〔Free!/BL〕The Hours and Times〔渚くん募集〕

ちょっとだけ…。
(自分とは反対に真面目に授業を受けている相手の背中をちょっとした悪戯心でペンでつつ、となぞってみて)

…ひっ？！…わあっ、……ぅ…すみません、すみません…！
（無防備な状態と別の方に意識を向けていた為に不意をつかれてはびくりと背筋を震わせれば静かな教室に己の驚く声が響けば周囲の視線を浴び羞恥からか顔を赤くし筒何度か謝り相手の仕業だと分かれば後方へ顔を向けむっとすればぽつり小声で紡ぎ）ちょっと、渚くん…！やめて下さいよっ…もう、全く…貴方って人は…

……ッ！？
(相手の驚いた声に自分も驚いてしまい怒っているのか呆れたように呟く相手が此方を振り返れば罰の悪そうな顔をし苦笑いを送ると顔の前に両手を小さく合わせて)あ、えと……ご、ごめんね怜ちゃん…！

あぁ…大丈夫ですから、ほら、授業に集中し無いとさっきの話…無かった事にしますからね
（未だふすりとした面持ちで返すも許して遣れば再び前に向き直り話を真面目に聞いて）

うぅ…そ、それは嫌……。
(許して貰えたものの先程の話は無しにすると言わると眉を下げれば真面目に授業を受けようとペンを握り直して)

はあぁ…っ、疲れましたね
（ちゃんと反省してた様な相手に頬緩ませる成り早くも授業終了のチャイムが慣ればノートを閉じぐんっと伸びをした後帰りの支度をして）

ふぅ…、んっー！
(やっと終わった授業に伸びをする相手に釣られ自分も1つ伸びをすれば教科書やノートをバックへ詰め込んで)

さて、帰りましょうか
（席から立ち上がれば鞄を背負い相手へ振り向けば優しい顔付きで笑み向けて）

……怜ちゃん…僕、頑張ったよね…？
(隣に並ぶように歩くと授業中の悪戯のこともあったので相手の顔を覗き込むよう確認するような声色で問い掛けて)

始めはあんまりでしたが…後半からは頑張っていましたよ。なので、さっきの話の続きしましょうか
（此方を窺う相手にふわりと笑み左記告げれば先程の話を持ち出して下駄箱へ足を進めて）

よ、良かったぁ…。
（下駄箱で靴を履き替え乍安堵するとまだ悩んでいる様子で相手を見詰め）でも…まだ決まってないんだよね。何にしようかなー…？

無いのであれば、其れで良いですし。ゆっくりで良いですよ？
（己も靴を履き替え爪先をこつこつと床に打ち付ければ徐と歩き出して）

うん……本当に何でも良いんだよね？
（隣を歩く相手をちらりと見上げ再び確かめるように問い掛ければ）

えぇ、勿論。先程言った事以外なら何でも
（歩く歩幅を合わせながら此方を窺う相手を一瞥すればこくりと頷き左記告げて）

じゃあ、さ…今日だけ怜ちゃんの家に泊まらせて…？
（折角なので普段あまり頼めないことを控え目ではあるが直球に述べてみて）

あぁ…そんな事で良いんですか？
其れならお安い御用ですよ。でも、ご家族の方は大丈夫なんですか？其れが平気なのであれば、良いですよ
（そんな事かと思えば上記の事を満たしているのであればと告げて）

だ、大丈夫大丈夫！連絡しといたから！
（呆気なく許可されると一瞬きょとんするも携帯を取り出すと直ぐに姉へとメールを送り嬉しそうな笑顔をみせて）わーい、やったぁ！怜ちゃん家楽しみー。

そうですか？其れなら良いですよ。僕も何だか、楽しみです
（家族に連絡を取る相手の様子に安心すれば此方迄もが何だか楽しみに成り電車に乗って）

…怜ちゃんは？僕、いきなり泊まっても大丈夫なの…？
（電車に揺られ自分も楽しみだという相手にふふ、と笑みを溢すとふと相手のことを気に掛けて）

えぇ、大丈夫ですよ、僕は。歓迎してるので、
（平気だと返せば当然だと許りに上記告げ何時もの駅に到着すれば立ち上がり電車から降りて）