかなかったアリスの実在を知ってからは彼女を探し、美食家や女王の手先から守ろうとしている。革命家でもある為、各地で女王に反抗の意志を持つ者と密かにやり取りを行い、武器の準備や各地での反乱に手を貸している。『アリスの脳髄を食べたものが不死者を殺せるのであれば、彼女自身も不死者を殺せるのでは』、という推測の元、彼女を殺さずに女王の元に連れて行こうとしている。然し推測が外れた時にはどうするか、自分がその脳髄を食らうべきなのか、いまだ決めかねている。好きな物は旅。現に国が平和な時は城から出る機会も多かったらしい。


( / 素敵設定に気になりｐｆを作ってみました…よろしければ参加希望です！ダイヤのジャックですが、変更点やそのほか不備があればお手数ですが言ってくださると助かります。ご検討よろしくお願いいたします！ )

★名前 マッドハッター
★役割　帽子屋 女王暗殺のためアリスを狙う黒幕　
★性別　男　
★年齢　　26

★容貌　　若干青みがかった長髪｡前髪は分けており、口元が出ている仮面を被っている。服装は紺色と黒色のチェック柄のタキシード(上は燕尾服)と、同色の『魔法の帽子』を被っている。靴はオペラバンプスを履いている。

★性格　　丁寧な口調で喋る真面目な性格だが、本性は冷酷｡女王を暗殺するために白ウサギの片腕を奪い、アリスを呼ぶなど、自身のためなら他のものを平気で犠牲にする。

★目的　 表向きはお茶会の珍味としてアリスの脳髄を狙うが、本当の目的は女王の暗殺｡女王の不死身の肉体を滅ぼすためにアリスを狙う。

★特性１　『魔法の帽子』 中から多種多様な暗器を出せる帽子｡手品のように帽子を複数にすることも可｡いつもは頭に被っている。
★特性２　 美食家の舌 血液や髪など、相手の一部を食べる、舐める、飲むなどすることで、名前や脳髄への忠誠心、部位によっては記憶まで知ることが出来る。

★備考　　ハートの女王の遠縁で、お茶会好きの帽子マニアな美食家｡表向きはお茶会用の珍味のためにアリスを狙うが、実際は女王暗殺のためで、白ウサギの片腕を奪い、アリスを連れてこさせた。現在はアリスを捜索中。噂ではあるが、クラブのキングの失踪に関わっているらしい。好きなものはお茶会と帽子｡よくキノコの森でお茶会を開いている。

(/帽子屋keepしていた者です。不備があればご指摘下さい｡)

>ジャバウォッキー

よぉ、小娘。寝起きで御機嫌ナナメってか。オメェさんの愛しいアリスとやらが、何処の誰の何時のどんなアリスか何て俺の知ったこっちゃない。__________唯、言えるのは、オメェの其の鼻に掛けた御自慢の嗅覚で女王陛下の鼻に付くアリスを見つけ出して其奴の鼻っ柱折ってでも此処に連れて来てくれれば皆んな皆んな鼻高々ハッピーハッピーってこった。(眺め上げる空の端より此方へ近付く不気味な異形の姿。あゝ、矢張り御目覚めか。と大した驚きも無く着陸一連を眺めつ久方振りに鼓膜揺らす声へと耳傾け。よくもまぁ確証も得られぬ妄想だけで斯様に苛立てるモノだと呆れ半分、浮かぶ笑みは変わらぬ儘。相も変わらず…どころか彼女の姿により一層其のボリュームを上げ隣でキーキーと五月蠅い囚人の声をBGMに挨拶よりつらつらと言葉連ねるも其処に明確な解答は含まれず、如何やら彼女の捜し続ける疑問の答えを知っているのは己だけだと自覚していながらに其れを語る気は更々ないらしく。些か深まった様にも見える薄い笑み浮かべた儘細い瞼の隙間より彼女へ視線を送るばかり)

(/素敵な娘様に絡んでいた喜びで文面が乱れてしまい大変恐縮では御座いますが、以後宜しく御願い致します。)

