主 2014-07-24 22:20:32 |
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>烏丸さん
……ッ、…ばっかじゃないのこんな時にまで強がっちゃってさ。そんなに俺の事嫌いなら冷たい言葉だけはいてくれればよかったんに、そうすればキミを気に入る事もなかったし倒れてるキミを放置するくらいには外道になっとったわ…ッ!
(死んでいるのではないかとも思っていた相手の瞼が開いた事には大変安堵し頬を緩めれば痛い場所はあるか聞こうと口を開きかけるもその前に発した相手の一言に凍り付いて。壁に凭れ掛かり顔を隠すようバスタオルを深く被る相手の行動はまだ本調子じゃないのだろう、怠さが見えていて、そんなに辛そうなのに相手の言葉は冷たいもので、もしここに居合わせた人が自分じゃなければ心配いらないとかもっと違う事を言うのだろうかと思えば、溢れ出しそうになる涙を堪えるために床についた自身の手を強く握りしめ。関西の方に長く滞在していたためかバカと言われるのも言うのも気が引け普段はアホと言っているものの今、それを気にする余裕もなく静かに上記を述べ。自分が見るからに辛そうなのに強がる相手の姿を見ると、そこまで自分に倒れている姿を見られたくなかったのかと思ってしまい。自分が嫌いなら、だなんて一切言うつもりなんてなく思ってもいなかった、しかしこうして口に出しているのだから心の何処かで思っていたのかもしれないと思いながら、一度口に出してしまえば止まる訳もなく最後まで言い切ってしまうと自分の握りしめた手にポタリと冷たいものが落ちてくる感覚、あぁ泣いてしまったのかと自覚するのにそう時間はかけずもう泣きかけてたからなと相手が倒れてるのを見た時の事をぼんやりと思い出し、だがこんな姿を相手が見ても困るだけだと静かに立ち上がるも腰にタオルと頭にバスタオルしかかけてない相手をそのまま放置など出来ず。肩にかけているだけだった羽織を広げ相手の頭に被さるようかけ、それは背を向けようとしてる自分の顔は見られないだろうと思っての行動で「…暑いかもしれんけどそない姿でこんな所おられたら皆驚くやろ、動けるようになったらそれここに置いとき。後で取りに来るわ」と言い残しどっか行けと言われた通りにその場から立ち去ってるも一階にある自分の部屋に行くのは気が引け向かったのは玄関で。半ば飛び出すよう出てきた外は相変わらず暑く、壁に背をつければ中々止まらない涙を落ち着かせるよう座り込んでは立てた膝に顔を埋め短く息を吐いて)
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