主 2015-02-26 03:29:21 |
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>宮原くん
……ッ、なんか不気味……。
(カツン、カツン……と己の靴音が響く中、不気味な程に静寂した空間の寮内を歩いて行けば"やっぱり強がらないでついてきて貰えば良かった……"なんて今更ながら思い、チラリと後ろを振り返るものの階段を上がってしまったせいで相手の姿は見えなくなってしまっており。「……、いや俺は歳上なんだからッッ……しっかりしなきゃ……!!!」と半ば強引に自分を奮い起たせて自らの名の書かれたプレートの貼られた扉の前までくれば鍵を開けて恐る恐る扉を開いて__「みッッ宮原くんッッ!!!!宮原くん宮原くん早く来て何か俺の部屋が凄く俺の部屋で変だよ!!!!!」なんて普通に聞けば到底理解不能な言葉で相手を呼び。……己の見た室内。それはこの島に来る前に住んでいた部屋と全く同じ内装であり、朝出掛ける前に飲み掛けのまま冷蔵庫にしまい忘れてしまったペットボトルの飲み物まで同じに設置されているのが不思議を通り越して逆に恐怖感を煽り)
>霧生さん
……?何か言いました?
(ふと聞こえた相手の呟きは何かを言ったとは分かったものの内容までは聞き取れなくて、首を僅か傾げつつ上記問い返しつつ振り向き「あっ……そこ花があったんですけど……踏んじゃいましたか。」と相手の足元見て苦笑浮かべれば、まさかわざと踏みつけたとは思っておらずしゃがんで潰れてしまった花を撫でれば"ごめんね"と呟いて。しかし相手から"貸し"の一言が出れば慌てて立ち上がり「貸しって……そもそもその荷物は霧生さんの物じゃないですか!!!しかもそれ、内容によっては自分で荷物持ってた方が良かったってオチになりません……?」と相手の意図する事が分からない分、妙に嫌な予感を感じて反論し)
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