＞蜥蜴
…は、女王陛下ねえ。王族様に僕が手を貸すとでも？僕に皆を喜ばせる意味なんてない、喜ばせたいのは僕のアリスただ一人…彼女さえ幸せなら、蜥蜴の首が道に転がろうがどうでもいいんだよ。
(騒がしい群衆は恐らく捕えられた囚人なのだろう、暫くの間眠り続けていた己にとってその中に知り合いなど要るはずもなく片耳を指先で閉じ辟易とした様子で溜息をつきながら相手に向き直るとその言葉に思わず肩を竦めて。女王陛下、相手が主人と仰ぐその存在は眠りにつく前の数度程度しか顔を合わせたことはないものの己を孤独の不死身の体に至らしめた王族の家系のものならばその者達の良い方向に物事を向けてやる義理など勿論なく、嘲笑う様にその言葉を復唱すれば視線を逸らしながらかつて己をこの身に貶めたかの王族の一人を想い。自分の想いはあくまでかのアリスのために、それ以外に囚われるものなど何もなく、歩みを進め相手のすぐ目前まで進み出れば相手のシャツの胸倉を引き寄せながら低い声を放ち。)
――…もう一度聞いてあげよう、蜥蜴。君が知っている此度の生者の情報を聞かせておくれよ。…ああ、答えなくても構わないよ？その時は君の首が涙の池を泳ぐのを一緒に眺めようじゃないか。最も君の眼が映すのは水底だろうけどねえ。

>21様
申し訳ありませんが、規定に基づきkeep解除とさせていただきますね。また来てくださったら嬉しいです！

>28様
PF受理致しました！ 参加ありがとうございます、絡み文を投稿してくださいませ！

>29様
PF受理致しました！ 参加ありがとうございます、絡み文を投稿してくださいませ！


▼逃亡者［アリス・セイバー］
アリス：脳髄を狙われる生身の人間
ダイナ：アリスを守護する生身の猫娘
　➡ >>18 ダイナ
チェシャ猫：アリスとダイナの導き役
ダイヤのジャック：女王を倒したい革命家
　➡ >>28 ジャック

▼追跡者［アリス・ハンター］
ハートの女王：アリスを殺そうとする者
蜥蜴のビル：女王に仕える獄長
　➡ >>24 ウィリアム・ビル
スペードのエース：女王に仕える騎士団長
白ウサギ：帽子屋に利用されているスパイ

▼第三者［アリス・イーター］
帽子屋：女王暗殺の為アリスを狙う黒幕
　➡ >>29 マッドハッター
料理人：女王より料理に忠実な仕事人
自由枠：アリスの脳髄を食べたい美食家
自由枠：アリスの脳髄を食べたい美食家

▼ほか
自由枠：アリスに殺されたい者
　➡ >>19 ジャバウォッキー
自由枠：完全自由
自由枠：完全自由

参照：
>>１［♦️募集枠］
>>２［♦️募集枠＋］

参加者募集中です。

>ジャバウォッキー

力尽くで脅せば如何にかなるなんて、全く血の気の多い単細胞め。オマケに人への物の頼み方も知らねぇ無知ときた。_________良い事を教えてやろう、小娘。オメェさんが知らねぇのは礼儀だけじゃないんだよ。俺の云う“皆”に自分も含まれてるとは思わねぇのか？お前のアリスも含まれてるとは思わねぇのか？(至高の日向ぼっこタイムは強制終了。力任せに引き上げられれど変わらぬ涼しげな表情浮かべつ、面倒臭さ満天に内心溜息零せばストレス発散に鞭を締め上げ五月蠅い鼠を黙らせる一方で自ずと嘲ける言葉選びにも成ろうか。然し、彼女が彼女自身の目的の為に動けば動こうとする度に其の達成からは離れ行くと云う事も知らずに必死になる其の様に些かの愚かさと哀れみを覚えないでもなく、無抵抗の儘に腹筋活用して相手方耳元に唇寄せれば笑み深く、最大限のヒントを囁き掛けて。)

