ぬし 2014-09-15 01:25:36 |
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>シャノン
…………あら?
(壇上の騎士もはけ、生徒たちが微妙な表情をしながら会場を去っていくのを見送りながら嘆息し、大分数が減った所で特に表情を動かすことなく同じように出て行く生徒を眺めていた相手に気付き)
>アローザ
そうですか……よかった。
(上から下まで相手の姿を眺めると本当に大丈夫な事を確認してホッと息を吐き、悔やむ様子の相手に緩く首を横に振って「いいえ、どれだけの生徒が、あなたの言葉に救われた事か……失礼いたしますわ」と手を伸ばして相手の強張った頬をほぐすように手を添えて微笑み)
>メイ
それは、わたしも同じだわ…。これ以上上には行けないのに、この場所では結局何もできない。
(見せしめを目の前にして動けなかったのは自分も同じで、力であるはずの爵位が行動の邪魔となるジレンマに唇を引き結んで。握られる手の強さが相手の悔しさをそのまま表しているようで、やりきれなさに目を伏せ)
>柳生宗一
ご機嫌麗しゅう、皇帝陛下。……騎士の方にお伺いしたところ、パラディンとしての呼び出しでもあるとの事でしたので、同行させましたわ。
(慣れた足取りで玉座の目の前まで進むと跪き、挨拶を述べると当然ともいえる質問にちらりと斜め後ろの相手を見遣ってから、少々傲慢なお嬢様の気まぐれと言った様子で普段よりもあどけない微笑を浮かべながら述べて)
>ノア
まだ、そう思って下さるのなら……わたくしは最善を尽くしましょう。
(離れて行く相手の背中を見つめ、自分の考えを正しいと感じてくれるのならば、まだ皇帝と同じ道を辿らない可能性もあると考えて。会場を出て物陰に隠れると鉄扇を取り出し「カエルム……力を貸して」と小さく呟くとふわりと身体が浮き、次の瞬間には地面を蹴って件の男爵家に向かって飛び立ち、事を荒立てないように先回りして伝えようと考え)
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