主 2014-07-24 22:20:32 |
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>烏丸さん
………まぁ、色々言いたい事はあるけどもうええわ、俺としては謝罪よりも心配してくれて有難うとかお礼の方が聞きたかったんやけどなぁ
(相手の憎まれ口には相手らしいと苦笑いを浮かべるも思いがけない相手の謝罪にはキョトンと呆けてしまって、すぐにハッとなっては誤魔化すよう上記を述べるも嘘は言っていない。思い返せば中々理不尽で怒りすら覚えてもいいぐらいのやり取りではあったが、普段の自身であればあの程度の事を言われ泣くなどまずありえず、その前に相手の倒れている姿を見て気を動転させてたのが原因だと自分で思っていたため、そもそも相手のせいだなんて思っておらずその為謝罪よりも礼を言われた方が嬉しい。そう思いながら頭を下げる相手の肩をポンポンと叩きつつ述べて。さて、どうしようかと目の前の相手を見ては何を考えているのか、動こうとしない様子を行動に表すまで観察していようとぼんやりと見ている事にして。動き出した相手の行動は全くの予想外であり、自分の頬に触れる相手の手は優しく、相手から告げられたものは自分の待ち望んだ言葉で。目元に口付けをされれば一気に顔が熱くなり、自分が今頬が赤くなっているのは自分でもよく分かる「か、からすさ…!?」と振り絞って出した声はそれだけで、相手の行動は友人にやるものとは思えず、しかし相手の意図も分からず、予想以上に高鳴る鼓動に戸惑いながら自分に出来るのは赤くなった頬を隠す事と相手から顔を逸らす事だけで。突然と肩にかけられた物に驚き耳をピクと反応させるもそれが自分の羽織だと気づけば「お、おん…どういたしまして。でも気にせんといて、あんなん姿でおられたら困るし。俺が勝手にしただけやて、まぁキミの助けになれたなら嬉しいわ」と戸惑いながらもこんな羽織一枚が相手の助けになったのならばいいのだと述べた通り嬉しげに笑い。戻るぞ、と言う相手の声音は何時ものように自信の溢れたもので、でもその中にある優しさにふは、と自分もいつも通りの気の抜けた笑いを溢し差し伸べられた手を握れば「おん!」と元気よく返事をし。立てるかなんて心配してくれている相手ではあるが相手は病み上がり、そして相手は裸足である「心配せんといて、つかむしろキミの方が心配やわ。少し前まで倒れてたんやで?キミの方が平気かいな」と苦笑いを浮かべつつ、そういえばと頭に浮かんだ左程ない身長差。しかし今の状況ではそんな少しの身長差も背負えば相手にとっては辛いものになることは十分承知で、そもそも自分は健康であり普通に立てるし歩ける、むしろ背負った方がいいのは相手だろうと相手の体調を心配して)
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