主 2015-01-10 01:28:16 |
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>菅生くん
うん、ごめん嘘でした。私も気持ち悪かった…。
(自分でも気味が悪かったのは承知の上であった為、相手に指摘されれば実にあっさりと嘘を認め、ぶるりと身を震わせながら思わず鳥肌の立った腕を撫でて。)
うん、本当ごめん。多分それ私だ。
(耳に届く疲労しきった声が零す愚痴には既に思い当たる節しかなく、電話を耳に当てたまま頭を軽く下げては再び謝罪し。その情報量の多さと顔の広さから仲介人としての仕事を請け負う事も少なくはないが、繋いだ相手を疲弊させてしまっては元も子もない。今後このような事がないように注意せねばと思い知らされて。塞がっていない方の手でプライベート用の端末を取り出せば、これ以上相手に関する情報の不必要な拡散を防ぐように、との旨を記したメールを仲間に送り。そうしている間にも相手の家に着々と近付いていくものの、家の方を指定してから後付けされるようにして呟かれた言葉に首を傾げ。「了解、そうさせてもらうよ」家の前へと到着すると同時に切られた通話を此方も終了させ再びポケットに戻し、遠慮なく玄関の扉を開けて中に入って)
おじゃましまーす。
>播磨さん
さてね、私の所にこんな依頼が来たのも初めてだったし。…ただ、さっきみたいな戦闘が原因の一つなんじゃないかな?
(やはり機械の力を借りても簡単には見つからないらしく、相手の呟きに落胆の色を見せ。他にも何処か良い隠れ場所となりそうな建物はなかっただろうかと考えていると、不意に相手から質問と思しき言葉を投げかけられ首を傾げて。此処に来る前段階で自分も同じ疑問を覚え軽く調べてはいたものの、納得できる答えは得られないままで。だからこそ此処に足を運ぶ事になったわけであるが、先程の相手の戦い方を見て自分なりに考えは纏まっており。自分もその能力の特異性にはしゃいでいたが、考えてみれば普段からあの様な状況のまま場を放置しているのであれば組織の者たちが躍起になって相手を探し回るのも無理はない。仲間があのような仕打ちを受ければ当然その犯人を追いもするだろうし、最初はそれ程重要視されていなくともあの惨状を何度も生み出しているのならだるま方式で徐々に大きな標的として見做されるようにもなるだろう、と自らの考えを述べ)
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