♠ 不死身の国のアリス ♠ nl.

(/お誉めの言葉感謝感激でございます。容貌に関して一部記入漏れが有りましたので再提出させて頂きます。御手数お掛け致します。)

★名前 /ウィリアム・ビル
★役割 / 蜥蜴人間、大監獄獄長
★性別 / ♂
★年齢 / 不明 (外見は30代前半)

★容貌 / 鶏冠のように頭頂部を立たせたウルフカットのアッシュブロンドの短髪。切長な目元は普段薄ら笑いで細められている事が多く、あまり見える事は無いが深い藍色の真ん丸な瞳の中には、よく見れば縦に入った切れ目の様な細長い瞳孔がある。186cmの長身で細身。あまり肉附が良くない様にも見えるが其の実、殆どがしなやかな筋肉で引き締まった身体付。左頬から左腕の手の甲にかけてモスグリーンの鱗模様が刺青の様に薄く浮かび上がっている。黒のシャツに黒のジャケット、黒のタイトパンツと全身黒一色の服装が蒼白い肌を際立たせる。 赤い舌は一般的な人間の其れよりも幾分長く、舌先が二股に分かれたスプリットタンになっている。

★性格 / 薄ら笑いを浮かべて煙に巻くような言動が多く掴み所が無い。随分と昔に考える事も殆ど放置した面倒臭さがり屋。物事にあまり頓着が無く、飽き性。取り敢えず女王の命令には従っておこう精神で、仕事は卒なくこなすが基本的には無気力。本来愉しい事や面白い事が好きで、場合によっては眼を見開いて狂喜乱舞するのだが今迄其の様な出来事に出逢った事がない為、其の様子は本人も含め誰も見た事がない。好きなキノコを見つけた時の薄ら笑いは普段より比較的愉しそう。

★目的 / 女王の命により、アリスの生捕り

★特性1 /『再生』
失った体の部位を時間をかけて再生できる。本体から切り離された部分は其の切断面から皮膚を溶かしてしまう程の強い毒性を持った体液を分泌する。髪の毛や爪など、体液を分泌しない部位は同じく毒物も分泌しない。また、涙や唾液、尿など生理現象として排出される体液も毒性は持ってはいるが其の毒性は弱く、余程大量に摂取しない限り、接触面が微かに痺れる程度のもの。本体側の切断面から出血する血液も同じく毒性は弱い。

★特性2 /『鞭』
虹色蜥蜴の尾の様に鮮やかな色をした何処までも伸びる鞭。あくまでも逃走した罪人の捕獲や、拷問が目的である為に殺傷能力は殆ど無い。

★備考 / 名前のウィリアムの愛称もビルであるが故に基本的に他人から名で呼ばれているのか姓で呼ばれているのか本人は解っていないし、気にもしていない。身体が非常に柔らかく、関節を外す事も容易。体温調節が苦手で外気温に影響され易い為、寒い日は大監獄の屋上でよく日向ぼっこをしている。身体の一部が切断されても其のうち新たに再生する為、切り離された部位に関しては放置したり瓶に入れて保存していたりと、再度結合させる事はあまりしない。痛覚は鈍い。此の国の始まりの頃より現在と変わらぬ立ち位置であり続けている。己を取り巻く環境や此の世界に特に疑問を抱く事も無く、今回のアリス生捕りに関してもあくまで“女王陛下の命令だから”というだけで己の意思は特にない。女王の正体についても同じく。聞かれないから言わないだけ。傍観者的な思考が強くアリスの脳髄とやらにも興味はない。キノコの森の毒キノコが好物。中でも赤と青のマーブル模様のキノコが最近のお気に入り。