＞蜥蜴
おや面白い、礼儀というのは払うべき相手に払うものじゃあなかったかい？怪物だって相手ぐらい選ぶさ。…尤も、僕にとって礼儀を払うべき相手だなんてひとり位なのだけれど。
(嘲るような相手の言葉は眠りにつく前と何も変わらない最早懐かしささえ感じるもの、愉快だとばかりにくつくつと笑いを漏らしながら言葉遊びのような台詞を返してやれば続けて耳元を擽った相手の囁きに思わず片目を細めながら怪訝そうな表情を浮かべ。揶揄うような言葉の羅列は得意でも相手程聡明ではない脳みそでは相手の言わんとすることを上手く理解することは出来ず、不快な言葉を振り払う様に相手の胸倉を投げ捨てるかのように手放すとひたひたと裸足の足音を鳴らしながら数歩後退し。手に結ばれたリボンをひらりと風に靡かせながらそっと立てた人差し指を己の胸元に当て、心臓を指す様な仕草をすればそのまま胸の前でバツ印を切って。)
…理解できないな。僕は僕のアリスにこの心臓を捧げ彼女を居るべき世界へ帰す、この行為の一体どこにその生肉が絡んでくる？

>ALL

( 普段隠れているウサギ穴の私道から外へと抜けだし、噂に聞く『アリス』を探しに外をうろつくことを決めれば、試しにキノコの森の方面へとフードを被ったまま歩み始め。一応は国中に指名手配されている身、あまり外へ歩きまわるのもよろしくはないのだが、先にアリスを美食家や王族側に見つかってしまっては革命の光も遠のくだろうと苦渋の決断だったようで自分の表情も周りへの警戒を露わにし。色とりどりのキノコが並ぶ森に辿り着くと、そのキノコたちの間を歩きながらそれらしき人がいないか、と周りを見渡し、　)
…流石にそう易々と見つかりはしないか。


( / 参加許可有難うございます…！拙いですが絡み文を上げさせていただきます故、これから何卒よろしくお願いします！ )

＞ジャック
――…おや、あなぐらの土埃臭いと思えば逃亡者かい？
(毒々しいまでに鮮やかなキノコの群生地帯では馴染むことのない闇の如く黒い巨体、怪物と称されるままのおぞましい姿のままこの身でいればかの噂のアリスが仮に己の求めるアリスであればきっと寄ってきてくれるだろうなんて微かに傲慢ささえ感じる願望からその巨体を森に留めていれば小さな足音、といっても怪物の巨体と比べた場合の凡そ人間と思しき気配にまだ小さなキノコを踏み荒らしながらその音の方向へと歩み寄っていき。尻尾を揺らしその巨体を地面に据えながら目下に見つけた相手の姿を眺めようと竜のような首をもたげれば爛々と輝く赤の瞳を向けながら言葉を続けて。)
丁度いい、モグラのような生活しかできない逃亡者でもかの噂は耳にしただろう。アリス…もしくは僕のアリスの名を語っているかもしれない生肉に出くわさなかったかい？

(/初めまして、ジャバウォッキーを担当させて頂いている者です！自由枠での参加に伴い独自の過去設定を持ってしまっておりますので、お時間のある時にでも当方のプロフィールに目を通して頂ければ幸いです;;他参加者様の設定に矛盾を生まないよう努力はしておりますが、もし万が一何かありましたらご指摘いただければ対応させて頂きますので、どうぞこれからよろしくお願い致します！)

>ALL様

はぁはぁ___
( 当てもなくこの分からない道を行くのは危険かと思った判断から不死身の世界に来て人型になったのはなにかしら原因があるのじゃないかと思っていて素足のままの足はところどころ傷跡もあるが今は構っている理由にもいかずに「 アリス様どこにおられるのかしら 」口にした声が辺りに寂しくもひびいて )

