ぬし 2014-09-15 01:25:36 |
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>宗一
…全く、こんなもので済むとは安いお礼だわ。
(たしなめる口調こそ呆れを滲ませているものの、からかうような相手に物珍しさからか顔をほころばせ。命を救ったのだから、本当ならば我が儘を言って然るべきなのに。無欲なのか、はたまた思惑ゆえか計りかねる眼差しに視線を戻し「…っ!…貴方がそう言ってくれるのなら、私も貴方の味方よ。柳生宗一」告げられたのはたった一言。しかしその言葉には不思議と偽りの気配などなく、瞳を煌めかせ、熱の籠った声音で答え。今は無理でもいずれ手を貸してくれる、そんな期待を胸にゆっくり歩き出し)
>シャノン
何度も…いいえ、私のほうこそ思い出させてしまってごめんなさい。嫌な気分にさせてしまったわね。
(深入りしそうになるが寸でのところで口をつぐみ。困惑と悲しさがないまぜになったような表情に罪悪感を覚え、自身の軽率な問いかけを悔やんで。相手の言う"何度も"見た光景が皇帝の行いによるものか、また別のものかはわからないまでも、己の非であるかのように拳を握り)
>メイ
ありがとう。メイも何かあったら…ちょっと!前を見て走りなさい、転ぶわよ!
(突然慌て出す相手に目を白黒させ、駆けていく背に遅れて手を振り。なにやら母親じみた心配をしてしまった、と恥ずかしげに口元を押さえ、その指に残った熱を頼もしく感じながら自身も歩き出し)
ふう、少し休まないと…
(屋外にて、いつもの西洋剣ではなく一般生徒用の剣を振るい鍛錬に励んでいて。ふと沸いた歓声につられて行けば部活らしき一群がいて「プール…!気持ちよさそうね」体を動かした後だからか、きらきら跳ねる水はとても涼しげに見え。相手には気付かずフェンス越しにじっと眺めていて)
>ノア
そうね、本当に久しぶり。…形はどうあれ嬉しく思うわ。
(ゆったりと揺れる馬車の中では、事後処理なる仕事へ向かう途中だと忘れてしまいそうで。賛成など永遠にできるわけがない。普段ならばそう声を荒げただろうが、子供の頃に見たような穏やかな表情、そして何か意味ありげな調子に言葉を飲み込み「…あなたは、賛成できるの?」スカートの裾を握り締め、そろりと相手の顔を見やって)
>パティ
恐れ多いものですか。あなたのような理知的な女性が思想を訴えれば、国民の賛同も得られるのかもしれない。そう思ったのよ。
(むず痒い頬をさすりつつ、好意的な反応にひとまず安堵し。生徒もまばらになってきた周囲に視線を逃がしつつ言葉を継げば「…だって我ながら、私に足りないのは冷静さだと思うもの」暗に自分の仲間になれと訴えているようなものではないか。気をゆるめすぎた、まだ”どちら側か”すらわかっていないのに、と屈託なく笑いながら後悔し、誤摩化すように付け足して)
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