ぬし 2014-09-15 01:25:36 |
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>宗一、ヴィクトール、パトリシア、(ALL)
ほら、”ヴィクター”。そんなに震えてばかりいないで、もっと近くにいらっしゃい。
(城の自室の一角に豪華なペルシャ絨毯を敷き、その上に大小様々なクッションを置いて、香を焚いた異国情緒溢れるスペースに一人、柔らかなクッションを背もたれにして寛いだ様子で座る少女が一人。ペットである鬼目族の”ヴィクトール”を退屈しのぎに地下牢から呼び寄せると、自分の一挙一動に怯える彼の様子を満足げに視界の端で捉えながら、給仕係として、あれこれとこき使ってやり。時折、彼の首につけられた首輪の紐を引っ張るようにして指示を与え、砂糖菓子を己の口元まで運ばせながら、頭の中では討伐に出かけた者達へと思いを馳せて。弟や彼に付き添う者達が死んでくれるに越したことはないが、彼の護衛はそう脆くはないだろう。それに、薄汚い低俗なあの男に弟を護衛する者以上の力と知恵があるとは思えない。だが。万が一ということもある。十分な痛手を与えることができれば、此方で手ずから可愛がることもできる。問題は、あの男が何らかの致命的なミスを犯し、生き残っていた場合と自分自身に繋がる証拠が弟の護衛に渡っていた場合の二つだ。そうなれば、追及されることはまず間違いない。とはいえ、今の段階ならしらを切り通すこともできよう。牢獄暮らしも悪くないが、まだまだ痛めつけたい輩は大勢いるのだ。そんなことを思っていると、不意に、手を震わせた”ヴィクトール”が砂糖菓子を床へ落とした為に、反射的に、首輪につながる紐を思い切り引っ張り、彼をひざまずかせると、左手の中指にはめた指輪に口づけ、魔宝器「アリス」を発動し、鋭く鋭利に尖った爪を彼の喉元にあてて)
――二度目はないわよ。
(そう言って相手を脅し、涙ながらに頷く相手へ、躊躇いもなく「アリス」で彼の左耳を削ぎ落として。左耳を両手で抑える様にして懸命に痛みを堪えながら、しかし決して叫んだりしないその姿を見れば、むず痒くなるほどの快感が胸の奥に沸き上がり「だからあなたは好きよ」と彼の方へ手を伸ばし、衣装が血に染まることも厭わず、彼を抱き締め甘く囁くと「もうお行きなさい」と微笑んで、暗に止血の為の退室を促し)
(/本編の方にも久しぶりに顔を出させて頂きます。ペットで鬱憤を晴らす今日この頃← 絡み辛いかと思いますが、上の文に直接絡んで頂いて構いません。ひ、久しぶりすぎてALL別にロル書く体力が…OTZ← さてさてラスボスって何したらいいの?このままお茶飲んでていいかな?← この先の展開にガクブル...じゃなかった期待しながらマターリしてますね←)
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