†白線ﾓﾗﾄﾘｱﾑ†BML†

>神谷

?そう、か。…俺以外にも言われてるのなら、その可能性はないとは言い切れないだろう
(そんな性癖は持ち合わせていないと述べる相手に軽く頷いて見せるも、相手の言葉を聞くに己の他にもそう思った人がいたのだと分かればその可能性もなくはないと。「ああ、その時は…任せておけ」こんな罪人に悪い事をした人を叱るよう言われても実際困るものの、相手が間違った事をすることはあまりなさそうだという結論に至れば取り敢えずとばかりに引き受け。相手が申し訳なく思う必要はないだろうと思考しつつ目細めるが、身体を跳ねさせた相手に力を入れすぎたのかと手を止め「悪い。痛かったか?」と相手の顔を覗き込むようにして尋ね)

>霧生

__やひ……。
(不意に手を離す相手にどうしたのだろうかと先程からの行動に疑問ばかりが浮かび上がってきて。抓られていた頬に手を添えて小さく息吐けば相手の名を呼ぼうとするも、ふと視線下げれば口を閉ざして黙り込み。当たり前の様に"弥尋"等と気安く呼んでいたがその"弥尋"というのは下の名前だったという事を思い出し。だが今更名字を聞き出すというのも相手に失礼で、それに今は何故か相手を不機嫌にさせてしまっているためそういう雰囲気でもなく。どうするのが一番いいのかを暫し考えた結果、何を思ったのか目を伏せている相手の前に移動すればゆっくり相手の頬ｷﾞﾘｷﾞﾘまで手を伸ばし。「__俺は、あんた…弥尋に触れていいのか?」と相手を見据えそのままの状態で問い掛け)