†白線ﾓﾗﾄﾘｱﾑ†BML†

>神谷

はァ？誰の所為でああなったと思ってンだよ。
(実際意識を失いかけたのは事実であり、そうなったのも相手の対応が遅かったからに他ならないであろうと助けてもらった身分でありながら片眉を上げれば図々しくも責任転嫁し始め、傍らで羞恥に悶えているのを心底楽しげに口角を上げて眺めており。然し落ち着いたのか徐に広げられた資料を見ては確かに相手の欄に罪状の記入が見受けられず、妙だとは思うものの己の中には新たな疑問が浮上しておりテーブルに肘を突くと重ねて問い掛け)
で、何が怖ェってんだよ。


>宮原

ッおい、何やってんだ。
(まさかとは思うが目の前で空中に放られる片足を目にした瞬間身体中から音を立てて血の気が引いていくような錯覚に襲われ、何をこんなにも恐れているのかと自らへ抱く疑問は精神的に余裕が無い為放置、一先ず相手へ歩み寄ると唐突に相手の腕を掴み力強く此方へ引き寄せ。放っておけば良い、どうせ他人だ。そう思うのに上がった心拍数は中々に収まりを見せず、にも関わらずそんな心情は欠片も表情に出す事無く低い声で問い掛けては眉を寄せて相手を睨み)