＞猫(ダイナ)
――…アリス。アリスを知っているような口振りじゃないか、子猫ちゃん。君が求めているのは僕のアリスかな？…それとも、僕のアリスを語る別の生肉かな？
(生身の臭いが漂っていたのはウサギ穴の通じていたキノコの森、その周辺を探っていれば一際強い生身独特の匂いに歩みを急がせて。しかしながらそこにいたのは己が求めるアリスとは明らかに違うだろう人物、アリスでないなら興味はないとばかりに立ち去りかけたその耳に届いたのは相手が呟いた言葉で。人型の身でふわりと相手の側の木に降り立ちながら呟いたのは些かの嫉妬を含んだような声、どうやら相手がアリスと親しげな言葉を口にしていたことが気に障ったらしく薄い笑みを浮かべながらもどこかぴりりとした雰囲気で問いかけて。)

(/初めまして、早速絡ませて頂きました！ダイナ様のご主人であるアリスとはまた別のアリスを追う身として些か殺伐とした始まりになってしまいましたが、どうぞ仲良くしてやって下さいませ;;
原作アリスを追う経緯やダイナ様のご主人であるアリスに対しての態度などに関しましては自由枠としての参加に伴い独自の設定がございます故、お暇なときにでもプロフィールの方にお目を通していただければ幸いです。)

>ジャバウォッキー

( 本日も収穫無し、と小さく溜息を零すがふと聞こえる大きな足音に前方に視線を向け。真っ黒の異形の姿、そして煌々と光るその瞳は自分が城にいた頃何度か聞いていた、昔の王族と盟約を交わしたという変わった怪物。一応は王族の自分が顔を見せるのはまずいだろう、とフードを深く被り直しては目の前の相手が尋ねるアリスの話に密かに眉根を寄せ。相手にとってアリスが絶対であるのは知っているが、場合によってはアリスに害を与えかねない目の前の存在をどう躱したものか、と考えながら肩竦ませ、相手を刺激しないようにと軽く口角を上げ、敵意がないと見せる様に両手をひらひらと振って、 )
…いや、生憎だが見ていないな。つい先日穴から出てきたばかりでよく知らないんだ。


( / 初めまして！取り敢えず一読させていただきました、素敵な設定ですね…！！此方も出来る限り矛盾のないよう絡ませていただきますが、何かありましたらご指摘いただければ幸いです、よろしくお願いいたしますね！ )


>ダイナ

( ウサギ穴の整備されていない、所謂私道を、歩きなれた様子で歩いては静かなそこに安心し普段は着用しているフードを外して。他の逃亡者やトランプ兵の話を盗み聞きしアリスがいることは知っているがどこにいるかまでは情報を得られず、今後どうしたものかと頭を悩ませていると穴の中に響くぱたぱた、と走る足音に耳を澄ませ。顔を上げて向こうから走ってくるのがトランプ兵やその関係者ではないことを知ると一旦は顔を隠そうとするのをやめ、目を凝らしてみると見えてきた人とは少し違う姿に訝しみ、然し裸足で走っている姿を気にしては歩く足取りをとめ、目の前から走ってくる相手から対峙する形となり、 )
そこの。裸足で歩く道じゃないぞ、ここは。


( / 初めまして、絡ませていただきました！同じ立場の人間としてここから仲良く話していけたら、と思います！以後宜しくお願いいたしますね。 )





>

>ジャバウォッキー

相手が己の知らぬ事柄、知りたい事柄を知っていると云うのは十二分に礼儀を払う理由に為ると思うがね。他に払える物が無いのなら尚の事。___________考えろ。考えろ。賽は投げられたんだ。オメェさんのちんちくりんな脳味噌じゃあ如何しても理解出来ねぇってんなら、大人しく俺の云う事を聞きな。其れがオメェにとっての最良と為るだろうよ。(思い描いた通りの反応。束の間の別れは乱暴に終わりを告げ、背中と床はまた再び仲良しこよし。多少の衝撃は髪を擽る微風程も表情や態度、其れ等全てに影響与える事はなく。緩慢な動作にて上半身起こせば、視線の先にある程度の距離を保って佇む少女を捉えて離さず。無知が故に酷く困惑に襲われる其の様は実に愉快で
口角は下がる事を知らず、立てた膝に頬杖付いては答案用紙に書き記したのなら三角印すら貰えるかも怪しい解答連ねて、此方の一挙手一投足に左右される相手の反応愉しむ様に観察を)