n 2015-02-11 23:28:46 |
通報 |
>相模さん
__ッ、何故その様な目に遭って迄、
( 自身にふつふつと湧き上がるのは”怒り”。普段は温厚な性格ゆえにこの様になった自身を制御する事は難しく。『なんだぁ、テメェ』男達は邪魔された事に対し今の己と同じ感情を沸かせているのか声を荒げ威嚇の様に吼える。然しそんな言葉等に恐れはなく、今は唯主人をこの様な目に遭わせた目の前の人間が憎くて憎くて堪らない。___殺してやりたいだなんて、思う日が来るとは思わなかった。「…覚悟して下さい。貴方は私の1番大切な者を傷付けたのです」刀を緩く振り上げれば狙うは刀を紅に染めた男。軽い一振りに自身の能力を込めれば、鋭い風が相手に吹き付けその身体に深い傷跡を刻む。『ッガ、』と鈍い声を漏らし倒れこむ男と、化け物だと騒ぎ散らす男達にさらなる一撃をと足を踏み出すもその行動を止めたのは傷付けられた本人であり。弱々しい声で、それでいて何処か真っ直ぐな声で、その者達を殺すなと。襲われておきながら、何故その様な優しさを彼は持っているのか。思わず上記を落とすも、何時も温厚で人を殺すことを嫌がる主人の姿を思い出せば眉を下げつつ段々と理性を取り戻してゆき「_____…貴方は本当に、優しい方です。大丈夫、命までは取りません」普段通りの表情に戻り優しく微笑めば相手の手を両手で包み込んで自身の足から離し。直ぐに男達に刀を向ければ、真横にある大きな木目掛けて力強く刀を振り下ろし。すればその木は能力を受けたが為に音を立てて切れ落ち。「_お逃げなさい。さもなくば貴方方も、同じ目に遭わせて差し上げます」にっこり、微笑めば男達は倒れた男を肩に担ぎ情けない声を漏らしながら逃げて行く。自身は再び主人の元へと駆け付け、膝をつく様に地面へ向かえばその身体を強く抱き締め何も言わず )
トピック検索 |