ぬし 2014-09-15 01:25:36 |
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>アリス
貴女は花を荒らされたことに怒っていたのね.....その心は、ステキだわ
(彼女が向ける視線の先には花弁を落としぐったりと頭を垂らす花、どうやら名も知らない彼が花壇に座り込んだ時散らしてしまったようだ。
散った花をよみがえらせるような術を持たない朝夜には、これを彼女の頭から拭う事は出来ない、が本の虫を飼っているだけあって散ってしまう花を、美しく面影を残す術なら知っているのだ。
彼女の目じりから輪郭へ流れていく涙をそっと指で拭い、抱き上げる。
アリス、この花は私が預かっても?
(落ちてしまった花弁も頭を垂れた花も、等しく、乾燥した紙が押し花にしてくれるのだ。
いつか散ってしまう花を先人は、その面影でも残す方法を書を通して教えてくれる、彼女が気に入るかどうかは賭けに近いながらこのまま土の肥やしにするより、目に優しいはずだ。
抱き返される力がやや弱く彼女の様子を再度伺うと、ぐったりとした様子からおそらくは炎天下の脱水の可能性を感じる、保健室へ連れて行って保水させなければならないだろう。
校舎へ目線を移すと保健室の場所を目測で測る、400mほどで校舎につくだろうが普段の足で彼女と彼を担いだら10分ほどかかるだろう。
しかたない、と両目を閉じ集中。すると、ボッと言う炎が燃え上がるような音を立てて白い人魂が朝夜の周りに浮かぶ。
続いて朝夜の制服が白い墨に塗りつぶされるように染まると見る見るうちに形を変え、魔法器を纏った姿に変身する、この姿で居る時は通常の何倍も力が出せるのだ。
彼と彼女を同時に抱えると、風で花を倒さないよう花壇から離れ、校舎へ向かって助走をつけると跳躍。
空を跨いで校舎の入り口へ着地し、普段は規則を守って歩く所だが念のため走って抜け、保健室の扉を開くと先生の姿は無いがベットは幸い空いていた、両者をベットに寝かせ、すかさず冷蔵庫から保水液を見つけ出すと蓋を開けてアリスの口元へ近づけ。
(夜中のレスは誤字多くていやだあああああああああ!!)
(そしてそのまま首筋に牙を立てて...← デレてる!!お人形みたいなアリスちゃん最高!!うぃひひ!←)
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