微塵粉 2014-08-30 18:46:13 |
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はぁ、俺の馬鹿…(先程の過ちに後悔のため息を洩らしては片手で顔を覆っていて。そんな気持ちを降りきろうと顔まで布団を被り重い瞼を閉じて。
…(外の光だけで十分明るいため電気を消して。上向けにソファーへ横になれば先程の事を思い出し妙に鼓動が高鳴ってしまい。考えるな、と首を左右に振れば体を横にし瞼を閉じ。
よし…(少し早めに起き先に身支度済ませては朝食をテーブルへセットし小さく納得の声もらし。約束の時刻になり寝室へ入っては「なったぞ6時半。起きろ」カーテンを開け無防備に寝顔晒す相手に近付き言って。
子供か…(後50分と長すぎる時間を告げられ小さく溜め息混じりに呟き。また眠ろうと顔を隠す布団を掴むとはがし「起きないなら先行くぞ」眩しそうに表情歪める相手を覗き込むよう見つめつつ言ってみて。
え、待ってくださ……(相手の言葉にどこか慌てたふうな声色で飛び起きると目の前に相手がいて安堵のため息を吐き。次に上記の言葉に恥ずかしさがにじみ出てきては目を逸らして「おはようございます…」と呟くように挨拶して。
…おはよ(良く目を逸らされるなと内心思いながら呟くよう告げられた言葉に返事を返し。起こす役目は終えたため寝室から出て行けば他の用事をして。
俺雇うまで、朝どうしてたんだ?(用事を済ませ自身もリビングへ戻ってくれば、テーブルの椅子へ腰降ろし気になったらしく問い投げ。
他のが居たのですが、家の事情とやらで…(思い出すとはぁとため息を吐くと「かなり有望だったんですがね…」と呟き。珈琲でも飲もうかと席を立ち、キッチンへ向かおうとして。
…何かするなら、言えよ。(有望だったと聞かされ面識ないものの以前の執事に対抗心沸きつつ。席を立ちキッチンに行こうとする相手の手を掴めば自身に言えとゆうよう上記を述べ。
……じゃあ珈琲お願いします。ミルク多めで(手を掴まれ、振り返ると相手の言葉に数秒沈黙するとくすりと笑い上記を頼んでは元の座っていた席に戻ろうとしており。
…、(ミルク多めと珈琲頼まれ納得しつつクスリと笑みを零した相手の表情を見て、頭の中では昨日の事が思い出されており無意識だが掴んでいる手を離せなくて。
あ…、いや、…何でもない(嫌そうな視線を向けられハッとした様に無意識故に口ごもり。直ぐ掴んでいた手を離すと何でもと答え。キッチンに行けば頼まれた珈琲を作るため湯を沸かせ。
(少しして湯が沸き珈琲をカップへ淹れると座って待っている相手の所へ運び。前に置けば「外出てるから」と鞄だけ持ちリビングから離れると玄関を出て。
…っ、(玄関を出ようとしていたが服の袖を掴み引き留められ、驚き振り向けば取り敢えず玄関を閉め。「なんで。」一人で飲めるだろうと疑問視的な事から問い掛けてみて。
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