ぬし 2014-09-15 01:25:36 |
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>アリス
(その日いつも通りに過ごすはずのその日、少し早目の昼食を済ませ手持無沙汰に中庭への小道を抜け暑さしのぎに滝の付近で読書でもと現在地から先に見える教会にさしかかろうと言うところ鼻に刺さるような錆びた鉄に似た異臭が突然として襲いかかって来る、不快なその臭いに咄嗟に鼻と口を覆えば下腹からこみ上げるその生理現象を抑えながら教会を壁伝いに回り込んで行く間小鳥が歌う如く可憐なそして無垢な少女の声が音の濁流の中を流れつきその声に歩を止めると、耳をよく澄ますも音として知覚することも困難なほどに距離があるこの場所では姿は見えず何をやっているのかもわからない。まして彼女がしようとしている事も知らない、知ってはいけないのかも知れない。だがそんなこと今の朝夜は知る由もない。朝夜は興味と不穏な血の匂いに誘われたただの生徒なのだ、そろりそろりと壁から半身を出して墓地を覗く、いや覗こうとしたが、けたたましく滝の音を割いて女性の悲鳴に遮られ咄嗟に身を引いてしまった。パキッと小気味いい枝が折れる音が足元で鳴るしまったと頭に浮かぶころには次々と誰のものともつかない悲鳴の連鎖が耳に届き朝夜の意思を再び墓地へ向けさせるのだ、またそろりそろり身長に墓地を覗く。その先にたうちまわる生徒たちを見下ろす少女が見えた、彼女が一体何をしているのかわからなかったが咄嗟にやめさせなければと思った。声が、声が口からうまく出せない、やめさせようと声を出そうとしたのに喉が命令を受け取らないのだ、そんな事をしているうちに目の前の光景は一つの境を越えた。少女は目前の人間を、まるで弄び飽きた人形がごとく四肢を切断しこともあろうに彼女の魔法器であろうそれは何度も、切り刻み千切り人の形をとどめぬほどに滅茶苦茶にした、その場に釘づけにされたように身体は動かない、身体から熱が無くなっていくのを感じる、目の前の光景は衝動が嘘だと言っている、だがこの現実を目にして何処に嘘があろうか?いつの間にか少女は血みどろになり残る生徒たちは滝つぼへ落とされていった、彼女は手に剣を持ち跪く力無い生徒までも手にかけ殺してしまった、あまりに浮世離れした光景はほんの数分の様にも思えた数時間にも思えた、定かではない時間が過ぎ去ったあと彼女は中庭のほうへと歩き去ってしまう、遅れた感覚を取り戻し激しい怒りと悲しみは彼女へと殺意を目覚めさせるに十分だったのだ「.....駄目だ...駄目だ駄目だ駄目だ、あんな奴を生かしていてはダメだッ!」放たれた身体は真っ先に彼女を追いかける殺気を放ちながら魔法器である白い拵えの刀を引き抜きながら、今まさに素っ首に刃を振り下ろさんとしながら
(アリスちゃぁああああああああああああああああああああああああああああん←待ってたよアリスちゃん!予想通りにマッド具合がかわいいよぉはぁは(黙←返レスに1時間以上使うとは....長レス嫌い....)
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