主 2014-10-14 07:30:11 |
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>ハントリー
…そんなこと言われたら先輩を閉じ込めたくなっちゃいます。
( 独占を許されてしまうと"もっと"と欲張ってしまいそうになる。他の誰にも笑い掛けて欲しくないし出来ることなら何処かに閉じ込めて自分しか見れない様にしたい、なんて。こんな醜い感情が己の中にあったことに自分でも驚いて内心戸惑い。「意外ですね、手術の時だけでは見足りないんですか? 3歳しか違いませんよ。優しくするんで安心してください。先輩ってそ-ゆ-経験なさそうですし。…なんとでも言ってください。」卑怯だと言われても気にする様子はなく相手の寝顔を見るためなら何を言われてもいいと開き直り。相手の為ならどんな卑怯なことでもしてしまいそうだなんて考えては苦笑漏らし。子供のようにぎこちなく言葉を発する相手の様子に実感湧かないのだろうかと少し笑ってしまい。抱き締めた状態のまま相手の後頭部に手を置くと"..俺が幸せにしてあげますからね。"と今まで相手が苦しんでいた分幸せにしてあげようと決めて。抱きたくないのかと聞かれれば思わず吹き出しそうになるも何とか真顔を保って「誘ってるんですか? 抱きたいに決まってるじゃないですか。」と愚問だと言わんばかりに即答し。 )
>リウス
そんなものを手に入れたって何も変わらないのに。
( 施設の情報を手に入れて何が変わるというのだろうか。脱走の成功率が上がる程度で己には無意味なように思えて相手の気持ちは理解できそうもなく。不意に距離を詰められて引き金を引こうとするが手に力が入らず、気が付いた時には相手に銃を構えさせられている状態に。銃の先には駆け付けて来る研究者。暗殺をやっていた相手が照準を定めたのだからこのまま引けば確実に目の前の男は死ぬだろう。耳元の狂気じみた囁きを聞けば先程は己の言うことを聞かなかった指に勝手に力が込められる。「……っ…や、めろ…。」捻り出すように強い語調で呟かれた言葉は相手に向けたものか、それとも言うことを聞かない自分の体に向けたものか。ギリ、と唇を噛んで発砲と同時に持てる全ての力で無理に腕全体を動かし、僅かではあるが弾の軌道を変えて。弾が研究者の肩を掠めて飛んで行くのを見届ければ全身から力が抜けて膝から崩れ落ち。 )
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