主 2015-02-02 23:04:28 |
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>筒隠さん ( >50)
っ、いやアンタ絶対気付いてんだろうが。…い、良い着物持ってるじゃねぇか。こっちに寄越せ。
(一面が青く、何処までも広がり雲一つない空。太陽の日差しは暖かく、今日程良い天気の日には外で思い切り身体を動かすのが一番理想的などと呑気に考えていた矢先、態とらしい彼の発言にハッと我に返り。思わずツッコミを口に、それもそれも簡単に姿を現してしまえば内心『やべ…、』と鼓動が強く脈打ち。ただでさえ声がでかいというのに、何をしているんだ俺は、と後頭部を掻き鈍い頭をフル回転させスムーズに何の抵抗もなくボールを返して貰える方法を考え。相手は人間だ、体力で勝負なら未だしも頭脳では負ける自信がある。けれどスポーツ馬鹿は諦めず此処は賢く、"褒めて良い気分にしてから返して貰おう作戦"を決行し。よし、っと覚悟を決め自ら彼の前に立っては早速世辞ではなく己の惹かれた着物を褒め。しかし見れば見る程、着物は魅力的で。彼の場合、黒髪に白い肌は本当にはえる。尚、着物を綺麗に見立てていると感心すらし。その所為で、言葉を失ってしまえば、慌ててとってつけたかのように、本題であるボールを返せという言葉。しかしこれではまるでその着物を此方に寄越せと言わんばかりな文の並びになってしまい。)
>羽狸 ( >52)
まぁな。…っ、アンタ猫と相性悪りぃんだな。随分丁寧に巻いてっけど、引っ掻かれでもしたか?
(同じ学年というのも有り、割と身近な存在である相手の性格上特に素直では無い事を把握している為、皮肉を言われるもくいっと口角を上げ特に気にする訳でも咎める訳でも無く何処か愉し気に視線を向けて。コイツでも喧嘩すんのか、と怪我の理由を不思議に思いふと何かを感じとったのか一度立ち上がれば彼の後頭部に手を添え茶色頭を此方へ引き寄せ、髪に鼻を近付けてはスンッと匂いを嗅ぎ。『猫か…、』直ぐに彼を開放し再び腰掛けると、膝の上で頬杖をつきからかうような口振りで意地悪そうに笑んで問い掛け。それにしても、"猫とタヌキ"という童話のタイトルが何処かに有りそうで、其れが我ながら面白かったのか笑いを堪えるように口元を手で覆い視線を逸らし。)
>西園寺さん
…はぁ、っ…悪りぃ。怪我してねぇか?…って、おま、陰陽…師ッ…。
(放課後の静まり返った廊下を、騒がしく走り回るのは大型犬のような鬼で。補習を受けずに逃走を図っては、ほぼ日常化している教師との追いかけっこ。"捕まってたまるかよ"、何て満更でも無く楽しそうに息を零しながら、笑みを浮かべ。ある程度走った後、背後を振り返りながら足元を緩め助走しては教師を撒いたことを確認し。さて、この後どうするか、と安心しきって踵を返した瞬間、予想外に目先に人が映り『やべ、ぶつかる』と思った頃には遅く、鈍い衝撃が走り、体勢を崩しそうになるも何とか堪えぶつけた所を摩りながらぶつかってしまった相手に謝罪を口に手を差し出すが、苦手な陰陽師だと認識した途端、ゾゾゾと悪寒が全身に走り。口元をひくりと引き攣らせ、バクバクと激しく脈打つ鼓動と共に内心やばいやばいやばいと復唱し。)
( 初めまして、鬼島背後です。稚拙な文で恐縮では有りますが、ロルテに絡ませていただきました!非常に面倒な性格の鬼らしくない鬼ですが仲良くしていただけると嬉しく思います。これから、よろしくお願い致します。 )
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